「恨み」は中国語で何と言う?
日本語の「恨み」に最もぴったりな中国語は「怨恨」です。根深い敵意や強い憎しみの感情を指す場合に広く使われます。一方、心の中にたまっている不平や不満、愚痴っぽい感情としての恨みには「怨气」を用います。相手への深刻な敵意か、心に滞るもやもやした鬱憤かによって使い分けます。
使い分け
- 怨恨
相手に対して抱く深刻で強い恨みや憎しみを表します。強い敵意を伴う感情で、名詞としても動詞としても日常や文章語で使われます。
他不应该一直心存怨恨。
彼はいつまでも恨みを抱き続けるべきではない。
- 怨气
不満や理不尽な思いが積み重なって生じる恨みや鬱憤を表します。心にたまる感情そのものや、それが表に出た不機嫌な態度を指します。
他心里憋着一股怨气。
彼は心の中に恨みをため込んでいる。
よくある間違い
✕ 我恨你。(単に不満・すねている時に)
○ 我生你的气。
「恨」は非常に重く強い憎しみを表すため、軽い不満には「生气」などを使います。
「恨み」のよくある質問
Q. 「恨みを買う」はどう言いますか?
Q. 「恨みを晴らす」はどう言いますか?
例文
コアイメージ
受けた不満や傷が心に残り、行動や態度にまで影響する負の感情
関連語
使い方
類義語との違い
怨恨: 受けた不満や傷が心に残り、言動に悪影響を及ぼす恨み
恨: 害や損害を受けて相手に抱く強い恨み
憎恨: 強い憎しみと敵意が結びついた激しい嫌悪
敌意: 相手に対して敵対的に感じる心の状態
中国語での定義
語源
作語として見れば「怨」が不平や恨みを表す一方で「恨」はより強い憎悪を示す,二字とも心に関する意味を持つため、合わせて被害や不公平の記憶が内面に長く残ることを示す表現となる。
コラム
- 新聞や小説などの文語で用いられることが多く、日常会話では同じ意味を軽く表す「记仇」や「怀恨在心」を使うと伝わりやすい。
怨yuàn气qì
意味
- 名 恨み
例文
コアイメージ
長年積もった不満が内側でくすぶり続ける感覚。
関連語
使い方
類義語との違い
怨气: 長年たまって心の内でくすぶる不満や恨みの気持ち。
不满: 出来事や扱いに対して満足できない気持ち。
怨恨: 長く心に残り消えない強い恨みの気持ち。
反感: 相手や物事に対して抱く嫌悪の気持ち。
牢骚: 不満や愚痴を口に出す言葉。
中国語での定義
語源
漢字の「怨」は心の中の恨みや不満を示し、「气」はもともと息や気配を表す字で、合わせて内に漂う不満や怨恨の感情を表す語として用いられるようになった。
コラム
- 日常会話では同僚や家族への小さな不満を表す場面で使われ、強い敵意を示す「恨」とは程度や語感が異なるため、伝え方で相手の受け止め方が変わる点に注意する。