quote ~ unquote

quote ~ unquoteのイラスト

意味

〜と引用して距離を置く

解説

引用していることをはっきり示す言い方。相手の言葉をそのまま取り上げる感じがあり、少し距離を置いた皮肉っぽさが出ることもある。

例文

How did he describe the plan?

彼は計画をどう表現したの?

Quote "We will proceed as planned" unquote

「予定どおり進めます」と言っていたよ。

使う場面とニュアンス

カジュアル

人の発言や、誰かが使った表現を口頭でそのまま引用するときに使います。単なる引用にも使えますが、引用部分に疑問や皮肉を込め、少し距離を置くニュアンスになることもあります。

会話で使ってみる

日常

What did Maya call the new policy?

マヤは新しい方針を何て呼んでたの?

She called it quote, “a bold step forward,” unquote.

彼女は「大きな前進」だって言ってたよ。

友達

Did Leo like the new movie?

レオは新しい映画を気に入ってた?

He said it was quote, “perfect,” unquote.

彼は「完璧」だって言ってたよ。

So he really hated it?

じゃあ、本当は大嫌いだったの?

仕事

What did the manager promise?

マネージャーは何を約束したの?

He promised quote, “flexible hours,” unquote.

彼は「柔軟な勤務時間」を約束したよ。

Let’s see if that actually happens.

本当にそうなるか見てみよう。

言い換え・似た表現

こう返す

よくある間違い

  • ✕ quote and unquote “a bold step forward”

    ○ quote “a bold step forward” unquote

    この表現では、引用の始まりに quote、終わりに unquote を使います。and は入れません。

  • ✕ quote to unquote “a bold step forward”

    ○ quote “a bold step forward” unquote

    quote の直後に to は置きません。引用する語句を quote と unquote で挟みます。

よくある質問

quote ~ unquote はどんな時に使う?
人の発言や、誰かが使った表現を口頭でそのまま引用するときに使います。引用した言葉に皮肉や疑いを込める場合もあります。
quote ~ unquote は失礼?
表現自体が失礼というわけではありませんが、引用部分を茶化したり疑ったりする響きになることがあります。相手や場面によっては、より中立的な He said ... のほうが無難です。
「quote unquote」の直訳や本来の意味は何ですか?
「引用始め、引用終わり」という記号を言葉で表した表現です。もともとは電報や口述筆記などで、引用符(クオーテーションマーク)の開きと閉じを口頭で指示するために使われていました。現在では他人の言葉をそのまま引いて「いわゆる〜」「カギ括弧つきの〜」と言いたいときの前置きとして日常的に使われています。
語順は語句を挟むのと前に置くので違いはありますか?
どちらも正しく通じますが、現代の口語ではまとめて前に置く形が広く定着しています。本来の形は quote his words unquote のように語句を挟み込みますが、日常会話では quote unquote expert(いわゆる専門家)のように2語をセットで名詞の直前に置き、形容詞のように修飾する用法が一般的です。
なぜこの表現を使うと皮肉や疑念のニュアンスが出るのですか?
話し手が「自分自身はその言葉を認めていない」という距離感を示すためです。世間の呼び名や他人の主張をあえて引用の形にすることで、「世間や本人はそう言っているが、実際は疑わしい」というニュアンスが生じます。そのため、看板倒れの肩書や実態と合わない表現を冷ややかに指摘する際によく使われます。
話すときに指を曲げるジェスチャーと同じ意味ですか?
はい、全く同じ役割を持っています。英語圏では人差し指と中指を曲げて引用符の形を作るエアクォーツ(air quotes)という身振りがあり、疑念や皮肉を表すサインとして定着しています。会話の中で quote unquote と言いながら同時に指を曲げることもあれば、言葉の代わりに仕草だけで同じニュアンスを表現することもあります。
似た表現の「so-called」とはどう使い分けますか?
基本的な意味は近いですが、フォーマル度と口語らしさに違いがあります。so-called は学術論文やニュース記事などの書き言葉でも自然に使えます。一方、quote unquote はくだけた会話表現であり、話し手の「本気でそうは思っていない」という茶化すような皮肉のニュアンスがより直接的に伝わります。
実際の会話で皮肉を込めて使う場合の例文はありますか?
実態が伴っていない人や物事を表現する場面でよく使われます。例えば He is a quote unquote expert.(彼はいわゆる「専門家」らしいよ)と言えば、相手の能力への疑いを示せます。また This is our quote unquote luxury dinner.(これが私たちの「豪華なディナー」なんだって)のように、期待外れの食事を皮肉る際にも使えます。
ビジネスや真面目な場面で使っても失礼になりませんか?
他者の発言を客観的に引用するだけなら問題ありませんが、褒め言葉に使うと誤解されるため注意が必要です。報道やスピーチで発言の境界を明確にする用途はフォーマルな場でも自然です。しかし、相手の功績に対して quote unquote success のように使うと、「自称大成功(実際は失敗)」という嫌味に聞こえてしまいます。
文章(テキスト)に書くときはどう表記すればよいですか?
通常の文章ではフレーズを文字で書かず、単に対象の語句を引用符(" ")で囲むのが基本です。ただし、会話の生き生きとした雰囲気を文字起こししたい小説やくだけた記事などでは、quote unquote やハイフンでつないだ quote-unquote を名詞の前にそのまま表記することもあります。

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