受け入れる
「受け入れる」はドイツ語で何と言う?
「受け入れる」に最も広く使われるのは akzeptieren です。条件や事実を納得して認める際に適しています。人や難民を迎え入れるなら aufnehmen、提案や忠告を受け取るなら annehmen、不満ながら甘受するなら hinnehmen、不本意な現実に諦めて折り合いをつけるなら sich abfinden を使い分けます。
使い分け
- aufnehmen
人や物を組織・集団の中に招き入れたり、保護・収容したりする場面で使います。客や難民を温かく迎え入れる文脈に最適です。
Die Familie hat den Gast freundlich aufgenommen.
その家族は客を温かく受け入れた。
- akzeptieren
提案、ルール、事実などを理性的・能動的に「よし」と認めて承諾する表現です。ビジネスから日常会話まで幅広く使われます。
Wir akzeptieren diese Bedingungen nicht.
私たちはこの条件を受け入れません。
- annehmen
差し出された贈り物や提案、助言などを好意的に「受領する」「引き受ける」という意味で使います。
Er hat das Angebot der Firma angenommen.
彼はその会社の申し出を受け入れた。
- hinnehmen
不本意な事態や不満な批判などを、抵抗せずに我慢して耐え忍ぶ、甘受するという消極的なニュアンスを含みます。
Sie wollte diese Beleidigung nicht hinnehmen.
彼女はこの侮辱を受け入れたくなかった。
- abfinden
変えられない運命や困難な状況に対して、仕方がないと諦めて妥協・納得する時に再帰動詞の形で使います。
Er musste sich mit der Situation abfinden.
彼はその状況を受け入れざるを得なかった。
よくある間違い
✕ Ich kann die Gäste nicht akzeptieren.
○ Ich kann die Gäste nicht aufnehmen.
客や人を「招き入れる、宿泊させる」意味では、認容を意味する語ではなく aufnehmen を使います。
✕ Er hat die Realität abgefunden.
○ Er hat sich mit der Realität abgefunden.
「状況を受け入れて甘んじる」意味の abfinden は再帰代名詞と前置詞 mit が必要です。
「受け入れる」のよくある質問
Q. 留学生を受け入れるは何と言いますか?
Q. annehmen と akzeptieren の違いは?
例文
コアイメージ
外部の人や物を自分の空間や集団に迎え入れて一員にする感覚を核とし、記録・話題化の意味も含む
関連語
使い方
類義語との違い
aufnehmen: 外から来た人や物を自分の場所や集団に入れて受け入れること
begrüßen: 来た人に会って挨拶して歓迎すること
annehmen: 申し出や物を受け取って受け入れること
empfangen: 来た人を迎えて受け入れること
aufzeichnen: 音や映像を機械で録って残すこと
ドイツ語での定義
Aufnehmen bedeutet, jemanden oder etwas aufzunehmen und zu integrieren; daneben bezeichnet es auch das Aufzeichnen von Ton/Film oder das Aufgreifen eines Themas.
語源
aufnehmenは、接頭辞aufと動詞nehmenの複合で、古くは「上へ取る」から外部を内部に取り込むという意味が派生し、宿泊や保護、記録、話題化の用法が生まれた。
コラム
- 『Ton aufnehmen』『einen Gast aufnehmen』のように目的語で意味が分かれるため、文脈と目的語で適切な解釈を選ぶ。
akzeptieren
意味
例文
コアイメージ
公式な場で提案や条件を受け入れて認める行為
関連語
使い方
類義語との違い
akzeptieren: 提案や条件に対して正式に承諾すること
annehmen: 受け取る意味を含めて申し出や提案を受け入れること
zustimmen: 意見や案に賛成して同意の意思を示すこと
hinnehmen: 不快なことや不利益を仕方なく受け入れて我慢すること
einwilligen: 相手の要求や条件に対して承諾して同意すること
ドイツ語での定義
Etwas bewusst annehmen, besonders in formellen oder sachlichen Kontexten.
語源
akzeptierenは、ラテン語 acceptare(「受け取る」の意)に遡り、近代に他言語を経てドイツ語に入った
コラム
- 英語の accept と意味は近く受け替え可能な場面もあるが、口語では 'annehmen' の方が自然な場合がある
例文
コアイメージ
受け取ったものを自分のものとして扱い内側に取り込む動作
関連語
使い方
類義語との違い
annehmen: 申し出や物を受け取って自分のものとして扱う行為
akzeptieren: 申し出や条件を受け入れて同意すること
entgegennehmen: 手渡された物や書類を受け取ること
vermuten: 証拠や状況から何かがそうだと考えて推測すること
ドイツ語での定義
Eine Haltung, Regel oder Sache übernehmen; auch etwas empfangen oder als wahr annehmen.
語源
annehmenは、接頭辞an-(へ)+nehmen(取る)から生じ、もともと『へ取る』という直訳的な成り立ちが意味を生んでいる。
コラム
- annehmenは物理的受け取り・承諾・推測で用法が分かれるため、前後の語や語順でどの用法かを見分けると会話で混乱しにくい。
例文
Er hat die Niederlage hingenommen.
コアイメージ
抵抗せず現実をそのまま受け止める様子
関連語
使い方
類義語との違い
hinnehmen: 仕方なく現実や結果を受け入れてそのままにする
annehmen: 承諾して受け取る
akzeptieren: 正式に受け入れて認める
tolerieren: 不快なことを我慢して許す
ドイツ語での定義
Eine unangenehme Tatsache oder eine Niederlage ohne Widerrede als gegeben betrachten
語源
hinnehmenは、hin-(向かう)+nehmen(取る)の合成で、取って受け取るという発想から「受け入れる」に発展した
コラム
- 会話でEr hat die Niederlage hingenommenのように使うと敗北を淡々と認める響きになり、感情を強調したければ別表現を使うと伝わりやすい
例文
コアイメージ
不満を抱えつつも渋々状況を受け入れてやり過ごす心の動き
関連語
使い方
類義語との違い
abfinden: 不満を抱きながらも渋々状況を受け入れてやり過ごす
hinnehmen: 不満や不都合を我慢してそのまま受け入れてやり過ごす
akzeptieren: 提案や事実を問題なく受け入れて認める
annehmen: 申し出や提案を受け入れて了承する
tolerieren: 嫌なことを許容して我慢する
ドイツ語での定義
(sich) mit einer unerwünschten Situation widerwillig zurechtkommen und sie als gegeben anerkennen
語源
abfindenは、接頭辞ab-とfindenの複合語で、古形abfinden/abvindenが『和解して受け入れる』の意味を持つ。
コラム
- ニュアンスとしては積極的な承諾ではなく渋々の受容を示すため、肯定的な場面では別表現を使う方が自然である