「使う」はフランス語で何と言う?

「使う」に相当する最も一般的で使い勝手の良い動詞は utiliser です。道具や機会など幅広い対象に使えます。employer も「使う」を意味しますが、言葉や手段の選択、あるいは人を「雇う」際によく使われます。user は間接他動詞 user de で「行使する」という意味になるほか、他動詞では「使い古す・消耗させる」という別のニュアンスを持ちます。

使い分け

  • utiliser

    道具や技術、時間などを実用的に「利用する」場合の最も標準的で日常的な表現です。具体物から抽象概念まで幅広く使えます。

    Je peux utiliser votre ordinateur ?

    あなたのパソコンを使ってもいいですか?

  • employer

    道具だけでなく、言葉や手段を適切に「用いる」場面で好まれます。人を雇って働かせるという意味でも日常的に用いられます。

    Il ne faut pas employer ce mot.

    この言葉を使ってはいけません。

  • user

    主に「user de 〜」の形で権利や忍耐力などを「行使する」場合に用います。直接目的語を取ると「使い古す」という意味になります。

    Il faut user de prudence.

    慎重さを行使しなければならない(慎重になる必要がある)。

よくある間違い

  • ✕ J'use mon téléphone portable.

    ○ J'utilise mon téléphone portable.

    他動詞の user は「使い古す・すり減らす」という意味になるため不自然です。

「使う」のよくある質問

Q. 「お金を使う」はどう言いますか?
「お金を使う(消費する)」には dépenser という専用の動詞を使うのが自然です。「utilser de l'argent」と言うと、支払うこと自体よりも資金を何かの目的に充てて活用するという響きになります。
Q. employer は「雇う」以外でも使えますか?
はい、使えます。employer は人を雇用するだけでなく、「手段を用いる」「言葉を使う」など、適切に選択して適用するという文脈で、物や抽象的な対象に対しても広く使用される動詞です。

utiliser

意味

utiliserのイラスト

例文

J'utilise mon vélo pour aller au travail.

私は通勤に自転車を使う。

Il utilise un outil pour réparer la porte.

彼はドアを修理するために道具を使う

コアイメージ

道具や情報を目標達成のために働かせる行為

関連語

使い方

類義語との違い

utiliser: 道具や情報などを目的に使って役立てる行為。
se servir de: 手や道具を使って何かを行う行為。
employer: 人や手段を必要に応じて使う行為。
profiter de: 状況や機会を活かして利益や便益を得る行為。
manipuler: 物や人を意図的に扱って自分の目的に沿わせる行為。

フランス語での定義

Faire servir un objet, un outil ou une ressource pour atteindre un objectif.

語源

語形は utile(フランス語の形容詞、ラテン語 utilis に由来)に動詞化の接尾辞 -iser が付いて生じたもので、全体として「役立つものを用いる」という意味につながっている。

コラム

  • 目的語には具体的な道具だけでなく抽象的な資源も来る点が多く、'utiliser quelqu'un' は『人を利用する(搾取的に聞こえる)』という意味になることがある。

employer

意味

  • 動 使うつかう
  • 動 雇う
employerのイラスト

例文

J'emploie souvent cette application.

私はよくこのアプリを使う。

Elle sait employer les bons mots.

彼女は適切な言葉を使う。

コアイメージ

目的を達成するために手段・方法・道具を用いている状況

関連語

使い方

類義語との違い

employer: 目的を達成するために道具や方法を用いる。
utiliser: 物や方法を目的のために使う。
se servir de: 手や身近な物を使って目的を果たす。
appliquer: 規則や方法を実際の場面に当てはめて使う。

フランス語での定義

Utiliser quelque chose comme moyen pour obtenir un résultat, en faisant usage d'un outil, d'une méthode ou d'un procédé.

語源

語は古フランス語の emploier にさかのぼり、そこから派生した名詞 emploi と密接に関連して発展し、英語の employ と同根で「何かを用いる」という意味が定着した。

コラム

  • 口語では utiliser が簡潔でよく使われ、employer はやや書き言葉や公式の場面で使われやすいことと、文脈によっては「人を雇う」という意味になる点に注意すると誤用を減らせる。

user

意味

userのイラスト

例文

Elle use de son influence.

彼女は自分の影響力を使う。

Il use de tous les moyens pour réussir.

彼は成功するためにあらゆる手段を使う

コアイメージ

何かを手段として取り出して使う動作と、繰り返しの結果として物や性質がすり減る状態。

関連語

使い方

類義語との違い

user: 物・能力・影響力などを手段として用いる行為を表す。
utiliser: 物事や道具を目的のために使用する動作を表す。
se servir: 自分のために器具や物を取り出して使う行為を表す。
employer: 人材や方法、手段を目的に応じて使う行為を表す。

フランス語での定義

Faire usage de quelque chose pour un objectif ; aussi perdre de la substance ou de la qualité à force d'être utilisé.

語源

語源はラテン語の uti/usus 系で、古仏語を経て現代仏語に残り、機能的使用と摩耗の両義が確立した。

コラム

  • 法律文や文語では 'user de' の表現が見られ、実際の会話では意味的に 'utiliser' に置き換えられることが多い。

「使う」は英語では

「使う」を含むフレーズ

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