「トラブルを起こす」は中国語で何と言う?
「トラブルを起こす」に最もよく使われるのは「惹事」と「闹事」です。日常的な揉め事や問題の種をまくニュアンスには「惹事」を用います。一方、酒に酔って暴れたり集団で騒ぎを起こしたりするような、公の秩序を乱す実力行使には「闹事」を使って区別します。
使い分け
- 闹事
騒ぎを起こして秩序を乱すニュアンスです。暴力沙汰やデモ、酒席での暴走など、公の場で目に見えて騒ぎ立てる場面で使われます。
他喝醉酒在店里闹事。
彼は酒に酔って店で騒ぎを起こした。
- 惹事
余計なことをして揉め事や厄介事を引き起こす意味です。子どもが外で問題を起こしたり、面倒に巻き込まれる種をまく際によく使います。
你别在外面到处惹事。
外でやたらとトラブルを起こすんじゃないよ。
よくある間違い
✕ 惹事生非
○ 惹事 / 惹是生非
四字熟語として使う場合は「惹事」ではなく「惹是生非」と書くのが一般的です。
「トラブルを起こす」のよくある質問
Q. 「トラブルに巻き込まれる」の中国語は?
Q. 「惹事」と「闹事」は入れ替え可能ですか?
例文
コアイメージ
言動で周囲に波風を立てて争いを生む場面
関連語
使い方
類義語との違い
闹事: 公共の場で騒ぎを起こして秩序を乱し、周囲に迷惑や争いを生む行為をすること。
捣乱: 物事の進行を妨げる目的でわざと騒いだり邪魔をしたりして混乱を招くこと。
起哄: 群衆が声を合わせて騒ぎ立て、他人をからかったり注目を集めたりすること。
吵闹: 大声を出したり騒いだりして周囲を静かにさせないこと。
惹事: 争いや問題を引き起こしてトラブルの原因になる行為をすること。
中国語での定義
語源
「闹」は騒ぐ・妨害するという意味を持ち、「事」は出来事や問題を指すため、結びついて秩序を乱す具体的な行為を表す動詞になった
コラム
- 日常会話では「在学校闹事」「在街上闹事」など公共性のある場所での騒ぎを指す場合が多く、当事者を非難する語感が強い点に注意する
例文
コアイメージ
ちょっとした行動や言動で周囲に波風を立て、問題や争いを引き起こす
関連語
使い方
類義語との違い
惹事: 軽い言動で面倒ごとを引き起こす、警告や非難のニュアンスを含む口語の動詞
惹麻烦: 問題や迷惑を呼び込み、自分や他人を困らせる動詞
找麻烦: 相手に対して故意に問題を作ったりかかわったりする動詞
中国語での定義
語源
「惹」は人の感情や反応を引き起こすことを表し、「事」は出来事や問題を指すため、二字が合わさって「(ある行為が)事=問題を招く/トラブルを起こす」という意味になった。
コラム
- 口語で注意・非難のニュアンスを持つ表現で、相手に向かって使うと警告や責めに受け取られやすいため場面や相手を見て使う