「罠」は中国語で何と言う?
日本語の「罠」に当たる最も一般的な中国語は「陷阱」です。物理的な落とし穴や動物を捕まえる罠だけでなく、比喩的な計略にも幅広く使えます。一方、「圈套」は人を騙して陥れる策略や企みという比喩的な意味に特化して用いられます。物理的な罠には「陷阱」、心理的な謀略を強調したいときは「圈套」と使い分けます。
使い分け
- 陷阱
物理的な落とし穴や捕獲具から、詐欺などの比喩的な罠まで最も広く使われます。「罠に落ちる」は「落入陷阱」と言います。
猎人在森林里设下了陷阱。
猟師は森の中に罠を仕掛けた。
- 圈套
人を嵌めるための謀略やペテンを指します。物理的な穴や道具には使えず、「罠にかかる」は「中圈套」と表現します。
小心,别中了他们的圈套。
気をつけて、彼らの罠にかからないようにしなさい。
よくある間違い
✕ 猎人设下了圈套。
○ 猎人设下了陷阱。
「圈套」は比喩的な謀略にのみ使うため、狩猟の物理的な罠には「陷阱」を用います。
「罠」のよくある質問
Q. 「罠にはまる」の中国語表現は?
Q. 「罠を仕掛ける」は何と言いますか?
陷xiàn阱jǐng
意味
- 名 罠
- 名 落とし穴
- 名 計略
例文
コアイメージ
見えない誘いで人を落とし入れる仕掛けや罠
関連語
使い方
類義語との違い
陷阱: 見えない誘いや仕組みで人をだまして不利な立場に追い込む罠。
圈套: 相手をだまして利益や行動を引き出すために巧妙に仕組まれた手口や誘い。
骗局: 金銭や利益をだます目的で作られた偽の取引や計画。
诡计: ずるい考えや巧妙なやり方で相手を出し抜く策略。
诱饵: 相手をおびき寄せるために使う餌や誘惑。
中国語での定義
語源
この語は「陷」と「阱」が結びついたもので、「陷」は陥る・落ちるを示し、「阱」は捕獲のために掘る坑を意味することから、元来は獲物を捕らえるための坑を指し、のちに人をだますための策略や罠を表す語になった。
コラム
- 会話や報道では詐欺や策略への警告表現として頻出し、特に広告や一見有利すぎる条件の話題で「陷阱」が使われる例が多い。
例文
コアイメージ
餌で誘って閉じ込める罠の光景
使い方
類義語との違い
圈套: おとりや計略で相手を陥れるための罠で、日常では比喩的に用いられることが多い。
陷阱: 人を落とし入れるための仕組みや状況で、物理的なわなや比喩的な罠を指す。
骗局: 人をだまして金銭や信用などを奪うための偽りの計画。
中国語での定義
語源
『圈』は囲むこと、『套』はわなや覆いで人や動物を捕らえる意を持ち、元は物理的な捕獲具を指し、転じて人をだます策略を表す語になった。
コラム
- 日常語では物理的なわなより比喩的な『罠』『计策』を示す用法が主で、『被人设下圈套』『落入圈套』といった表現で詐欺や策略の場面を表す点に注意する。
「罠」は英語では
- 「罠」 → trapbooby trap和英辞典で見る