「紆余曲折」は中国語で何と言う?
「紆余曲折」を中国語で表現する場合、最も一般的で名詞・形容詞として幅広く使えるのは「曲折」です。物事の経過における複雑な事情や度重なるもめごとを指します。一方、「峰回路转」は四字熟語で、状況が二転三転した末に好転する劇的なニュアンスを含みます。単なるトラブルの多さには「曲折」、局面の劇的な好転には「峰回路转」と使い分けます。
使い分け
- 曲折
物事の成り行きが複雑で変化が多いことを表します。波乱万丈な経過や度重なるトラブルを述べる日常会話から文章語まで広く使われます。
这件事情经历了不少曲折。
この件は少なからぬ紆余曲折を経ました。
- 峰回路转
事態が複雑に入り組んだ末に、新たな局面が開けたり良い方向へ急展開したりする場面で使われる四字熟語です。
经过反复谈判,事情终于峰回路转。
度重なる交渉を経て、事態はようやく好転しました。
よくある間違い
✕ 经历了很多纡余曲折。
○ 经历了很多曲折。
中国語には「纡余曲折」という成語はなく、通常は「曲折」と言います。
「紆余曲折」のよくある質問
Q. 「紆余曲折を経て」はどう言う?
Q. 「一波三折」との違いは何ですか?
峰fēng回huí路lù转zhuǎn
意味
- 成語・慣用句 紆余曲折
- 成語・慣用句 曲折
- 成語・慣用句 意外な展開
例文
コアイメージ
先が何度も曲がる山道が最後に明るく開ける景色
関連語
使い方
類義語との違い
峰回路转: 先が何度も曲がる山道が最後に明るく開けるように、困難や曲折を経て事態が好転することを表す四字成語。
柳暗花明: 暗く立ち込めた困難の中で、ふと好機が見えて物事が好転することを表す四字成語。
转危为安: 危険や危機的な状態が解消されて安定や安全な状況に変わることを表す四字成語。
起死回生: ほとんど絶望的な状況から劇的に回復して事態が再び好転することを表す四字成語。
东山再起: 一度失敗や挫折を経験した人や勢力が再び勢いを取り戻すことを表す四字成語。
中国語での定義
語源
「峰回路转」は各字の本義(峰=山頂、回=回る、路=道、转=曲がる)を組み合わせた比喩表現で、曲折を重ねた過程の末に事態が好転するか展開が変わることを意味するようになった。
コラム
- 新聞見出しや物語の結末説明で目にすることが多く、日常会話ではやや格式張って聞こえるので友人との会話では「出了转机」や「剧情反转」など口語表現に替えると自然。