「エネルギー」は中国語で何と言う?
日本語の「エネルギー」は文脈によって「能量」と「能源」を使い分けます。物理的な力や人の気力、活力、食品の熱量を表すときは「能量」を用います。一方、石油や電力など、資源としてのエネルギーを指す場合は「能源」を使います。
使い分け
- 能量
物理学のエネルギーや、生物の活動の源となる力、食品の熱量を指します。前向きな気力や人前での活力など比喩的な表現にも多く使われます。
香蕉能迅速为身体补充能量。
バナナは素早く体にエネルギーを補給できます。
- 能源
石油、石炭、天然ガス、電力、太陽光など、産業や社会を動かす資源・燃料としてのエネルギーを指します。「省エネ」などの文脈でも使われます。
我们要大力开发清洁能源。
私たちはクリーンエネルギーを大いに開発しなければなりません。
よくある間違い
✕ 节约能量
○ 节约能源(节能)
省エネは燃料や電力などの資源を節約することなので、「能源」を使います。
✕ 他最近工作很累,没有能源了。
○ 他最近工作很累,没有能量了(没有精力了)。
人の体力や気力の意味で「エネルギー」と言うときは「能源」ではなく「能量」を使います。
「エネルギー」のよくある質問
Q. 「省エネ」は中国語で何と言いますか?
Q. 「プラス思考」をエネルギーで表せますか?
能néng量liàng
意味
- 名 エネルギー
- 名 活力
- 名 精力
例文
コアイメージ
人や生物が活動するための内的な活力の源
関連語
使い方
類義語との違い
能量: 行動や仕事をするために使える力や、内部からわき出る元気
精力: 仕事や学習などを行うための体と心のエネルギーや持久力
活力: 日常や運動に現れるはつらつとした元気や勢い
动力: 物や人、物事を動かしたり進めたりするための推進する力
中国語での定義
語源
「能」は本来「能力」を示す字で「量」は「多さ」を示す字であり、結合して『能力や力の多寡』を表し、転じて身体や心の活動力や物事を動かす源という比喩的用法でも用いられるようになった
コラム
- 会話で疲れややる気について話すときに若者を中心に比喩的に「今天没能量」「没有能量」などと言うことがあり、その場合は『精力がない』『やる気が出ない』に近い意味で使われる点を押さえると日常表現の理解が進む
能néng源yuán
意味
- 名 エネルギー
- 名 エネルギー源
- 名 燃料
例文
コアイメージ
機械や生活に力を与える物質やエネルギーの供給源
関連語
使い方
類義語との違い
能源: 生活や産業で使われる、電気や燃料など力を生み出す物やその供給源
电力: 送電網や発電所を通じて供給され、機器を動かすために使われる電気のエネルギー
燃料: 燃やしたり化学反応させたりして熱や力を生むために使う物質
能量: 物や系が仕事をしたり運動を起こしたりすることができる能力の量
动力: 機械や装置、人などを動かすための力や原動力
中国語での定義
語源
「能源」は合成語で「能」が力や働きを表し、「源」が起点や供給を示すことから、力を供給する物や場所を指す語として成立した
コラム
- 「能源」は範囲が広いため、燃料や電力など特定したい場合は具体名を添えると誤解が減る