「戦略」は中国語で何と言う?
日本語の「戦略」に最も直接対応する中国語は「战略」です。国家や企業の長期的な大方針・全体計画を指す場合は「战略」を用います。一方、「策略」は全体計画よりも具体的な状況に応じた「方策・戦術・駆け引き」に近いニュアンスを持つため、規模感や対象の広さによって使い分けます。
使い分け
- 策略
特定の目標を達成するための具体的な手段や臨機応変な方策を指します。日本語の「戦術」や「手管」に近い感覚で使われます。
我们需要调整营销策略。
私たちはマーケティング戦略を見直す必要がある。
- 战略
長期的かつ大局的な計画や全体方針を指します。国家の防衛や企業の経営計画など、規模が大きく根幹に関わる場面で使います。
公司制定了海外发展战略。
会社は海外展開の戦略を策定した。
よくある間違い
✕ 长期策略 (長期的・全体的な方針を指す場合)
○ 长期战略
長期にわたる大局的な方針には「策略」ではなく「战略」を使うのが自然です。
「戦略」のよくある質問
Q. 「戦略的提携」は中国語で?
Q. 「戦略」と「戦術」の対比は?
例文
コアイメージ
目標達成のための方針と具体手段が一体になった概念
関連語
使い方
類義語との違い
策略: 目標を達成するために、状況や対象に応じて方針と手段を一体化して設計する計画。
战略: 国家や企業などが長期的に目標を達成するために立てる全体の方針と計画。
战术: 短期的な場面で具体的に行う行動や方法。
方案: 課題解決や業務の進め方を具体的に示した計画書や提案。
方法: ある目的を達成するために用いるやり方や手続き。
中国語での定義
語源
'策'本義は竹で作った短い棒や符で、そこから手段・方法の意に広がった。'略'は大まかな要点や簡略の意に用いられ、両字が結びついて目的を達成するための方針と対策を表す語になった。
コラム
- 口語では'策略'がずるい計画を連想される場合があるので、誤解を避けたいときは『营销策略』『应对策略』のように具体的な場面語を付けて使うと分かりやすい。
战zhàn略lüè
意味
- 名 戦略
例文
コアイメージ
優位を得るために資源と行動を配分する全体案。
関連語
使い方
類義語との違い
战略: 限られた資源や行動を長期的な目標に配分して全体的な優位を得るための方針。
策略: 目的を達成するために採る方法や手段の全体的な考え方。
战术: 短期の局面で採る具体的な行動や手段で局所的な成果を狙うやり方。
计划: 目標に向けて実行する具体的な行動予定や手順を書いた計画。
方案: 問題解決や事業実施のために作る具体的な案や実施の設計図。
中国語での定義
語源
『战』は競争や戦いを示し、『略』は策や手段を示すので、合わせて競争に勝つための組織的な計画を意味するようになった。
コラム
- 口語では『策略』がずる賢さを含むことがある点に注意し、『战略』は企業や組織の長期方針として使うと誤解が少ない。