「みんな」は中国語で何と言う?
「みんな」に当たる最も一般的で幅広い場面で使える中国語は「大家」です。ただし、文脈や品詞によって使い分けが必要です。特定の人々を親しみを込めて指すなら口語の「大伙儿」、不特定多数の「人々」を指すなら「人们」を用います。また、主語を受けて「みんな〜だ」と述べる副詞としては「都」を使います。
使い分け
- 大家
最も標準的で日常会話からビジネスまで幅広く使える表現です。その場にいる全員や仲間全体を指します。
大家好!
みなさん、こんにちは!
- 都
「すべて、みんな」を意味する副詞です。名詞ではなく、動詞や形容詞の前に置いて主語全員の状態を説明します。
我们都去。
私たちはみんな行きます。
- 人们
世間一般の人々や不特定の多数を指します。ニュースや文章語などで客観的に人々の様子を述べる際によく使われます。
人们开始关注健康问题。
みんな健康問題に関心を持ち始めた。
- 大伙儿
主に北方方言に由来する親しみのある口語表現です。家族や同僚、仲間うちに対して「みんな」と呼びかける際に適しています。
大伙儿一起加油吧!
みんなで一緒に頑張ろう!
よくある間違い
✕ 我们去みんな(我们大家去を意図して副詞位置に名詞のみ置くなど)/ 都好!(挨拶として)
○ 大家好!
「都」は副詞なので単独で呼びかけに使えません。呼びかけの「みんな!」には代名詞の「大家」を使います。
✕ 大家都
○ 大家都很高兴。
「大家」と「都」は一緒に使えますが、「都」は述語の前に置く副詞であり、文末や名詞の直後で止められません。
「みんな」のよくある質問
Q. 「みんなで食べよう」はどう言いますか?
Q. 「大家」と「都」は一緒に使えますか?
例文
コアイメージ
同じ場にいる人全員を指すまとまり
関連語
使い方
類義語との違い
大家: その場にいる人全員を指す代名詞。
大伙儿: 口語で使われ、場にいる人全員を親しみを込めて呼ぶときに使う語。
各位: 会議や式などのフォーマルな場面で、集まっている人全員に敬意を込めて呼びかける語。
人人: 一般にすべての人を指して使う語。
中国語での定義
語源
「大」は大きいことを示し、「家」は家族や家を示す字であるため、元来は『大家庭』の意味で多くの人を含んでいた語である。その意味が場の外延へ広がり、ある集団や場にいる全員を指す代名詞として定着した。
コラム
- 口語では地域や話し手によって「大伙儿」などの別形が使われることがあり、意味はほぼ同じだが書き言葉では「大家」を用い、フォーマルな場面では「各位」を使うことが多い。

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例文
コアイメージ
個々を取り出さずひとまとめに扱い全体が同じ行為・状態にあるという観点
使い方
類義語との違い
都: 主語に用いる副詞で、複数の人や物をまとめて同じ結果や状態を指す副詞。
一起: 複数の人や物が同時に同じ動作を行うことを示す副詞。
中国語での定義
語源
字形は人を表す要素と邑(まち)を表す要素から成り、元は都市や行政の中心を意味したが、『集まる』『全体』の意味へ拡張され、口語で副詞dōuとして『みんな』『全部』の意味が定着した
コラム
- 都と『全部/全』は似るが品詞と位置が異なり、都は副詞で主語にかかり、全部は名詞や数量を修飾することが多いので文中の置き場所で使い分ける
例文
コアイメージ
多数の人をまとめて指す集合体。
使い方
類義語との違い
人们: 多くの人をまとめて指す語で、一般論や書き言葉で使われることが多い。
他们: 話し手と聞き手を含めない、ほかの人たちを指す語。
大家: 口語で使われ、聞き手を含めて親しい感じでみんなを呼ぶ語。
中国語での定義
語源
「人们」は「人」と複数を示す語尾「们」が結合した語で、「们」は繁体字の「們」を簡略化した字形で人を複数にする機能を持つため、「人们」は『多くの人々』を表す表現となった。
コラム
- 口語ではよりくだけた「大家」が使われることが多く、書き言葉や一般論を述べる際に「人们」を用いると自然で、文中で「都」や「常常」と併せて普遍性を示すことが多い。
例文
コアイメージ
場にいる人全員を軽くまとめて呼ぶ口語的な呼びかけ。
関連語
使い方
類義語との違い
大伙儿: その場にいる人全員をまとめて親しく呼びかける、口語の表現。
大家: 場にいる人全体を指す、日常でよく使う呼びかけ。
各位: 聴衆や集まりの人々に対して丁寧に呼びかける表現。
诸位: 複数の聞き手に対するやや改まった呼びかけで、書き言葉でも見られる。
人人: すべての人一人ひとりを指す語。
中国語での定義
語源
「大」は量や範囲の強調、「伙」は仲間・人々の意、「儿」は北方話の口語的語尾で合わさり大勢の仲間を指す語になった。
コラム
- 友人や同僚など親しい相手の集まりで使いやすく、目上や正式な場では別の表現を使うほうが無難。