「頼み込む」は中国語で何と言う?
「頼み込む」に最もぴったりな中国語は「恳求」です。相手に対して真剣に、ひたすらお願いする場面で広く使われます。一方、「说情」は第三者のために便宜を図ってもらったり、罰を免除してもらったりするよう間に入って頼み込む場合に使います。純粋に懇願するのか、口添えやとりなしをするのかで使い分けるのがポイントです。
使い分け
- 恳求
誠心誠意、ひたすらお願いするニュアンスです。自分の切実な願いを聞き入れてもらうために頭を下げる場面で広く用いられます。
他恳求经理再给自己一次机会。
彼は支配人に自分にもう一度チャンスをくれるよう頼み込んだ。
- 说情
第三者の罪を軽くしてもらったり便宜を図ったりするため、関係者に口添えして頼み込む場合に使われます。
请你不要替他说情。
彼のために頼み込む(とりなす)のはやめてください。
よくある間違い
✕ 我跟老师说情让我及格。
○ 我恳求老师让我及格。
「说情」は第三者のために頼むことが多く、自分自身の頼み込みには「恳求」を使います。
「頼み込む」のよくある質問
Q. 日常会話で軽く「頼み込む」時は?
Q. 「说情」を使う際の注意点は?
例文
コアイメージ
表情や声に切迫感があり、相手に許しや援助を懇願している場面。
関連語
使い方
類義語との違い
恳求: 真摯な態度で相手に許しや援助を懇願する。
请求: 公式・非公式を問わず丁寧に何かを頼む。
求助: 困ったときに他人に助けを頼む。
恳请: 敬意を示して正式に頼む。
乞求: 必死に助けや同情を求める。
中国語での定義
語源
「恳」(簡体字は恳)は忄を偏に持ち心の誠実さを示す要素を含み、「求」は物事を求める動作を表す字形を持つため、二字を組むことで誠実さと切実さを帯びた請求の意味が成立した。
コラム
- 中国語では強調や正式な場面で使われることが多く口語では「请求」や「求你」のほうが自然に聞こえるうえ、用法としては「恳求+(人)+原谅/帮助/同意」の形で続けることが多い点を覚えておくと便利である。
说shuō情qíng
意味
- 動 頼み込む
- 動 口添えする
- 動 嘆願する
例文
コアイメージ
上の人に向かって誰かのために言葉で頼みごとをする場面
関連語
使い方
類義語との違い
说情: 人のために上の人や関係者に向かって言葉で好意的に働きかけ、扱いをよくしてもらうよう頼む。
求情: 人のために上の人に頼んで、情をかけてもらうよう求める。
说好话: 他人の評判や待遇をよくするために、相手に好意的なことを言う。
游说: 関係者や権力者に働きかけて、自分や他人の主張や利益を通そうと説得する。
斡旋: 第三者として間に入り、仕事や取り引きなどを取りまとめるよう手配する。
中国語での定義
語源
複合語で、『说』は说话・劝说の意を示し、『情』は情面や同情・通融を意味し、二字を合わせると言葉で相手の情を請い扱いを良くしてもらう行為を指すようになった。
コラム
- 口語では「给/替/为…说情」という形で使われることが多く、人間関係や面子を頼るニュアンスが強いため職場や公的な場面で使うと利害や不正と結びつく印象を与えることがあり用法に注意が必要だ。