「仮定する」は中国語で何と言う?
「仮定する」に最もぴったりな中国語は「假设」です。日常会話から学術的な議論まで幅広く使われ、接続詞として「もし〜なら」という意味も持ちます。一方の「假定」は、ある前提を事実として一旦定めるような硬い表現で、主に学術論文や論理的な議論の文脈で用いられます。
使い分け
- 假设
最も汎用性が高い表現です。日常会話からビジネス、論文まで幅広く使え、動詞だけでなく「仮説」という名詞や「もし」という接続詞にもなります。
我们假设这个方案是可行的。
この提案が実行可能だと仮定してみましょう。
- 假定
思考や議論を進めるために、ある条件を前提として固定・設定するニュアンスです。やや硬い書き言葉として論文などで好まれます。
首先假定所有的条件都不变。
まず、すべての条件が変わらないと仮定します。
よくある間違い
✕ 假定明天下雨,比赛就取消。
○ 假设明天下雨,比赛就取消。
「もし〜なら」と文頭に置いて条件節を作る接続詞には「假设」を使い、「假定」は使えません。
「仮定する」のよくある質問
Q. 「如果」と「假设」の違いは?
Q. 科学論文での「仮説を立てる」は?
例文
コアイメージ
議論や検証のために一時的な条件を設定して進める像
関連語
使い方
類義語との違い
假设: ある前提を仮に置いて、その前提に基づいて考えること。
设想: ある状況や案を仮に思い描いて検討すること。
假定: 議論や計算のために便宜上ある事柄を真実とみなすこと。
推断: 情報や証拠から論理的に結論を導き出すこと。
中国語での定義
語源
語を構成する『假』は「仮にする・一時的なもの」を示し、『设』(設の簡体)は「設置する・設定する」を意味する字で、二字が組み合わさって「仮の条件を設定する=仮定する」という用法が生じた
コラム
- 学術や書き言葉では「假设」がよく使われ、日常会話では「如果」「要是」を代わりに使うことが多い点と、文脈によっては名詞「假设=仮説」としても使われるので動詞か名詞かを判断して使い分ける
例文
コアイメージ
推理の出発点として一つの前提を置く
関連語
使い方
類義語との違い
假定: 議論や推理の出発点として、一つの前提や条件を仮に決める
假设: 事実かどうかに関係なく、ある前提を仮に置いて考える
设想: 問題解決や計画のために、可能な案や状況を心の中で思い描く
推测: 限られた情報から起こったことや結果を推定する
猜想: 証拠が十分でない中で、おおよその見当をつけて考える
中国語での定義
語源
語は「假(仮にそうとする)」と「定(定める)」の合成で、「假」が未確認の仮の状況を示し、「定」がその状況を基準として確定する意を添え、合わせて「仮にその状況を成立とみなす」ことを示す
コラム
- 会話では具体例や条件節と一緒に用いることが多く、論理的に話を進めたいときは「我们假定…」「在…的假定下」などの形で前置して使うと分かりやすい