「怒らせる」はフランス語で何と言う?
「怒らせる」に最もよく使われる一般的な動詞は fâcher です。相手を本気で怒らせたり不機嫌にさせたりする際に幅広く使えます。一方、contrarier は自分の思い通りにいかない状況などで、人を「いらだたせる」「不快にさせて怒らせる」というニュアンスの違いで使い分けます。
使い分け
- fâcher
人を怒らせる、不機嫌にさせるという意味で最も標準的な動詞です。日常会話から文章まで幅広く使われます。
Ne le fâche pas avec cette question.
その質問で彼を怒らせないでください。
- contrarier
相手の邪魔をしたり計画を妨げたりして、気を悪くさせる、いらだたせて怒らせるという場面で使います。
Cette mauvaise nouvelle l'a beaucoup contrarié.
その悪い知らせは彼をひどく怒らせました。
よくある間違い
✕ Je suis fâché à lui.
○ Je suis fâché contre lui.
「〜に対して怒っている」は前置詞 contre を使います。
「怒らせる」のよくある質問
Q. 自分が「怒る」と言いたいときは?
Q. 相手を「怒らせてしまった」時の謝罪は?
fâcher
意味
- 動 怒らせる
- 動 不快にさせる
- 動 立腹させる
例文
コアイメージ
相手の気持ちが静かな状態から怒りに傾く動き。
関連語
使い方
類義語との違い
fâcher: 相手の気持ちを静かな状態から怒りへと動かす
énerver: 人をイライラさせる
mettre en colère: 人を怒らせる
vexer: 気分を害して不快にさせる
provoquer: 怒りを引き起こす
フランス語での定義
Provoquer chez quelqu'un un sentiment de colère ou d'irritation.
語源
古フランス語の facher / fachier に由来し、当初から「怒らせる」「いら立たせる」の意味で用いられ、現代フランス語でも他者に怒りを引き起こす動詞として残った。
コラム
- 「fâcher」は他人を怒らせる意味で、自分が怒る場合は se fâcher を使い、似た語の énerver は「イライラさせる」という軽いニュアンスであるため場面に応じて使い分ける。

ゲームで覚える・約 1 分
fâcher をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
contrarier
意味
- 動 怒らせる
- 動 困らせる
- 動 いらだたせる
例文
コアイメージ
相手の願いや計画を邪魔して、不快や怒りを生じさせる場面の像。
関連語
使い方
類義語との違い
contrarier: 相手の期待をそこなって不満やいらだちを感じさせる。
fâcher: 強い怒りや憤りを抱かせる。
gêner: 行為や会話をしにくくして気まずさを生む。
empêcher: 行動や出来事の実行を妨げる。
décevoir: 期待に応えられず失望させる。
フランス語での定義
Causer à quelqu'un du mécontentement ou de l'irritation en contrariant ses désirs ou ses projets.
語源
contrarier はラテン語 contrarius(『反対の』)に由来し、中世フランス語を経て『期待を妨げる・裏切る』という意味から相手を怒らせたり困らせたりする動詞として定着した。
コラム
- ニュアンスとして fâcher がより強い怒りを指す一方で、contrarier は期待を損なって生じる不満やいらだちを表す場面で使うことが多い。