「一見」は中国語で何と言う?
「一見」を中国語で表す場合、もっとも一般的なのは「表面上」です。「見かけは〜だが実は…」と内面との違いを対比する際によく使われます。一方、「看似」は書き言葉でよく用いられ、「一見すると〜のように見える」と外見や状況の観察を簡潔に描写したい場合に適しています。
使い分け
- 表面上
「うわべは」「表向きは」という意味で、実際の内情や本質とは異なっていることを対比する文脈で幅広く使われます。
他表面上很坚强,其实内心很脆弱。
彼は一見強そうだが、実は心がとても脆い。
- 看似
書き言葉寄りの表現で、「一見したところ〜のように見える」と状態や性質を客観的・描写的に述べるときに使われます。
这是一个看似简单却很难的问题。
これは一見単純そうに見えて実は難しい問題だ。
よくある間違い
✕ 一见他很冷静,其实很紧张。
○ 他表面上很冷静,其实很紧张。
中国語の「一见」は「一目会う」の意味になり、「一見〜だが」という見かけを表す副詞としては使えません。
「一見」のよくある質問
Q. 「一見の価値がある」は中国語で?
Q. 「表面上」と「看似」の使い分けは?
例文
コアイメージ
形式や見かけの局面だけを指す視点
関連語
使い方
類義語との違い
表面上: 形式や見かけだけに基づいて一見そう見えることを示す書き言葉の副詞。
看起来: 外見や第一印象からそう見えることを表す。
好像: 印象や見た目からそうだと推測することを示す。
似乎: 確かな証拠はないがそのように見えることを表す。
看上去: 外見や様子からそのように見えることを表す。
中国語での定義
語源
「表面」は物の外側や見かけの面を表し、「上」はその範囲や立場を示すので、「表面上」は形式的・表層的にそうであることを示す語となり、内面や事実まで及ばないことを意味するようになった。
コラム
- 書き言葉やフォーマルな場面で用いられる頻度が高く、会話の場では同義の口語表現として『看起来』『看上去』が使われることが多い点に注意する。
例文
コアイメージ
外見だけで判断している仮の様子や第一印象
関連語
使い方
類義語との違い
看似: 外見や第一印象から一見そう見えることを示し、通常その後に実際の違いや詳しい説明が続く副詞。
看起来: 外から見た様子によってそう見えることを表し、感じた印象を伝える副詞。
好像: 実際にははっきりしないが、外見や雰囲気からそうだと思えることを表す副詞。
似乎: 推測や判断としてそうらしいことを控えめに示す文語的な副詞。
表面上: 物事の外側の見た目だけからそう見える状態を表す語句。
中国語での定義
語源
二字はそれぞれ『看=見る』『似=似る』の意味をもち、合わせることで視覚に基づく仮の判断を表す語となり、特に表面と事実を対比する文脈で副詞として用いられるようになった
コラム
- 文法的には副詞なので「看似+形容詞/動詞句」の形で用いられ、単独で述語にならず後に具体的説明や転折が続くことが多い