「濃い」は中国語で何と言う?
日本語の「濃い」に最も広く対応する中国語は「浓」です。味や色、液体や気体の濃度、化粧の濃さなど日常的な場面全般で使えます。一方、興味や雰囲気、抽象的な度合いの強さを表す場合は「浓厚」を用います。また、においや特定の方言の訛り、色彩や影が際立って強い場合には「浓重」を選びます。
使い分け
- 浓
味、色、霧や煙、お茶の濃さなど、物理的な濃度や度合いが高いことを表す最も一般的で口語的な表現です。
这杯咖啡太浓了。
このコーヒーは濃すぎます。
- 浓厚
色彩や煙のほか、興味、関心、雰囲気、伝統的な特色などが極めて強いという抽象的な文脈でよく使われます。
他对中国文化有浓厚的兴趣。
彼は中国文化に濃い(強い)興味を持っています。
- 浓重
におい、色彩、影、あるいは方言の訛りなどがはっきりと重々しく感じられるほど強い場合に使います。
他说话带有浓重的家乡口音。
彼の話し方には濃い故郷の訛りがあります。
よくある間違い
✕ 这道菜的味道很深。
○ 这道菜的味道很浓。
「深」は色や奥行きに使えますが、味の濃さには「浓」を用います。
「濃い」のよくある質問
Q. 「味が濃い」はどう言いますか?
Q. 「顔が濃い」は「浓」で言えますか?
例文
コアイメージ
成分や色、香りが集まって感覚に強さや重さを与える状態
関連語
使い方
類義語との違い
浓: 成分や色、香りが集まって味や香りが強く感じられる状態
淡: 味や色が薄く、香りや味の力が弱い状態
浓郁: 香りや風味が豊かで強く感じられる状態
浓厚: 味や香りが濃くて深く感じられる状態
浓烈: 香りや味が非常に強く、刺激的に感じられる状態
中国語での定義
語源
『浓』は三点水が水性を示す形声字で、旁の『农』が声符で古くは多や密を含む意味を持ち、そこから「濃い」の意が生じた。
コラム
- 飲食での『浓』は味や香りの強さや液体のこってり感を指し、例えば「这杯咖啡浓吗?」はコーヒーのコクや苦味の濃さをたずねる表現になる。

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例文
コアイメージ
性質や感覚がはっきり濃く出て存在感が強い様子。
関連語
使い方
類義語との違い
浓厚: 感情や雰囲気、味などがはっきり濃く出て存在感が強い状態。
浓郁: 香りや味、雰囲気が豊かで強く感じられる状態。
强烈: 印象や感情が非常に強く感じられる状態。
深厚: 感情や関係、知識などが深くて強い状態。
中国語での定義
語源
「浓厚」は形容詞的な複合語で、「浓」は水や色が濃いことを示す字、「厚」は厚みや度合いの大きさを示す字で、両者が組み合わさることで性質や感覚の強さや深さを表す語になった。
コラム
- 中国語では「浓厚的兴趣」「浓厚的氛围」「味道很浓」などの組み合わせが多く、抽象的な感情や傾向を表すときは「浓厚的+名詞」で言う点に注意する。
浓nóng重zhòng
意味
- 形 濃い
- 形 濃厚
- 形 強烈
例文
コアイメージ
香りや味が濃く広がり、人に強く残る重み
関連語
使い方
類義語との違い
浓重: 香りや味、雰囲気が濃くて強い印象や重さを残す様子
浓: 味や香りが強く、薄くない様子
浓郁: 香りや味が豊かに広がり、深く感じられる様子
浓烈: 匂いや味の強さや刺激が鋭くはっきり感じられる様子
浓厚: 感情や雰囲気、味が深く濃く感じられる様子
中国語での定義
語源
「浓」は味や色が密で強いことを示し、「重」は程度や分量が大きいことを示す。両字が合わさって、感覚や印象が濃くて厚みのある状態を表す。
コラム
- 日常では単に「浓」や「很浓」を使うことが多く、「浓重」は描写的に雰囲気や印象の厚さを強調したいときに使うと伝わりやすい。