「対立する」は中国語で何と言う?
「対立する」に最も対応する一般的な中国語は「对立」です。考えや立場が相いれない状態を幅広く表します。一方、議論や態度などで互いに一歩も譲らず真っ向から衝突する様子を強調したい場合は、成語の「针锋相对」を使います。客観的な状態か、激しくやり合っている動作・姿勢かによって使い分けると自然です。
使い分け
- 对立
意見や利害、立場などが互いに反目・矛盾している状態を広く表します。動詞としても形容詞的にも使われます。
他们两人的意见完全对立。
彼ら二人の意見は完全に対立しています。
- 针锋相对
針の先同士を突き合わせるように、議論や闘争で一歩も譲らず真っ向から対立・応酬する場面で使います。
在辩论会上,双方针锋相对。
ディベートの場で、双方は真っ向から対立しました。
よくある間違い
✕ 他们两个人对立了。
○ 他们两人的立场是对立的。 / 他们站在了对立面上。
「对立」は変化を表す「了」と単独で結びつきにくく、述語や修飾語として状態を示すのが自然です。
「対立する」のよくある質問
Q. 「対立する」を名詞で使う場合は?
Q. 「针锋相对」はどう文の中で使いますか?
例文
コアイメージ
立場がはっきり反対で持続的に衝突する力関係
関連語
使い方
類義語との違い
对立: 立場や意見がはっきり反対になり、長期にわたって対立関係が続く
冲突: 立場や行動がぶつかって争いが起きる
对抗: 互いに力や手段を使って相手に立ち向かう
争执: 言葉や主張をめぐって相手と口論になる
争论: 意見や理由を出し合ってどちらが正しいかを論じ合う
中国語での定義
語源
字は「对」と「立」の複合で、「对」は相対や対面の意、「立」は位置や立場を示すため、両字が合わさって互いに立場をとって向かい合うという意味から持続的な対立の意味を帯びるようになった
コラム
- 学習者が使う場合はニュースや討論で長期的な隔たりを説明する表現として現れ、日常の一時的な口論や喧嘩を指すときは「争执」「吵架」がより使われやすい
例文
コアイメージ
互いの尖った部分が向かい合って直接突き合う激しい対立
関連語
使い方
類義語との違い
针锋相对: 会議や交渉などで互いに鋭くやり合い、相手の主張に激しく反論することを意味する成語。
唇枪舌剑: 言葉で鋭くやり取りして激しく議論や口論をすることを表す成語。
争锋相对: 互いに力を尽くして争い、正面から強く対立することを表す成語。
水火不容: 性質や立場が全く折り合わず、共存や妥協ができないほどの激しい対立を表す成語。
中国語での定義
語源
『针』は針、『锋』は刃先を指し、字面は二つの針先が相対する様子を描写しており、その比喩から立場や言動が互いに鋭くぶつかることを意味するようになった。
コラム
- 会話では強い対立や口論を表す語で、軽い意見の相違には用いず、議論や交渉など双方が互いに攻め合う場面で使うと自然。