「協定」は中国語で何と言う?
日本語の「協定」に最も当てはまる一般的な中国語は「协定」です。二国間や多国間での合意、業務上の取り決めなど幅広く使われます。一方、「公约」は多数の国が締結する国際条約や、社会的な規範・申し合わせなどを指す際に用いられ、規模や公の性質の強さによって使い分けます。
使い分け
- 协定
国家間や団体間などで結ばれる合意全般を指す最も標準的な語です。貿易協定や停戦協定などの政治・経済分野で日常的に使われます。
两国签署了双边贸易协定。
両国は二国間貿易協定に調印しました。
- 公约
多数の国が締結する拘束力のある国際条約や、市民社会・集団内で共有される公式の取り決めを指す際に使われます。
许多国家加入了这项国际环境保护公约。
多くの国がこの国際環境保護協定に加盟しました。
よくある間違い
✕ 我们达成了公约。
○ 我们达成了协定。
「公约」は多数国による条約や社会規範を指し、二者間の合意には不自然なため「协定」を用います。
「協定」のよくある質問
Q. 「協定を結ぶ」は中国語で?
Q. 条約と協定の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
当事者同士が合意して確定した約束や規則
関連語
使い方
類義語との違い
协定: 話し合って決め、正式に取り決めた約束や規則。
协议: 複数の当事者が協議して合意した内容を文書や取り決めにしたもの。
合同: 権利と義務を明確にするために作成し、署名して効力を持つ法的な契約書。
约定: 当事者同士が決めた、日常的な約束や簡単な取り決め。
条约: 国家間で締結され、国際的な効力を持つ正式な約束。
中国語での定義
語源
「协」は意見や行動を合わせることを意味し、「定」は決める・確定することを意味するため、二字が合わさって協議して確定した合意、すなわち協定を表すようになった。
コラム
- 日常会話では正式な印象が強いため、日常の約束には『约定』『答应』『商量好了』などを使うことが多い点を押さえる。
例文
コアイメージ
複数の当事者が合意して参加者に守らせる共同のルール
使い方
類義語との違い
公约: 複数の当事者が合意して、参加者全員に守ることを求める正式な取り決め。
协议: 二者以上の間で条件や手続きを取り決める合意で、書面でまとめられることが多い。
条约: 国家や国際機関などが結ぶ正式な国際的取り決めで、国際法上の拘束力を持つことが多い。
合同: 当事者間の権利と義務を具体的に定め、履行や違約の扱いを明確にする法的文書。
约定: 当事者間で交わした口頭または書面の約束や取り決めで、日常的な場面でも使われる。
中国語での定義
語源
「公」は公共・共有を表し、「约」(簡体の约、旧字は約)はもと糸で結びつける意から約束・拘束を表す字で、両者が合わさって『多くの者が共有して守る約束』という意味で公约が使われるようになった。
コラム
- 公约は国際的な条約名や組織間の正式な合意でも使われることがあり、日常会話ではより口語的な「协议」「约定」が選ばれる場面が多い点を意識する