「傷つける」はフランス語で何と言う?
「傷つける」に相当する最も一般的な動詞は blesser です。身体的な怪我と心へのダメージのどちらにも使えます。一方、自尊心やプライドを傷つけて気分を害させる場合には vexer を用い、相手の名誉や尊厳を著しく侮辱・冒涜するような強い文脈では offenser を使い分けます。
使い分け
- blesser
身体を物理的に負傷させる場合にも、心や感情を深く痛める場合にも幅広く使われる最も基本的な表現です。
Ses paroles dures ont blessé mon cœur.
彼のきつい言葉が私の心を傷つけた。
- vexer
自尊心やプライドを傷つけて相手をムッとさせたり、気分を損ねたりする場面でよく使われます。
Je ne voulais pas te vexer avec cette remarque.
その発言で君を傷つけるつもりはなかった。
- offenser
礼儀や道徳に反する言動で相手の名誉や尊厳、信念を著しく傷つける、やや改まった表現です。
Son attitude a offensé les personnes présentes.
彼の態度はその場にいた人々を傷つけた。
よくある間違い
✕ Je me suis blessé mon bras.
○ Je me suis blessé au bras.
自分の身体の一部を傷つけた時は、再帰動詞と前置詞「à」を組み合わせます。
「傷つける」のよくある質問
Q. 自分が怪我をした時は?
Q. 「悪気はなかった」と伝えるには?
blesser
意味
- 動 傷つける
- 動 負傷させる
- 動 痛める

ゲームで覚える・約 1 分
blesser をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
自尊心や面目がちくっと傷つき、相手の心に不快感や気まずさが残る状態
関連語
使い方
類義語との違い
vexer: 相手のプライドや面目を傷つけて、心に痛みや気まずさを感じさせる
blesser: 心や感情を傷つけて精神的な痛みを与える
fâcher: 怒りを引き起こして相手を不機嫌や怒りの状態にする
froisser: ちょっとしたことで相手の面目を傷つけて不快にさせる
offenser: 侮辱的な言動で相手を深く傷つけて強い不快感を与える
フランス語での定義
Provoquer chez quelqu'un un sentiment de peine, de gêne ou d'humiliation, souvent sans intention de blesser.
語源
ラテン語vexare(振り動かす・悩ます)に由来し、中世フランス語を経て身体的な「悩ます」から精神的に「感情を害する」意味へと移行して現代仏語のvexerになった
コラム
- 日常会話では「Je ne veux pas te vexer」のように相手への配慮を示す表現で現れ、vexerはfâcher(怒らせる)より心の痛み寄りである点を意識すると誤解を減らせる
例文
コアイメージ
短い一言や無意識の仕草で相手の自尊心を傷つけ、場の雰囲気がぎこちなくなる瞬間。
関連語
使い方
類義語との違い
offenser: 相手の感情や自尊心を言葉や行動で傷つける
blesser: 感情や自尊心を言葉や行動で傷つける
vexer: 不快やいらだちを感じさせる言動をする
froisser: 軽い気分の害や気まずさを生む無神経な言動をする
choquer: 強い驚きや嫌悪感を与えて不快にさせる
フランス語での定義
Verbe transitif employé pour exprimer qu'une remarque, un geste ou un comportement blesse moralement une personne.
語源
offenser はラテン語 offendere に源があり、本来は『ぶつかる・打つ』を意味したが、時代とともに『感情を害する』という意味を帯びるようになった。
コラム
- 謝る際は相手との距離に応じて te/vous を使い分け、配慮を示す表現を選ぶと誤解を避けやすい。