「手を出す」は中国語で何と言う?
日本語の「手を出す」を中国語にする場合、文脈によって「出手」と「下手」を使い分けます。最も一般的に用いられる「出手」は、暴力行為や行動を起こすこと、金銭を出すことなど幅広い場面で使えます。一方の「下手」は、攻撃や犯行に及ぶなど、相手に対して危害や悪事を企てて「着手する」というニュアンスで多く用いられます。
使い分け
- 出手
暴力や援助など、自発的に行動を起こす際に広く使います。買い物をするときに「思い切って金品を出す」という意味でも日常的によく用いられます。
遇到矛盾要讲道理,绝对不能先出手打人。
揉め事があったら筋道立てて話すべきで、絶対に先に手を出して人を殴ってはいけません。
- 下手
対象に向けて実際に危害や盗みなどの悪事を実行する場面で使われます。悪意を持った行動に着手するニュアンスを伴うことが多いです。
趁他不注意,小偷悄悄下手了。
彼が油断した隙に、泥棒はこっそり手を出しました。
よくある間違い
✕ 不属于你的工作,你不要出你的手。
○ 不属于你的工作,你不要插手。
「他人の領域に余計に口出し・関与する」の意味の「手を出す」には、「插手」を使うのが適切です。
「手を出す」のよくある質問
Q. 「株や投資に手を出す」は何と言いますか?
Q. 「女性に手を出す」はどう表現しますか?
出chū手shǒu
意味
- 動 手を出す
例文
コアイメージ
問題や作業に向かって手を伸ばし、具体的に処理を始める動作
関連語
使い方
類義語との違い
出手: 問題や作業に向かって手を伸ばし、具体的に処理を始める動作
动手: 手を使って作業や処理を始める行為
采取行动: 問題や状況に対して決めた方針にもとづき具体的に行動を開始すること
介入: 当事者以外が問題や争いに関わって処理や調整を行うこと
插手: 他人の事柄に入り込んで行動や決定に干渉すること
中国語での定義
語源
「出手」は「出」(外へ出る)と「手」(手や行為)の組み合わせで、手を差し出して何かを始めるという比喩から、介入して事を処理するという意味で用いられるようになった。
コラム
- 助けたり処理したりする文脈では肯定的に受け取られるが、介入の程度を明示しないと強引に見えることがあるので、公的な場面では『介入する』『対応する』など具体語を添えて伝える。
例文
コアイメージ
手を下ろして実際に行動を起こす動作
関連語
使い方
類義語との違い
下手: 好機を見つけると実際に手を動かして物事に取りかかることを表す
着手: 仕事や作業に取りかかることを表す
动手: 自分の手で実際に作業を始めることを表す
出手: 介入したり助けたりするために行動を起こすことを表す
中国語での定義
語源
「下」は下へ向かうことを表し、「手」は手を指すので、文字どおり手を下ろして何かにかかるという合成から、動作の起点としての「开始动手」や、機会を見て出手して攻撃する意味が生じた。
コラム
- 日本語の同字「下手」は『不得手・不器用』だが、中国語の「下手」は動詞で『(機会を見て)手を出す/着手する』を表すことが多く、意味が大きく異なる点に注意する必要がある。
「手を出す」は英語では
- 「手を出す」 → foray into和英辞典で見る