悲惨
「悲惨」は中国語で何と言う?
日本語の「悲惨」に最もぴったりな中国語は「悲惨」です。事故や人生の境遇など、客観的に痛ましく哀れな状況を表します。一方、一文字の「惨」は日常会話で広く使われ、深刻な悲劇だけでなく、試験の点数がひどい、試合に大敗したといった「ひどい、散々だ」という軽いニュアンスでもよく用いられます。
使い分け
- 惨
深刻な状況だけでなく、口語で「ひどい」「散々だ」と軽く愚痴を言う際にも頻繁に使われる非常に身近な表現です。
这次考试我考得太惨了。
今回の試験は本当に散々な結果だった。
- 悲惨
境遇や出来事が客観的に見て痛ましく哀れな状態を指します。やや改まった響きがあり、深刻な場面で使われます。
他的童年经历十分悲惨。
彼の幼少期の経験は極めて悲惨だった。
よくある間違い
✕ 这次比赛我们输得太悲惨了。
○ 这次比赛我们输得太惨了。
試合の大敗など日常の「散々だ」には、重い「悲惨」より口語の「惨」が自然です。
「悲惨」のよくある質問
Q. 「見るに堪えない」悲惨さは?
Q. 「惨」のくだけた使い方は?
例文
コアイメージ
心が壊れかけたような荒れ果てた情景や、深い損失と痛みが同時に存在する状態
関連語
使い方
類義語との違い
惨: 重大な被害や損失が非常に大きく、深い悲しみや痛みを伴う状態
悲惨: 生活や出来事の結果がひどく、不幸や苦しみが大きい状態
可怜: 助けが必要に見えるほど弱く不幸で、同情を引く状態
可悲: 情けなくて悲しく、残念に思われる状態
凄惨: 現場や出来事に血や破壊の跡があり、見るに耐えないほど痛ましい状態
中国語での定義
語源
「惨」は心を表す偏の忄と音を示す「参」から成る形声字で、忄が悲嘆や感情の要素を示し、参が音を担うことで悲痛や損失が甚だしい様を表し、簡体字は「惨」、繁体字は「慘」と表記される
コラム
- 「惨」は重大な被害や結果のひどさを強く伝える語であり、事故や災害など深刻な場面で使うと自然だが、日常の軽い失敗や気まずさに用いると大げさに聞こえるため場面に応じて語を弱めると誤用を避けやすい
例文
コアイメージ
出来事や結末が強い悲しみと無力感を伴い、救いや好転の見込みがほとんどない状態
関連語
使い方
類義語との違い
悲惨: 災害や事故などでひどく悲しく、助けが期待できない状態
悲伤: 深い悲しみや切なさを感じる心の状態
悲痛: 強い精神的な痛みや悲しみを感じる状態
痛苦: 心や体に強い苦しみやつらさがある状態
可怜: かわいそうで助けたくなるほど弱く不幸なさま
中国語での定義
語源
「悲」は心の哀しみを示す字で忄(心)を含み感情の苦しさを表し、「惨」は無残で痛ましい様子を示す字で、両者が合わさり事態の悲痛さを強めた語である。
コラム
- 災害や事故、悲劇的な結末を語る際によく使われる語で、自分の小さな失敗に対して使うと誇張に聞こえるため、場面の重大さを考えて使う。