「に比べて」は中国語で何と言う?
日本語の「に比べて」に最もぴったりな中国語は「比起」です。日常会話から文章まで幅広く使われ、文頭に置かれることが多い表現です。一方、「相比」は「与〜相比」などの形で使われることが多く、やや改まった響きを持ち、書き言葉やビジネスの場面で好まれます。文脈の硬さに応じて使い分けましょう。
使い分け
- 相比
改まった硬い表現です。通常「和〜相比」や「与〜相比」の形で用いられ、ニュースや論文、ビジネス文書などでよく使われます。
与去年相比,今年的销量增加了。
去年に比べて、今年の売上は増加しました。
- 比起
日常会話から使える最も自然な表現です。文頭に「比起A、B…」と置いて「Aに比べてBは…」と比較する際によく用いられます。
比起大城市,我更喜欢乡村生活。
大都会に比べて、私は田舎暮らしのほうが好きです。
よくある間違い
✕ 相比大城市,我喜欢乡村。
○ 比起大城市,我更喜欢乡村。 / 和大城市相比,我更喜欢乡村。
「相比」は単独で前置詞のように名詞を直接取れず、「和〜相比」の形にする必要があります。
「に比べて」のよくある質問
Q. 「比」だけでも「に比べて」の意味になりますか?
Q. 「比起」の後ろに文を続けられますか?
例文
コアイメージ
二者を対にして差異を示す比較の枠組み
使い方
類義語との違い
相比: 二つの事柄を取り上げ、一方と他方の差や程度を示すときに使う前置語(「に比べて」の意味)。
比: ある項目を基準にして、他と比べてどちらがどうかを示すときに使う語(「〜より…だ」の意味)。
相较于: ある事柄を基準として、別の事柄との違いや程度を示す前置表現(「〜と比べて」の意味)。
中国語での定義
語源
「相」は互いを指す意味を持ち、「比」は比較を示し、合成して『相比』は一方を参照に他方との差を示す表現となり、文法的には参照を導く介詞的用法をとる。
コラム
- 現地では「与...相比」「和...相比」「相比之下」の形がよく使われ、比較の基準を明示する表現が一般的である。
例文
コアイメージ
天秤の片側に基準を置き、もう片方との重さや差を量る心象
関連語
使い方
類義語との違い
比起: 基準にしたものと別の対象との差や程度を示す前置詞で、通常その後に名詞や代名詞が続く。
比: 二つの対象の差や程度を示す前置詞で、後に名詞や代名詞が来ることが多い。
跟: 人や物を並べて示す前置詞で、口語で相手や対象を示す際によく用いられる。
和: 名詞同士をつなぐ前置詞で、並列を示す場面で使われる。
与: 書き言葉で用いられる改まった前置詞で、名詞同士の関係を示す。
中国語での定義
語源
漢字の「比」は並べて比較する意を持ち、「起」は本来動作の始まりを示すが、文中で参照点を導く語として用いられる用法があり、合わせて『以……作比较对象』の意味を成すようになった。
コラム
- 後に続くのは通常名詞や代名詞であり直接動詞を置かない点に注意し、話すときは「比起A(来)说、B…」や「比起A,B更…」のようにAを明確に示す形で使うと自然である。
「に比べて」は英語では
- 「に比べて」 → compared to和英辞典で見る