「回」は中国語で何と言う?

日本語の「回」に当たる最も一般的な中国語は「次」です。動作の回数を幅広く数える際に使われます。一方で、往復や行き来を伴う移動の回数を表す場合は「趟」を、会議や大会などの定期的なイベントの開催回数を表す場合は「届」を使い分けます。

使い分け

  • 次

    動作や出来事の回数を数える最も基本的で汎用的な表現です。日常会話から書き言葉まで幅広く使われます。

    这部电影我看过两次。

    この映画は二回見ました。

  • 趟

    行って帰ってくるという移動の回数を数える際に使います。買い物や配達など、特定の場所への往復を表します。

    我今天去了一趟超市。

    私は今日、スーパーへ一回行ってきました。

  • 届

    定期的に開催される会議、スポーツ大会、展示会などの期数や回数を表す際に用います。

    这是第十届比赛。

    これは第十回の大会です。

よくある間違い

  • ✕ 我去过三次超市。

    ○ 我去过三趟超市。

    「次」でも通じますが、買い物などの往復移動には「趟」を使う方が自然です。

  • ✕ 第一回大会

    ○ 第一届大会

    定期的な大会やイベントの回数を表す単位には「届」を用います。

「回」のよくある質問

Q. 中国語にも量詞の「回」はありますか?
中国語にも「回(huí)」はあり、口語で動作の回数を数える際に「次」の代わりに使えます。また、章回小説の「第一回」のように区切りを表す際にも用いられます。
Q. 「何回も」と強調したい時は何と言いますか?
「好几次」や「很多次」と言います。移動の回数であれば「好几趟」、日常会話で「何度も言った」などと強調したい場面では「好几回」と言うこともよくあります。

次cì

意味

次のイラスト

例文

我wǒ今jīn天tiān去qù过guò三sān次cì这zhè家jiā店diàn。

私は今日この店に3回行きました。

コアイメージ

出来事が起こった回数を区切って数える目印

関連語

使い方

類義語との違い

次cì: 出来事が起こった回数を区切って数えるときに使う量詞
回huí: 行為や出来事が起こった回数を数えるときに使う量詞
遍biàn: 行為の始めから終わりまでの一連の動作が一度行われた回数を数えるときに使う量詞
趟tàng: 移動や用事の往復や一回分の行程を数えるときに使う量詞

中国語での定義

用yòng作zuò量liàng词cí,表biǎo示shì动dòng作zuò或huò事shì件jiàn发fā生shēng的de次cì数shù,用yòng来lái计jì数shù经jīng历lì或huò重chóng复fù的de回huí数shù,相xiāng当dāng于yú“回huí”。

語源

『次』はもともと順序や続きの意味で使われ、ある出来事が次々に起こることを示したことから発展して、やがて「何回目か」や「何回行われたか」を表すようになり、量詞として動作の回数を数える用法が定着した。

コラム

  • 日常会話では経験を数えるときに動詞と一緒に『去过三次』のように使う表現が多く、また『下次』『第一次』『每次』のように順序を表す語としても頻繁に使われる点を押さえると便利である。

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趟tàng

意味

  • 量詞 回かい
  • 量詞 次
  • 量詞 度
趟のイラスト

例文

我wǒ今jīn天tiān去qù了le一yí趟tàng超chāo市shì。

今日はスーパーに1回行った。

コアイメージ

目的地へ行き用事を済ませて戻るか行き来する、一回分の移動のまとまり

使い方

類義語との違い

趟tàng: 目的地へ行き用事をして帰る、あるいは行き来を含む移動の一回を数える量詞
次cì: ある事が行われる一回を数える量詞
回huí: 出来事や動作の回数を数える量詞
遍biàn: 行為の全過程が完了した回数を数える量詞

中国語での定義

用yòng于yú计jì算suàn做zuò一yí次cì去qù某mǒu地dì或huò完wán成chéng一yí次cì相xiāng关guān事shì务wù的de行xíng程chéng,强qiáng调diào有yǒu实shí际jì移yí动dòng的de动dòng作zuò,通tōng常cháng与yǔ数shù字zì连lián用yòng表biǎo示shì次cì数shù。

語源

字形上は走部首が動きを表し、右側の「尚」は声符として発音の手がかりになる部分である。語の意味は元来の動詞的用法「走一趟/去一趟」に由来し、そこから一回分の行程を数える量詞として定着した。

コラム

  • 実際に場所を移動するニュアンスを含むため、電話の回数や抽象的な出来事を数えるときは'次'や'回'を使う方が自然になることが多い。

届jiè

意味

  • 量詞 回かい
届のイラスト

例文

我wǒ们men参cān加jiā了le第dì四sì届jiè比bǐ赛sài。

私たちは第4回の試合に参加しました。

コアイメージ

会議や大会などが順に到来して数えられる回数

使い方

類義語との違い

届jiè: 会議や大会、学年の区切りなど、正式に区切られた回を数えるときに使う量詞。
次cì: 日常の行為や出来事の回数を数えるときに使う量詞。
场chǎng: 試合・映画・演出など、ある催しの1回分を数えるときに使う量詞。
回huí: 動作や出来事が起こった回数を数えるときに使う量詞。
趟tàng: 人や物の移動や往復の行き来の回数を数えるときに使う量詞。

中国語での定義

作zuò量liàng词cí,表biǎo示shì会huì议yì、比bǐ赛sài、典dián礼lǐ等děng按àn届jiè次cì举jǔ行xíng的de次cì数shù,常cháng与yǔ“第dì+数shù字zì+届jiè”连lián用yòng来lái表biǎo示shì第dì几jǐ次cì举jǔ办bàn。

語源

「届」は本来「到達・至る」の意を持ち、行事や会期が再び到来することを数える語として用いられるようになり、旧字の『屆』が簡略化されて『届』となったため、大会や比赛の開催回を表す量詞として定着した。

コラム

  • 「第4届比赛」のように正式な大会や学年の区切りには「届」を使い、日常的な行為の回数には「次」や「场」が用いられる点を区別する。

「回」は英語では

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