「日常茶飯事」は中国語で何と言う?

「日常茶飯事」に最もぴったりな中国語は「家常便饭」です。文字通り「家庭の普通の食事」という意味から、ごくありふれた出来事や頻繁に起こることを指します。一方、見慣れていて珍しくないというニュアンスを強調したいときは成語の「司空见惯」を使い、出来事そのものを指すか、見ている側の心理に焦点を当てるかで使い分けます。

使い分け

  • 家常便饭

    日常的に繰り返される出来事そのものを指します。残業や遅刻など、好ましくない習慣に対して「当たり前のこと」と表現する際によく使われます。

    对他来说,加班已经是家常便饭了。

    彼にとって、残業はもう日常茶飯事です。

  • 司空见惯

    何度も見ているため珍しく感じない状態を表します。「日常茶飯事で見慣れた光景」という客観的な視点で状況を描写する際に適しています。

    这种现象在生活中早已司空见惯。

    このような現象は、生活の中ではとっくに日常茶飯事となっています。

よくある間違い

  • ✕ 加班是日常茶饭事。

    ○ 加班是家常便饭。

    日本語の漢字をそのまま使っても中国語としては通じないため、「家常便饭」などの成語に言い換える必要があります。

「日常茶飯事」のよくある質問

Q. 「家常便饭」は本来の食事の意味でも使えますか?
はい、使えます。比喩として日常茶飯事を表すだけでなく、「粗食ですがどうぞ」と友人を自宅の食事に招く際など、文字通りの「普段の家庭料理」という意味でも頻繁に用いられます。
Q. 日常茶飯事を文末で述語にする時の使い分けは?
「~是家常便饭」のように名詞述語の形で使う場合は「家常便饭」が自然です。一方、「司空见惯」は形容詞のように働き、「大家对这件事已经司空见惯了」のように見慣れている状態を述べる際に使います。

家jiā常cháng便biàn饭fàn

意味

  • 成語・慣用句 日常茶飯事にちじょうさはんじ
  • 名 ありふれたこと
  • 名 よくあること
家常便饭のイラスト

例文

公gōng司sī里lǐ的de小xiǎo矛máo盾dùn对duì他tā来lái说shuō是shì家jiā常cháng便biàn饭fàn。

会社のちょっとした対立は彼にとって日常茶飯事だ。

他tā常cháng把bǎ邻lín居jū之zhī间jiān的de小xiǎo争zhēng吵chǎo当dàng成chéng家jiā常cháng便biàn饭fàn,不bú会huì特tè别bié在zài意yì。

彼は近所の小さな口論をよく日常茶飯事だと見なしていて、特に気にしない。

コアイメージ

ありふれて頻繁に起きるため驚きが失われた出来事

使い方

類義語との違い

家jiā常cháng便biàn饭fàn: ありふれていて頻繁に起きるため驚きや特別感がなくなった、軽い出来事や小さな問題を表す成語。
司sī空kōng见jiàn惯guàn: よく見かけて驚かなくなる光景や出来事を表す成語。
习xí以yǐ为wéi常cháng: 習慣になって当たり前に思うようになった状態を表す成語。
屡lǚ见jiàn不bù鲜xiān: 何度も見られて珍しくなくなった出来事や光景を表す成語。
不bù足zú为wéi奇qí: 驚くほどのことではなく普通に起こることを表す成語。

中国語での定義

用yòng来lái形xíng容róng平píng凡fán且qiě屡lǚ见jiàn不bù鲜xiān的de事shì情qíng,强qiáng调diào习xí以yǐ为wéi常cháng、不bù足zú为wéi奇qí。

語源

語は家庭の普段の食事を表す「家常」「便饭」を合わせたもので、ここでの「便」は特別でないという意味合いを含み、そこから日常的で取るに足らない出来事を指すようになった。

コラム

  • 軽い事柄や小さな問題を表す際に使われ、皮肉や諦めのニュアンスを伴うこともあるため相手の感情を害するおそれがある。

司sī空kōng见jiàn惯guàn

意味

  • 成語・慣用句 日常茶飯事にちじょうさはんじ
司空见惯のイラスト

例文

在zài这zhè个ge城chéng市shì,交jiāo通tōng堵dǔ塞sè已yǐ经jīng司sī空kōng见jiàn惯guàn了le。

この街では、交通渋滞はすでに日常茶飯事だ。

在zài媒méi体tǐ面miàn前qián,这zhè类lèi丑chǒu闻wén已yǐ成chéng为wéi司sī空kōng见jiàn惯guàn的de新xīn闻wén。

メディアにとって、この種の不祥事はすでに日常茶飯事のニュースだ。

コアイメージ

見慣れて驚かなくなり、やや諦めや冷めた感情を含む状況

関連語

使い方

類義語との違い

司sī空kōng见jiàn惯guàn: 見慣れて驚かなくなり、やや諦めや冷めた感情を伴って日常的によく起こることをいう。
习xí以yǐ为wéi常cháng: 何度も経験して当然だと思うようになり、驚きや不快を示さなくなることをいう。
家jiā常cháng便biàn饭fàn: 日常的で珍しくない出来事や、特別でないありふれた事柄をいう。
屡lǚ见jiàn不bù鲜xiān: 何度も繰り返して見られ、新しさや珍しさがなくなることをいう。
见jiàn怪guài不bú怪guài: 変わったことを見ても驚かず、平然と受け止めるようになることをいう。

中国語での定義

形xíng容róng某móu种zhǒng现xiàn象xiàng很hěn常cháng见jiàn,见jiàn多duō不bú怪guài,常cháng带dài有yǒu无wú奈nài或huò不bù以yǐ为wéi意yì的de语yǔ气qì。

語源

成語は構成要素の意味から生まれ、司空は古代の高位官職で現場をよく目にする立場を示し、见惯は「見慣れる」の意で、合わせて「何度も起こって珍しくない」という意味になった。

コラム

  • ネガティブな出来事や不満を表す文脈で使われることが多いため、褒めたり好意的に述べる場合には別の語を選ぶ方が誤解を避けられる。

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