「棒」は中国語で何と言う?
日本語の「棒」に最も一般的に対応する中国語は「棍子」です。日常会話で木やプラスチックなどの一般的な棒を指すときは「棍子」を使います。また、用途や器具の一部として使われる細長い棒や柄には「杆」、複合語や武術などで用いられる棒には「棍」が使われるなど、形状や役割によって語が使い分けられます。
使い分け
- 棍子
日常会話で最もよく使われる「棒」です。木の棒や金属の棒など、手で持てるような独立した棒全般を指します。
他在地上捡起了一根棍子。
彼は地面に落ちていた一本の棒を拾い上げました。
- 杆
道具の柄や手すり、旗ざおなど、細長くまっすぐで支えや軸になる棒状のものを指すときに使います。
这把雨伞的杆折断了。
この傘の柄が折れてしまいました。
- 棍
単独でも使われますが、主に武術の棍術や複合語の中で用いられ、殴る・突くための棒というニュアンスを含みます。
少林寺的僧人擅长使棍。
少林寺の僧侶は棒の扱いを得意としています。
よくある間違い
✕ 我买了一根杆打棒球。
○ 我买了一个球棒打棒球。
「杆」は柄や竿を指すため、野球のバットには専用の語である「球棒」を使います。
「棒」のよくある質問
Q. 中国語で「棒」は棒の意味ですか?
Q. 棒を数えるときの量詞は何ですか?
杆gān
意味
- 名 棒
- 名 竿
例文
コアイメージ
木や金属でできた、まっすぐで細長く支えや操作に使う棒
関連語
使い方
類義語との違い
杆: 木や金属でできた、まっすぐで細長い棒状のもの。
竿: 釣りに使う、長くて細い棒状の道具。
棍: 殴る目的で用いることが多い、短くて堅い棒。
棒: 手で振って力を加えるための、太くて堅い棒。
杆子: 口語で使われる、細長い棒を指す名詞。
中国語での定義
語源
「杆」は形声文字で、左の木偏が材質や類を示し、右の「干」が音を示す部分である。古くは「桿」と書き、木や金属で作った長い棒や竿を指し、簡体字では字形が簡略化されて「杆」になった。
コラム
- 日常会話では具体的な棒や竿を指すときに使い、量詞に「根」を付けて「那根杆太短了」のように言うことが多い点を覚えておくと便利
棍gùn
意味
- 名 棒
例文
コアイメージ
細長い木や硬い材料で作られ、殴る・突く・支えるなど実用的な用途をもつ棒。
関連語
使い方
類義語との違い
棍: 細長く堅い材料で作られ、打つ・突く・支えるなどの用途がある棒。
棍子: 話し言葉で用いる、手で持って使う一般的な棒の名称。
棒: さまざまな用途に使う細長い棒状の道具や武器。
棍棒: 主に殴る用途に使われる太く重い棒の総称。
中国語での定義
語源
「棍」は形声字で、左の「木」は材質を示し、右の「昆」は音を担う音符であり、木製の棒や棍棒を指す語として成り立った。
コラム
- 口語では単独の「棍」より「棍子」の形で言うことが多く、暴力を表す場面では「棍棒」や「警棍」などの複合語で使われる点に注意する。