「思う」はスペイン語で何と言う?
「思う」を表す最も一般的で使いやすい動詞は pensar です。自分の頭で考えた意見や推測を述べるときに使います。一方、直感的な印象や「〜のように思える」と伝える場合は parecer、公の場や議論でしっかりとした見解を述べるなら opinar、心に思い描くなら figurar(多くは再帰代名詞を伴う)と使い分けます。
使い分け
- pensar
最も汎用性が高く、「考える、推測する」という意味を含んで自分の意見を述べるときに使います。日常会話で多用されます。
Pienso que va a llover esta tarde.
今日の午後は雨が降ると思います。
- parecer
主観的な印象や直感に基づき「〜のように思える、見受けられる」と感じる際に使います。間接目的語を伴う構文が一般的です。
Me parece una buena idea.
それは良い考えだと思います。
- opinar
議論や改まった場面で、根拠や判断に基づいて「意見を持つ、論評する」というニュアンスで使います。
¿Qué opinas sobre este tema?
このテーマについてどう思いますか?
- figurar
主に再帰動詞の形で用いられ、頭の中に思い浮かべる、想像するという意味合いで使われます。
Me figuro que estás cansado tras el viaje.
旅行のあとで疲れていると思います。
よくある間違い
✕ Yo parezco que es verdad.
○ Me parece que es verdad.
「私には〜と思われる」とする場合、自分を主語にせず間接目的語を使って表現します。
✕ Pienso de esta propuesta.
○ Pienso sobre esta propuesta. / ¿Qué opinas de esta propuesta?
「〜についてどう思うか」と意見を述べる際は、前置詞の選択や動詞の使い分けに注意が必要です。
「思う」のよくある質問
Q. 相手の意見を聞くときは何と言いますか?
Q. 「〜ではないと思う」と否定する場合は?
例文
コアイメージ
頭の中で物事を秤にかけてどれがよいか決める心の動き
関連語
使い方
類義語との違い
pensar: あることについて意見や考えを心に持つこと
creer: あることを本当だと信じること
opinar: 意見を述べること
considerar: よく考えて判断すること
imaginar: 現実でないことや場面を頭に思い描くこと
スペイン語での定義
Formar en la mente una idea u opinión sobre algo; además, emplearse para expresar intención o planes con un verbo en infinitivo.
語源
ラテン語 pensāre(pendēre の反復形、重さをはかる)から発展し、心の中で比較して判断する意から「思う・考える・つもりだ」となった
コラム
- creer は確信に近い『信じる』を表し、意見を尋ねるときは ¿Qué piensas? を使い、考えている対象は pensar en、意見を問うときは pensar de を区別する

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例文
コアイメージ
外見や情報を手がかりに『そう見える/そう考える』と結論づける判断のあり方
関連語
使い方
類義語との違い
parecer: 外見や情報を手がかりにそう見えると判断する
pensar: 自分の考えを頭の中でまとめる
creer: 根拠がはっきりしなくても正しいと信じる
opinar: 自分の意見を言葉にする
suponer: はっきりしないことを仮にそうだと想定する
スペイン語での定義
Señalar que algo parece de cierta manera por su apariencia o indicar la opinión subjetiva del hablante.
語源
ラテン語 parēre(『見える』)から派生し、時を経て『見える』の感覚が話者の意見表明に拡張され、現代スペイン語で「思う」を表す語となった。
コラム
- 会話では Me parece bien/Me parece mal で評価をやわらかく示せる一方、parecerse a + 対象 で『似ている』という別の意味になる点を区別すると誤用を避けられる
例文
コアイメージ
事柄について自分の立場や判断を示す行為
関連語
使い方
類義語との違い
opinar: 出来事について自分の考えや評価を言葉にする
creer: 事柄を真実だと信じる
pensar: 頭の中で考えて結論や意見をまとめる
expresar: 考えや気持ちを言葉や表現で外に出す
comentar: 話や出来事に対して短く意見や感想を述べる
スペイン語での定義
語源
語源はラテン語の opinari(意見を持つ)および名詞 opinio(意見)にさかのぼり、中世スペイン語を経て現代の opinar が定着した
コラム
- 「opinar que + 文」の形で意見を述べることが多く、単なる思いつきの表現(creer や pensar)と比べて判断や評価を伴う場面で用いられることが多い
例文
コアイメージ
証拠がはっきりしない状況で心の中に可能性の像を仮に置いて扱う状態
関連語
使い方
類義語との違い
figurar: 証拠がはっきりしないときに心の中で可能性を仮に思い浮かべること
creer: 自分の気持ちや判断に基づいてそれが本当だと受け入れること
suponer: 証拠や根拠が十分でないときに何かがそうだと仮に考えること
imaginar: 現実とは限らないことを頭の中で具体的な像や場面として思い浮かべること
スペイン語での定義
Imaginar o suponer algo en la mente, a menudo con grado de duda o sin certeza completa.
語源
中世ラテン語の figurare が古スペイン語に入って定着し、初めは『形を示す・表す』を指したが、徐々に『心に形をつくる=想像する』に意味が変化し、推測を表す語として用いられるようになった
コラム
- 学習者が混同しやすいのは creer や pensar で、figurar(se) は確信が弱く推測や想像を含む表現になりやすいため、柔らかい推測をしたいときに使うと会話が自然に聞こえる