論文
「論文」の英語
「論文」は英語で paper と言います。大学などの研究論文や学術論文なら academic paper とも言い、学位取得のための論文は thesis が一般的です。treatise は専門的で長い論文を指す硬い語です。
「論文」の英語の使い分け
学術論文全般を指す、最も一般的で幅広く使える表現です。
She presented her paper at an international conference.
学位取得のために書く研究論文を指すときに使います。
学術誌や専門誌に掲載される個別の論文を指します。
例文
コアイメージ
薄くて平らな紙で情報を記録・伝達するものを指し、そこから学術的なレポートや論文の意味にも使われる
関連語
使い方
類義語との違い
paper:
授業や学術で提出するレポート全般を指し、論文的用法も含む
essay:
個人の意見や分析を書く随筆や小論文で、学術論文とは焦点が異なる
report:
調査や実験の結果を整理した報告書で、授業の課題レポートに近い場合あり
thesis:
卒業論文や学位論文を指し、学術的で長く正式な文書を示す
英英
A thin material used for writing or printing, or a written document such as an academic paper.
語源
paperは、古代ギリシャ語のpapyros(パピルス=古い紙の材料)から来て、材料→紙→書かれた文書→学術の論文という意味に広がった。
コラム
- 日本語の「ペーパー」が試験用紙や簡単なレポートを指す場合がある点と異なり、英語の paper が論文を意味する場面では学術的で正式な文書を指す点に注意する
例文
コアイメージ
中心となる意見を立てて、観察やデータで順に裏付けるためのまとめ
関連語
使い方
類義語との違い
thesis:
学術的な研究や主張をまとめた正式な論文
essay:
主に短めで自分の意見や考えを書く文章
paper:
学会や授業で発表する研究や報告の文章
report:
調査や実験の結果をまとめた事実中心の文書
英英
A substantial written work reporting research and supporting a main idea, typically submitted for a degree; the word is also used for an essay's main statement.
語源
thesisは、ギリシャ語の動詞tithenai「置く」に名詞化の-sisがついてできた語で、考えを示す文書=論文の意味を表すようになった
コラム
- thesisは日本語で「テーゼ」や単なる「主張」と混同されやすいが、原義は研究全体をまとめた論文であり短い一文だけを指すわけではない
例文
She published a treatise on climate change that influenced policy.
彼女は気候変動に関する論文を発表し、それが政策に影響を与えた。
コアイメージ
あるテーマを体系的かつ詳細に論じた論文
英英
A formal written work that examines a subject systematically and in depth, typically scholarly and intended to present comprehensive analysis or argument.
語源
treatiseは、ラテン語tractare(扱う)を経て古フランス語traitéとなり、英語に入り扱った主題を詳述する文書という意味になった。
コラム
- 学術的で体系的に主題を詳述する長めの論文を指し、法律・哲学・自然科学などの専門的議論で用いられる