「心を痛める」は中国語で何と言う?

「心を痛める」に最もぴったりな中国語は「心疼」です。相手をかわいそうに思い情愛を込めて心を痛めるときに日常的によく使われます。一方、「痛心」は過ちや悲惨な出来事に対して深く悲嘆し、悔やんだり憤ったりして心を痛める場面で用いられます。同情や愛情によるものか、重大な事態への嘆きかによって使い分けます。

使い分け

  • 心疼

    苦労している家族や病気の人などを不憫に思い、愛情や思いやりから胸を痛める日常的な表現です。物や金の浪費を惜しむ際にも使えます。

    看妈妈那么辛苦,我很心疼。

    母があんなに苦労しているのを見て、私はとても心を痛めています。

  • 痛心

    事故や不正、過ちなど深刻な出来事に対し、極めて深く悲しみ悔やむ、やや硬い表現です。社会的・客観的な事象によく使われます。

    发生这样的悲剧,令人十分痛心。

    このような悲劇が起きてしまい、非常に心を痛めています。

よくある間違い

  • ✕ 看他生病,我很痛心。

    ○ 看他生病,我很心疼。

    身近な人の病気や苦痛に同情して心を痛める場合は、「痛心」ではなく愛情を伴う「心疼」を使います。

「心を痛める」のよくある質問

Q. 「心疼」と「痛心」の品詞の違いは?
「心疼」は他動詞として「心疼他(彼を不憫に思う)」のように後ろに人を直接置けます。一方、「痛心」は形容詞的で後ろに目的語を取れず、「为这件事感到痛心(この件に心を痛める)」のように前置詞と一緒に使います。
Q. 「お金を使うのが惜しい」も「心疼」?
はい。「心疼」にはお金や物が失われるのを惜しんで「胸が痛む」「もったいなく思う」という意味もあります。例えば「花那么多钱我很心疼(あんな大金を使って心が痛む)」のように日常会話でよく使われます。

心xīn疼téng

意味

心疼のイラスト

例文

孩hái子zi生shēng病bìng了le,父fù母mǔ很hěn心xīn疼téng。

子供が病気で、両親は心を痛めている。

他tā得dé知zhī孩hái子zi被bèi欺qī负fù后hòu,心xīn里lǐ特tè别bié心xīn疼téng。

彼は子どもがいじめられたと知って、胸がとても痛んだ。

コアイメージ

親しい相手の痛みを見て心が刺されるように痛み、守りたいという気持ちが伴う感情

関連語

使い方

類義語との違い

心xīn疼téng: 親しい相手がつらい目にあっているのを見て胸が痛み、守りたいと思う感情
同tóng情qíng: 他人のつらい立場や苦しみを理解して、かわいそうに思う気持ちを抱く
可kě怜lián: 困っている人や弱い存在を見て、かわいそうだと思う感情を持つ
疼téng爱ài: 子どもや家族などを深くかわいがり、大切に思う気持ちを持つ
怜lián悯mǐn: 深く悲しんで相手をかわいそうに思う気持ちを抱く

中国語での定義

为wèi他tā人rén的de痛tòng苦kǔ或huò遭zāo遇yù在zài心xīn里lǐ感gǎn到dào疼téng惜xī,有yǒu时shí兼jiān含hán想xiǎng要yào保bǎo护hù或huò疼téng爱ài的de情qíng感gǎn。

語源

構成は「心」+「疼」で、「心」が感情を示し「疼」は本来身体の痛みを示す字であることから、身体の痛みの語義が比喩的に心へ及んで他者の苦しみに対する痛惜や保護欲を表す語となった

コラム

  • 注意点として「心疼」は相手への悲しみと保護欲を含む点で、単に同情を表す「同情」や愛情そのものを示す「疼爱」とは使い分けが必要である

痛tòng心xīn

意味

  • 形 心を痛めるこころをいためる
  • 形 悲痛
  • 形 痛惜
痛心のイラスト

例文

看kàn到dào新xīn闻wén我wǒ感gǎn到dào痛tòng心xīn。

そのニュースを見て私は心を痛めた。

政zhèng府fǔ对duì这zhè一yì失shī误wù表biǎo示shì痛tòng心xīn并bìng道dào歉qiàn。

政府はこの失敗を痛惜し、謝罪した。

コアイメージ

心が深く傷つき、強い悲しみや痛みを抱える状態

関連語

使い方

類義語との違い

痛tòng心xīn: 深く傷つき、強い悲しみと痛みを感じる状態
伤shāng心xīn: 悲しみや失望による深い悲嘆と痛みの状態
难nán过guò: 悲しみや不快を強く感じ、一時的につらくなる状態
悲bēi伤shāng: 深い悲嘆に包まれてしんみり悲しくなる状態
痛tòng苦kǔ: 強い肉体的または精神的な苦しみを感じる状態

中国語での定義

对duì令lìng人rén悲bēi痛tòng的de事shì情qíng感gǎn到dào强qiáng烈liè的de悲bēi伤shāng或huò痛tòng惜xī,内nèi心xīn沉chén重zhòng难nán以yǐ释shì怀huái。

語源

『痛』はもともと身体の激しい苦痛を示し、『心』は感情を指し、二字が合わさって身体の痛みを比喩的に心の痛みに移した会意的な語となり、現代では悲痛や痛惜の感情を表す形容詞として用いられる。

コラム

  • 新聞や報道、公式の発言でよく見られる表現で、日常の軽い悲しみには「难过」「伤心」を使うことが多いため、場面に応じて語の強さを選ぶ。

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