「あざ」は中国語で何と言う?
日本語の「あざ」は、原因によって中国語を使い分けます。ぶつけたりして内出血でできた青あざには「瘀青」を使い、これが最も一般的です。一方、生まれつき皮膚にある蒙古斑や母斑などのあざには「胎记」を使います。内出血による後天的なものか、生まれつきのものかで単語を選びましょう。
使い分け
- 瘀青
打撲やケガなどによる皮下出血(青あざ)を指します。日常会話で「ぶつけてあざができた」と言うときに最もよく使われます。
我不小心撞到了桌角,腿上撞出了瘀青。
不注意で机の角にぶつかり、足にあざができました。
- 胎记
生まれつき体にある皮膚の着色斑(母斑や蒙古斑など)を指します。後天的なケガによるあざには使えません。
他手臂上有一块红色的胎记。
彼の腕には赤いあざがあります。
よくある間違い
✕ 我不小心摔倒,脸上留下了胎记。
○ 我不小心摔倒,脸上摔出了瘀青。
「胎记」は生まれつきのあざにのみ使うため、転んでできたあざには「瘀青」を用います。
「あざ」のよくある質問
Q. 「あざができる」はどう言いますか?
Q. 赤あざや黒あざも「瘀青」と言えますか?
瘀yū青qīng
意味
- 名 あざ
- 名 打ち身
- 名 青あざ
例文
コアイメージ
皮下の毛細血管が破れて血がたまり、皮膚に青紫や暗い斑が現れる状態
関連語
使い方
類義語との違い
瘀青: 皮膚の下で血がたまってできる、青紫や暗い色のあざ
淤青: 皮下出血で生じる青紫のあざ
瘀伤: ぶつけたりして皮膚の下で出血や腫れが起こるけが
中国語での定義
語源
「瘀青」は複合語で、「瘀」は血が滞ることを示し医書では瘀血と表される一方、「青」は青紫の色を示しており、両者で打撲などによる皮下出血が皮膚に青紫や暗色の跡となることを表す
コラム
- 日常会話では体の部位とともに「有」「出现」などを使って表現し、医療語の「淤血」は内部の血行障害を指すことが多い点や、打撲直後は赤から数日で青紫に変わる色の経過を説明する際に役立つ表現である
胎tāi记jì
意味
- 名 あざ
- 名 胎記
- 名 母斑
例文
コアイメージ
胎児のときに皮膚にできる色や形のしるし。
使い方
類義語との違い
胎记: 胎児期に形成されて生まれつき残る皮膚のしるしで、色や形で目立つあざを指す。
痣: 皮膚に現れる丸や点状の色や盛り上がりで、生まれつきのものと後でできるものがある。
斑: 皮膚や物の表面にできるまだらな色や点のこと。
中国語での定義
語源
「胎」は胎児を指し、「记」は印や記録を表す字で、二字が合わさって胎児期にできて皮膚に残る印を意味するようになった。
コラム
- 「胎记」は先天的な皮膚のしるしを指す一般語で、医学的には「母斑」と呼ばれることがあるが、他人の容貌について話すときは直接指摘せず配慮する表現である。