「冷酷」は中国語で何と言う?

日本語の「冷酷」に最も近い中国語は「冷酷」です。漢字も意味も日本語とほぼ同じで、人の性格や態度に思いやりがなく厳しい様子を表します。その冷淡さや容赦のなさをさらに強調して四字熟語として表現したい場合は、「冷酷无情」がよく使われます。

使い分け

  • 冷酷

    日本語と同じ感覚で使えます。感情を交えず思いやりがない性格や態度、あるいは過酷な現実などを表す一般的な表現です。

    他是一个冷酷的人。

    彼は冷酷な人です。

  • 冷酷无情

    情け容赦がまったくない様子を強く非難する四字熟語です。小説やドラマなどで悪役の冷徹さを際立たせる際によく用いられます。

    他的做法简直太冷酷无情了。

    彼のやり方はあまりにも冷酷無情です。

よくある間違い

  • ✕ 他对我非常冷血。

    ○ 他对我非常冷酷。

    「冷血」は主に名詞を修飾する形で使い、程度の副詞の後には「冷酷」を用います。

「冷酷」のよくある質問

Q. 「冷酷」は人以外にも使えますか?
はい、使えます。「冷酷的现实(冷酷な現実)」のように、情け容赦のない厳しい状況や事実を表す際にも自然に用いられます。
Q. 「冷淡」との使い分けは?
「冷淡」は態度がそっけなく関心がない様子を表します。一方、「冷酷」はさらに進んで思いやりがなく残酷なニュアンスを含みます。

冷lěng酷kù

意味

  • 形 冷酷れいこく
  • 形 無情
  • 形 冷漠
冷酷のイラスト

例文

别bié对duì孩hái子zi那nà么me冷lěng酷kù,他tā们men还hái小xiǎo。

子どもに対してそんなに冷酷にしないで、彼らはまだ小さい。

在zài公gōng司sī重chóng组zǔ后hòu,他tā对duì下xià属shǔ显xiǎn得de很hěn冷lěng酷kù。

会社の再編の後、彼は部下に対して非常に冷酷に見えた。

コアイメージ

他人への関心が欠け、態度が冷たく突き放すように見える状態

関連語

使い方

類義語との違い

冷lěng酷kù: 感情を見せず冷たく接し、相手に配慮しない態度をとること
无wú情qíng: 感情や情けを示さず、他人の苦しみに無関心であること
冷lěng漠mò: 表情や態度が冷たく、周囲に関心がないように見えること
冷lěng淡dàn: 態度や言葉がそっけなく、愛情や興味が薄いこと
残cán酷kù: 他人を苦しめるような厳しい行為をすること

中国語での定義

表biǎo现xiàn出chū对duì他tā人rén感gǎn情qíng或huò处chǔ境jìng缺quē乏fá关guān心xīn,态tài度dù冷lěng淡dàn,可kě能néng显xiǎn得de残cán忍rěn。

語源

『冷』は冷たさを、『酷』は激しく厳しいことを本義とし、合わせて人に無情に接する意味になった。

コラム

  • 感情を強く断定する語なので注意して使い、場面によっては『冷漠』『冷淡』など少し弱めの語に言い換えると無難である。

冷lěng酷kù无wú情qíng

意味

  • 形 冷酷れいこく
  • 形 無情
  • 形 無慈悲
冷酷无情のイラスト

例文

他tā为wèi了le利lì益yì做zuò出chū冷lěng酷kù无wú情qíng的de决jué定dìng。

彼は利益のために冷酷な決定を下した。

妻qī子zǐ控kòng诉sù丈zhàng夫fū对duì孩hái子zi非fēi常cháng冷lěng酷kù无wú情qíng。

妻は夫が子どもに対して非常に冷酷無情だと訴えた。

コアイメージ

他人の痛みを無視して平然と行動する冷たさが中心となる。

関連語

使い方

類義語との違い

冷lěng酷kù无wú情qíng: 他人の苦しみや事情を顧みず、冷たく突き放す態度を取るさま。
冷lěng酷kù: 感情を抑え、冷たく厳しい態度で相手に接するさま。
无wú情qíng: 情や同情を示さず、相手を思いやらないさま。
冷lěng漠mò: 人や出来事に対して関心を示さず、無感情で距離を置くさま。

中国語での定義

形xíng容róng人rén或huò行xíng为wéi缺quē乏fá同tóng情qíng心xīn,做zuò事shì残cán忍rěn、毫háo无wú怜lián悯mǐn,常cháng用yòng于yú批pī评píng性xìng的de描miáo述shù。

語源

この成語は二つの否定的な形容詞を重ねた合成語で、「冷酷」は心が冷たく残虐な性質を示し、「无情」は情感や思いやりがないことを示すため、並べることでより強い無慈悲さや非人情性を表すようになった。

コラム

  • ニュースや評論などで人や制度を批判するときに頻出するため、日常会話で安易に使うと誇張と受け取られることが多く、場面や語気を考えて用いるのが無難である。

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