「大雑把」は中国語で何と言う?
「大雑把」を中国語で表す場合、物事のやり方や内容の粗さを指すなら「粗略」、人の大らかな性格や無頓着さを指すなら「大大咧咧」を使い分けるのが一般的です。計画や推測など行為について「大雑把な」と言いたいときは「粗略」、豪快で細かいことを気にしない性格を表すときは「大大咧咧」と、対象が「事」か「人」かによって区別します。
使い分け
- 粗略
見積もり、計画、調査などの内容が細部まで詰まっておらず、大まかで雑な様子を表します。行為や物事を修飾する際に用います。
这只是一个粗略的计划。
これはただの大雑把な計画にすぎません。
- 大大咧咧
細かいことにこだわらず、おおらかでサバサバした性格を表します。時に無頓着で不用意という軽い非難の響きを伴うこともあります。
她性格大大咧咧的,从不计较小事。
彼女は大雑把な性格で、細かいことは決して気にしません。
よくある間違い
✕ 他的性格很粗略。
○ 他的性格大大咧咧的。
「粗略」は事柄の扱いや内容の雑さに使い、人の性格には用いないためです。
「大雑把」のよくある質問
Q. 「大雑把に言うと」はどう言う?
Q. 「大大咧咧」は悪い意味ですか?
例文
コアイメージ
要点だけを拾って細部を省くざっくりした扱い
関連語
使い方
類義語との違い
粗略: 細かい点を省いておおまかに処理されているため詳細が不十分な状態
马虎: 注意や手間が足りず細かい点をおろそかにするいい加減な様子
粗心: 注意不足で小さなミスや落ち度が起きやすい不注意な状態
草率: 十分な検討や配慮をせずに急いで行うため不適切になりやすい様子
仓促: 気持ちや行動が落ち着かず急いでいるため準備や配慮が足りない様子
中国語での定義
語源
漢字の成り立ちでは「粗」が粗糙な感触や粗い性質を表し、「略」が簡略や省略の意を示すため、合わせて物事の細かい点を省いて大まかに済ませるという意味合いになった。
コラム
- 口語では「粗略」はやや書き言葉寄りで、日常的に軽く伝えたいときは「大概」「大体」「ざっくり」といった表現がよく使われる。
大dà大dà咧liē咧liē
意味
- 形 大雑把
- 形 大らか
- 形 無頓着
- 形 そそっかしい
例文
コアイメージ
大らかで細かいことにこだわらない性格の像
関連語
使い方
類義語との違い
大大咧咧: 細かいことにこだわらず、言動や行動が大ざっぱで気にしない性格
随便: 態度や行動が気軽で、形式や細かい決まりにこだわらない
马虎: 仕事や注意がいい加減で、細部をおろそかにしやすい
粗心: 注意力が足りず、小さなミスや忘れ物をしやすい
随和: 性格が穏やかで他人に合わせやすく争いを避ける
中国語での定義
語源
構成は「大」と助詞的な「咧」の重ねで、重複によって意味を強める作りであり、もともと方言的な口語表現として広まり、人の性格や行動の大ざっぱさを表すようになった
コラム
- 日常会話で友人や家族の性格を表す際によく用いられ、親しみを込めた肯定的な評価にも軽い非難にもなる点を押さえて使うと誤用が減る