雰囲気
「雰囲気」の英語
「雰囲気」は英語で atmosphere と言います。人や場所の全体的な感じには atmosphere、店の内装や照明などが生む感じには ambiance が自然です。人の気分なら mood、独特の存在感なら aura を使います。
「雰囲気」の英語の使い分け
人や場所の全体的な雰囲気を表す、最も基本的な語です。
The hotel has a welcoming atmosphere.
店や会場の内装、照明、音楽などが作る雰囲気に使います。
人の気分や、作品などから伝わる感情的な雰囲気を表します。
人や場所が放つ、特徴的で印象に残る雰囲気を表します。
例文
What's your mood today?
今日の気分はどうだい?
コアイメージ
心の内側で広がる雰囲気や調子で、しばらく続くことがある状態
関連語
使い方
類義語との違い
mood:
気分。ある時の心の状態
feeling:
個人が今感じている感情や感覚
atmosphere:
場所や場の持つ雰囲気や空気感
英英
A temporary feeling or state of mind that can be influenced by different situations, events, or experiences. It can also refer to the overall feeling or atmosphere created by a place, event, or work of art.
語源
moodは、古英語のmod(心・勇気)から来た語で、もともと「心の状態」を指し、長い変化の末に現在の「気分」という意味になった
コラム
- moodは心の中の「気分」を表す単語であり、日本語の外来語ムードが示す部屋や場の雰囲気とは意味が異なるため文脈で区別する
例文
コアイメージ
地表を取り囲み、上空まで続く空気の層。
関連語
使い方
-
the atmosphere
大気
-
in the atmosphere
大気中で
-
Earth's atmosphere
地球の大気
類義語との違い
atmosphere:
地表から上空まで続く大気の全体を指す
air:
人や生物が呼吸する気体成分、局所的に使う
weather:
雨や気温など大気の変化を表す言葉
sky:
肉眼で見る空の面や色で、空気とは区別して言う
英英
A layer of gases that surrounds a planet, including the air we breathe, and can also refer to the feeling or mood of a place or event.
語源
atmosphereは、もともと『蒸気の球』を表す言葉で、のちに地表を取り囲む空気全体=大気を指す一般語になった。
コラム
- atmosphereは会話で「雰囲気」という意味でも使われるが、中学で学ぶ基本の意味は地球を包む大気である
例文
コアイメージ
地球を包む混合気体としての大気という意味が中心で、場の雰囲気という派生もある
関連語
使い方
-
大気汚染
-
air quality
大気の質
-
航空旅行
類義語との違い
air:
目に見えない、呼吸するための気体の混合物
atmosphere:
地球を取り巻く空気の層。天気や気候に関係
wind:
動く空気の流れ。向きと速さがある
oxygen:
空気に含まれ、人や動物が呼吸で使う気体
英英
The mixture of gases that surrounds the Earth and is essential for breathing.
語源
airは、ギリシャ語aēr(空気)がラテン語を通り古フランス語から英語に入った語で、意味は『空気』のまま残った
コラム
- airは大気や室内の空気を指し、windは空気が動いている状態を表すため、英語では用途が異なる。
例文
コアイメージ
光や音、においなどが重なって場所を包む見えない全体の感じ
関連語
使い方
-
ambience of
〜の雰囲気
-
ambience in
〜の雰囲気
-
ambience at
〜での雰囲気
類義語との違い
ambience:
場所や場の持つ雰囲気、空気感
atmosphere:
人や集団が場所から感じ取る全体的な空気や気配
environment:
周囲の物理的・社会的な条件や状況
英英
The qualities and characteristics of a place that create a certain feeling or mood.
語源
ambienceは、ラテン語ambire→フランス語ambianceを経て英語に入り、場の雰囲気を表す言葉
コラム
- 英国ではambienceがよく使われ、米国ではambianceが比較的多く見られる傾向がある。
例文
コアイメージ
場所や状況が周囲に与える視覚・感情の総合的な印象を指す
英英
The character or atmosphere of a place or situation that gives people a particular feeling.
語源
abienceは、ambienceの綴り変化と考えられ、フランス語ambiance(周囲)を経てラテン語ambi-(周囲に)に由来する語形変化である。
コラム
- abienceは場所の見た目や音、温度などが合わさって生まれる総合的な雰囲気を表す語で、落ち着いた場面の描写に適する
例文
The restaurant's ambiance made the evening memorable.
そのレストランの雰囲気が夜を印象的にした。
コアイメージ
ある場所や場面が人に与える全体的な感じや印象
英英
The overall character or atmosphere of a place or situation, especially as experienced by people; the mood created by physical setting and social factors.
語源
ambianceは、フランス語ambiance(周囲の状態)から入り、ラテン語ambire(周りを行く)に由来し、周囲が作り出す場の感じを指す意味に発展した。
コラム
- 飲食店やイベントの評価でしばしば使われ、内装・照明・音楽・サービスなどが合わさって生まれる場の「感じ」を述べる語として使われる。
例文
コアイメージ
人や物の周囲に感じられる特徴的な雰囲気
英英
a subtle quality or atmosphere that gives someone or something a distinctive character, often implying charisma or presence.
語源
auraは、ラテン語 aura「そよ風」から入った語で、比喩的に人や物を取り巻く見えない印象を表すようになった。
コラム
- 日本語の「オーラ」は外見や存在感を指す外来語として定着しており、英語のauraも人の魅力や存在感を表す場面でよく使われる
例文
Children's behavior often reflects the milieu they grow up in.
子どもの行動はしばしば育った社会環境を反映する。
コアイメージ
人や集団を取り巻く周囲の状況で行動や価値観に影響を与える社会環境
英英
the social environment or setting in which people live or events occur; the cultural and social conditions that influence behavior
語源
milieuは、フランス語のmilieu(中・中央)から英語に入り、社会を取り巻く周囲=社会環境を表す語として定着した
コラム
- フランス語由来でややフォーマルな語感があり、芸術的・政治的などの語と組んで特定の社会環境を示す表現として使われる
例文
The celebrated tenor sang the aria with effortless high notes.
著名なテノールが難なく高音を響かせてアリアを歌った。
コアイメージ
声楽で、成人男性の高音域を担当する声種・声部。
英英
The adult male singing voice of the highest common range (above baritone), or the part written for that voice.
語源
tenorは、ラテン語 tenere(保つ)から派生した tenor(持続)に由来し、のちに英語に入った言葉。
コラム
- 音域説明や歌手の役柄で頻出。
「雰囲気」のレベル別の例文
「雰囲気」を英語にするときのよくある間違い
× The restaurant has a good mood.
○ The restaurant has a good atmosphere.
moodは主に人の気分を表し、場所の雰囲気にはatmosphereが自然です。
× The wind in this café is nice.