「濃厚」は中国語で何と言う?
日本語の「濃厚」を中国語で表す場合、もっとも一般的なのは「浓郁」です。香気や味わい、雰囲気が非常に強いときに広く使われます。一方、「醇厚」はお酒やお茶などの味わいがまろやかでコクがある場合や、人柄の温かみを表す際に使い分けられます。
使い分け
- 浓郁
花や食べ物の香りが強い場合や、味がこってりしている場合に使います。また、色彩や雰囲気が濃厚な際にもよく用いられます。
这杯咖啡的香气非常浓郁。
このコーヒーの香りはとても濃厚です。
- 醇厚
酒やお茶などの味が熟成されてコクがあり、芳醇でまろやかな状態を表します。人柄や風習が誠実で温かいという意味でも使われます。
这种红酒口感醇厚,回味悠长。
この赤ワインは口当たりが濃厚で、余韻が長く続きます。
よくある間違い
✕ 浓厚的咖啡
○ 浓郁的咖啡
「浓厚」は興味や色彩に主に使い、味や香りには通常「浓郁」を用いるためです。
「濃厚」のよくある質問
Q. 「濃厚な味のラーメン」はどう言いますか?
Q. 中国語の「浓厚」は味に使えませんか?
例文
コアイメージ
味や香りが強く広がり周囲を満たす存在感
関連語
使い方
類義語との違い
浓郁: 食べ物や飲み物の香りや味が強く広がり、周囲を満たすほどの存在感がある状態
浓厚: 感情や雰囲気、味などに厚みや重みがあり、はっきりと感じられる状態
浓烈: 香りや味が強く鋭く感じられ、刺激や印象が強い状態
芬芳: 香りが豊かでさわやかに広がる状態
中国語での定義
語源
「浓」は水を示す偏に音符の「农」を含み、液体や味の程度が濃いことを示し、「郁」は古くから芳香や雅やかな気配を表す字で、両字が組み合わさって香りや味、雰囲気が深く強いさまを表すようになった。
コラム
- 食べ物や飲み物では好意的に使われることが多く、香气や口感を表す搭配は「浓郁的香气」「浓郁的口感」「浓郁的味道」などで、興味や感情を表すときは「浓厚」と使い分ける点に注意する。
醇chún厚hòu
意味
- 形 濃厚
- 形 まろやか
- 形 芳醇
例文
コアイメージ
味や香りが丸く重く広がり、後に長く残る感覚
関連語
使い方
類義語との違い
醇厚: 味や香りが円やかで厚みがあり、口や鼻に残る余韻が長い状態を表す
浓厚: 風味が濃く重みがあり、しっかりとした味わいを示す状態を表す
浓郁: 香りや味が豊かで濃く感じられる状態を表す
香: 香りがよく、食べ物や飲み物の良い風味を示す状態を表す
中国語での定義
語源
「醇」は酉(酒を表す部首)を含み本来は酒の香味や純度の良さを示す字で、「厚」は厚さや深さを表す字であり、二字が合わさって味や香りが濃くまろやかで重みのあることを意味する語になった。
コラム
- 口語では「很浓」「很香」などの簡い表現が日常的で、メニューや評論、商品説明など文書的・やや丁寧な場面で「醇厚」が用いられることが多い。