「能力」は中国語で何と言う?
日本語の「能力」に最もぴったりな中国語は「能力」です。公私を問わず、一般的なスキルや力量全般を指す表現として最も広く使われます。一方、「本事」「本领」「能耐」は個人の腕前や手腕、特技といったニュアンスが強く、日常会話や口語表現でよく用いられます。フォーマルな文脈では基本的に「能力」を使えば間違いありません。
使い分け
- 能力
最も客観的で一般的な表現です。仕事のスキル、学習力、体力など幅広い力に対して公私問わず使われます。
他在工作中展现出了优秀的能力。
彼は仕事で優れた能力を発揮しました。
- 本事
口語でよく使われ、問題を解決する実際の手腕や実力、腕前を指します。「大した腕前だ」のように褒める際によく出ます。
你能解决这个问题,真有本事。
この問題を解決できるなんて、本当に大した腕前ですね。
- 本领
訓練や学習によって身につけた専門的な技能や技、特技を指します。やや改まった口語や書き言葉で使われます。
他从小就学到了一身好本领。
彼は幼い頃から素晴らしい技能を身につけました。
- 能耐
話し言葉で用いられ、個人の力量や手腕を指します。親しみや感嘆のほか、反語や皮肉を込めて使われることもあります。
就凭你的能耐,一定能办成这件事。
あなたの力量なら、きっとこの件をやり遂げられます。
よくある間違い
✕ 他的本事考试成绩很好。
○ 他的考试成绩很好。/ 他的应试能力很强。
「本事」は実際の腕前や知恵を指し、テストの点数や客観的な試験能力には「能力」などを用います。
「能力」のよくある質問
Q. 「語学能力」は中国語でどう言いますか?
Q. 「本事」と「能耐」の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
課題を実際にこなして成果を出すときに発揮される実際の力
使い方
類義語との違い
能力: 問題や仕事を解決して成果を出すための実際の力。
才能: 先天的に備わり、芸術や学問などで特に優れる力。
技能: 特定の作業を行うために習得する実用的な技術。
专长: ある分野で特に得意な技術や知識。
实力: 実際の能力の強さや、競争の場で現れる力。
中国語での定義
語源
語は『能』と『力』の結合で、『能』が「できる・実現できる」の意味を持ち、『力』が「働きかける力・勢い」を表すため、合わせて『ある行為を達成する際に発揮される本領や実力』を表す語となる。
コラム
- 会話で他人を評価する際に「他很有能力」と言えるが、職場や面接では「専門能力」「实践能力」など具体語を添えて実際に何ができるのかを示すと誤解が少ない。

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例文
コアイメージ
特定の仕事や場面で発揮される技能・腕前
関連語
使い方
類義語との違い
本事: 特定の仕事や場面で示す、習得した技能や実際の腕前。
能力: 与えられた仕事や役割を果たすための実際の力や才覚。
本领: 特定の作業をうまく行うための習得した技やコツ。
中国語での定義
語源
本来は会意的な複合語で、「本」は本領や根幹を示し、「事」は仕事や事柄を示すため、合わせると『ある事柄を成し遂げる本来の力』という意味になり、それが転じて技能や才能を表す語になった
コラム
- 日常会話では褒め言葉にも軽い非難にも使われるが、職場の正式な場面では『能力』『技能』『专长』などより中立的な語に言い換えられることが多い
例文
コアイメージ
実際に物事をやり遂げるための器用さや技術
関連語
使い方
類義語との違い
中国語での定義
語源
「本领」は複合語で、「本」は根本やもとからあるものを示し、「领」(伝統字は「領」)は受け取る・掌握する意味を持ち、合わせてもともと備わっている、あるいは身につけた技能やできることを指す語になった。
コラム
- 口語でよく使われ、具体的な技能や手際を褒める場面が多く、『很有本领』は腕がいいという意味になり、『耍本领』は技を見せる・誇示するニュアンスで使われることがある。
例文
コアイメージ
物事を実際にやり遂げる力や本領
関連語
使い方
類義語との違い
能耐: 口語で用いられ、物事をやり遂げる力や実際の腕前を表す語
能力: あることを行うための力全体で、知識・技能・判断力を含む
本领: 実際の仕事や技術で示される腕前や熟練した技能
才能: 特定分野で発揮される生まれついた優れた素質や能力
技能: 訓練や学習によって身につけた実践的な操作や技術
中国語での定義
語源
「能耐」は「能」と「耐」から成る合成語で、『能』は能力やできることを表し、『耐』は耐える・持ちこたえることを表し、二字が合わさって人の力量や本事を指す語となった。
コラム
- 口語表現として日常会話で使われ、書き言葉や公的な場面では通常「能力」や「本事」が用いられる。