「慣れる」は中国語で何と言う?
日本語の「慣れる」に最も広く対応するのは「习惯」ですが、辞典の代表語としては「适应」と「惯」が重要です。新しい環境や気候、仕事のやり方に順応するという意味では「适应」を用います。一方、繰り返すことで日常化したり当たり前になったりする場合は「惯」を使います。
使い分け
- 适应
環境や状況、変化などに馴染んで順応するときに使います。新しい生活や現地の気候に慣れるといった場面にぴったりです。
我还不适应这里的气候。
私はまだここの気候に慣れません。
- 惯
行為が繰り返されて日常的な習慣になったり、見聞きし慣れて平気になったりする状態を表します。主に日常会話で使われます。
我已经吃惯了辣的菜。
私はもう辛い料理に食べ慣れました。
よくある間違い
✕ 我适应早起。
○ 我习惯早起。
「早起きに慣れる」のように動作の習慣化を表す場合は「适应」ではなく「习惯」を使います。
「慣れる」のよくある質問
Q. 「見慣れる」「聞き慣れる」はどう言いますか?
Q. 「生活に慣れましたか」はどちらを使いますか?
例文
コアイメージ
新しい環境で自分の行動や反応を変えて場に合う振る舞いを身につける
関連語
使い方
類義語との違い
适应: 新しい生活や環境に合わせて自分の行動や考え方を変え、そこに慣れるようになること
习惯: 長い間続けてそのやり方や状態に慣れ、普通に感じるようになること
改变: 事物の性質や状態を別のものにすること
适合: 用途や条件に合って問題なく使える状態になること
中国語での定義
語源
「适应」は二字の複合語で、'适'は「合う・ふさわしい」や到達の意味を持ち、'应'は「応じる・反応する」を表すため、両者が合わさって環境や要求に合わせて自分を調整することを示す。
コラム
- 「适应」は自分を変えて対応することを強調する語で、'习惯'が慣れそのものを指すのと用途が異なり、日常では「适应+環境/生活/节奏」の形で使うのが自然である。
例文
コアイメージ
長い反復で抵抗感が薄れ、行動や感覚が当たり前になる状態
関連語
使い方
類義語との違い
惯: 長い反復や経験で抵抗が薄れ、ある行為や状況を自然に受け入れるようになること。
习惯: 繰り返すうちに行動や考え方が普通になり、自然に同じやり方で行うようになること。
适应: 環境や条件の変化に合わせて自分の行動や考え方を変え、問題なく過ごせるようになること。
熟悉: 何度も接してその特徴や使い方をよく知り、扱いに慣れること。
习以为常: 何度も起きることを当たり前だと感じ、特に不思議に思わなくなること。
中国語での定義
語源
漢字は忄(心)と貫の組み合わせで、貫はもともと貫き通す・連ねる意を持ち、心の側にそれが付くことで何度も繰り返される感覚が心に定着することを表し、結果として「慣れる」という意味を生んだ。
コラム
- 「惯」は日常で「惯于」で『〜に慣れている』と表すことが多く、環境への適応を表す「适应」や習慣性を表す「习惯」と使い分けられる点を押さえると自然な表現になる。
「慣れる」は英語では
- 「慣れる」 → adapt toget used to和英辞典で見る