いわゆる

「いわゆる」の英語

「いわゆる」は英語で so-called と言います。一般的な呼び方を示す基本表現ですが、文脈によっては皮肉を含みます。事実かどうか確認されていないものには purported、典型的な例には proverbial が使えます。

「いわゆる」の英語の使い分け

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so-called

sóukɔ́ːld

意味

so-calledのイラスト

例文

The so-called haunted house was empty.

いわゆるお化け屋敷には誰もいなかった。

コアイメージ

誰かがそのものをそう呼んでいることを示す

関連語

使い方

類義語との違い

so-called: 「いわゆる」という呼び名や俗称を示す
supposed: 一般にそのように考えられていると示す
alleged: 事実か未確認で、そう主張されていると示す

英英

A term used to refer to someone or something that is commonly named, often implying that the name may not be accurate or appropriate.

語源

so-calledは、もともと「called so(そのように呼ばれる)」という言い方が縮まり、形容詞として人や物を『いわゆる』と示す言葉になった

コラム

  • so-calledは話者の評価や皮肉を含むことがあり、文脈によっては『いわゆる』と訳すと語感が変わる場合がある

purported

pəːpɔ́ːtəd

意味

purportedのイラスト

例文

The purported leader was arrested on charges of fraud.

いわゆる指導者が詐欺の容疑で逮捕された。

コアイメージ

誰かがそう言っているだけで、事実が確かめられていない状態

関連語

使い方

  • purported leader

    いわゆる指導者

  • purported owner

    いわゆる所有者

  • purported victim

    いわゆる被害者

類義語との違い

purported: 事実と確認されておらず、そうだと伝えられている
alleged: 非難や告発の文脈で『~だと主張されている』という法的・批判的な語感が強い

英英

Claimed to be true or real, but not proven or confirmed; often based on rumors or hearsay.

語源

purportedは、動詞purport「〜と主張する」の過去分詞形で「そうだと主張されている=うわさの」という意味

コラム

  • 語形は「purported + 名詞」が基本で、続く名詞に対して一歩引いた見方を示すため、leaderやdocumentなど具体名と組む例が多い。

例文

He fell into the proverbial trap of overconfidence.

彼は、いわゆる過信の罠に陥った。

コアイメージ

人々がよく例に出す事柄を指し、いわゆるという言い方で紹介する

英英

Used to describe something often cited or referred to as a typical example; commonly appears in phrases like 'the proverbial X' to signal a familiar reference

語源

proverbialは、proverb(ことわざ、古フランス語proverbe→ラテン語proverbium)に形容詞化接尾辞-ialが付いてできた語で、ことわざから転じて『いわゆる』の用法が現れた

コラム

  • the proverbial〜は話し手が慣用的な例を示すときに使われ、文脈で『いわゆる』と訳されることが多い

例文

Many journalists criticized the soi-disant expert's methods.

多くの記者はそのいわゆる専門家の手法を批判した。

コアイメージ

いわゆるとして自称や名目だけの称号が実態を伴わないことを示す

英英

Referring to a title or description that someone claims or is given while implying the claim is superficial or unearned, conveying the sense 'so-called' with skepticism.

語源

soi-disantは、フランス語のsoi(自分)とdisant(言う)から成り直訳で「自分で言う」つまり「自称する/名ばかりである」の意味が英語で定着した

コラム

  • 軽蔑や皮肉の含みを伴うため肯定的に受け取られにくく、批判的な文脈や論評で用いられることが多い

「いわゆる」のレベル別の例文

「いわゆる」を英語にするときのよくある間違い

  • × the so called expert

    ○ the so-called expert

    名詞を修飾する場合は、通常ハイフンでつなぎます。

「いわゆる」の英語についてよくある質問

Q. 「いわゆる」を英語で一言で言うと?
so-called が最も一般的です。ただし、文脈によっては話し手の皮肉や疑いを含みます。
Q. so-called と purported の違いは?
so-called は一般的な呼び名を示し、purported は事実かどうか確認されていないことを強調します。
Q. 「いわゆる」のビジネス文書での言い方は?
一般的な名称には so-called が使えます。事実に疑いを示す場合は purported が適しています。
Q. 「いわゆる」の中立的な英語表現は?
客観的な呼び名を示すなら what is called や what is known as が適しています。so-called に含まれがちな皮肉や疑念を含まず、専門用語や一般名称を事実として紹介できます。例文:This is what is called a black swan event.(これがいわゆるブラックスワン現象です)。学術論文や客観的な説明文でも安心して使える定番の表現です。
Q. so-calledを使うと相手に失礼ですか?
相手を褒めたり紹介したりする場面で使うと失礼になる恐れがあります。so-called には世間でそう言われているが実態は怪しいという懐疑や皮肉のニュアンスが漂うためです。例文:He is a so-called genius.(彼はいわゆる天才だ)。この文は自称天才や名ばかりの天才と皮肉に解釈されるリスクが高いため、好意的な文脈での使用は避けるのが賢明です。
Q. 「いわば」と「いわゆる」の英語の違いは?
世間の名称を指す「いわゆる」には what is called などを使い、比喩を添える「いわば/言ってみれば」には so to speak や as it were を使います。名詞の呼称を紹介するのか、たとえ話を和らげるのかで使い分けます。例文:He is, so to speak, a walking dictionary.(彼はいわば歩く辞書だ)。比喩表現を修飾したいときは so to speak を選びましょう。
Q. 日常会話で自然に使える「いわゆる」の英語は?
フランクな会話では what you might call や as they call it が自然です。世間でよく言うあれ、といったニュアンスを気楽に挿入できます。例文:She is what you might call a trendsetter.(彼女はいわゆる流行の仕掛け人だね)。また、話しながら指でチョキを曲げるジェスチャーを添えて quote-unquote と口頭で挟む言い回しもよく使われます。
Q. so-calledの後に引用符(””)はつけますか?
原則として引用符はつけません。so-called 自体に世間でそう呼ばれているという意味が含まれるため、直後の語を引用符で囲むと二重の強調になり重複とみなされます。英語圏の主要な記法ルールでも不要とされています。正しい書き方は the so-called expert であり、the so-called "expert" のように引用符を重ねないよう注意しましょう。

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