「よく知っている」は中国語で何と言う?
「よく知っている」を中国語で表す場合、もっとも一般的で幅広く使えるのは「熟悉」です。人、場所、業務、事物などを詳しく知っていて馴染みがある状態全般を指します。一方、歌や話などを「何度も耳にしていて熟知している」と言いたい場合には、成語の「耳熟能详」を使い分けると状況が的確に伝わります。
使い分け
- 熟悉
人や場所、仕事の内容などを詳しく知っており、よく馴染んでいる状態を表す最も一般的な表現です。日常会話からビジネスまで幅広く使えます。
我很熟悉这里的环境。
私はここの環境をよく知っています。
- 耳熟能详
何度も耳にして聞き慣れているため、詳しく諳んじることができるという意味の成語です。有名な話や歌、物語などによく用います。
这是一首大家耳熟能详的老歌。
これは誰もがよく知っている懐かしい歌です。
よくある間違い
✕ 我很好知道他。
○ 我很熟悉他。 / 我很了解他。
「よく」を直訳して「好知道」とは言えません。人の性質や事情をよく知っているなら「熟悉」や「了解」を使います。
「よく知っている」のよくある質問
Q. 「熟悉」と「认识」の違いは何ですか?
Q. 人の性格を「よく知っている」時は?
例文
コアイメージ
何度も見聞きして細部まで思い出せる状態
関連語
使い方
類義語との違い
熟悉: 何度見聞きして細部まで思い出せるほど、対象についてよく知っている状態を表す。
了解: 事情や情報の内容や原因をはっきり理解している状態。
认识: 人や物に接して、その顔や存在や特徴を知るようになること。
知道: 事実や情報を知っていて、そのことが分かっている状態。
懂得: 物事の意味ややり方を理解して、どうするか分かる状態。
中国語での定義
語源
「熟」は経験で身につく意、「悉」はすべて・詳しいを表し、合わせて十分に知る意になる。
コラム
- 対象について話すときは「对...熟悉」の形で言い、場所や人物にはよく使い、技能の習熟は「熟练」を使って区別する。
耳ěr熟shú能néng详xiáng
意味
- 成語・慣用句 よく知っている
- 成語・慣用句 熟知している
- 成語・慣用句 精通している
例文
コアイメージ
繰り返し接して、細部や特徴まで把握している状態。
関連語
使い方
類義語との違い
耳熟能详: 何度も接して、細部や特徴までよく知っている状態。
了如指掌: 物事の細かな点まで非常によく把握している状態。
如数家珍: 多くの事柄を一つ一つ挙げられるほど詳しく知っている状態。
耳濡目染: 聞いたり見たりするうちに自然に身に付き、物事に詳しくなっている状態。
洞若观火: 物事の内情や本質をはっきり見通して明確に理解している状態。
中国語での定義
語源
成語として四字を組み合わせた表現で、反復して耳に入ることにより対象をよく知るという意味合いが生まれ、「能详」はそれを詳しく語る能力を示す。
コラム
- 日常会話では新聞や説明文など書き言葉ややかたい場面で使われることが多く、口語で用いる際は語感が堅く聞こえる場合があることに注意する。