「によって」は中国語で何と言う?
「によって」に相当する代表的な中国語は「由」です。動作の主体や原因・根拠を表す際、もっとも幅広く使われます。一方、「凭着」は才能、経験、証拠、努力などに「頼って、頼みにして」何かを行うというニュアンスで用いられます。文脈が単なる主体の明示か、何かを頼りにしているのかで使い分けます。
使い分け
- 由
動作を行う主体(〜によって行われる)や決定権の所在、原因などを示す一般的な表現です。改まった場面や書き言葉でも好まれます。
这个方案由大家讨论决定。
この案はみんなによって話し合って決定されます。
- 凭着
自らの能力や努力、経験、あるいは何らかの根拠・資格などを「拠り所にして」成し遂げるときに使います。
他凭着丰富的经验解决了难题。
彼は豊富な経験によって難問を解決しました。
よくある間違い
✕ 这本小说凭着他写的。
○ 这本小说是由他写的。
「彼によって書かれた」のように動作の主体を表す場合は「凭着」ではなく「由」を使います。
「によって」のよくある質問
Q. 「人によって違う」は何と言いますか?
Q. 「由」と「被」の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
委任先や原因を指し示す矢印
関連語
使い方
類義語との違い
由: 受け身の文で動作の実行者を示し、〜によってという意味を表す。
被: 動作を受ける側を示し、〜に〜されるという意味を表す。
因为: 出来事の原因や理由を示し、〜のためにという意味を表す。
通过: 手段や方法を示し、〜を通してという意味を表す。
用: 道具や方法を示し、〜を使ってという意味を表す。
中国語での定義
語源
本義は事物の出自・起点を示す語であり、時代を経て語法化して介詞となり、『由+人/事』で出所や委託の対象を示す用法が定着した。
コラム
- 受動表現や原因説明、委託表現で見かけるが口語では堅く聞こえるため、相手や場面に応じて『被』『因为/由于』『交给/让』を使うと自然になる。

ゲームで覚える・約 1 分
由 をゲームで覚えよう
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例文
コアイメージ
誰かや何かに頼って目的を果たす場面
関連語
使い方
類義語との違い
凭着: 助けや手がかりとなる人や物を頼りにして、そこから結果や情報を得ることを表す。
靠: 人や物の力や存在を頼りにして行動したり、結果を得たりすることを表す。
依靠: 長い期間や安定した関係で人や物に頼って助けや支えを得ることを表す。
凭: 証拠や書類などを根拠にして事実や判断を行うことを表す。
凭借: 書面語や正式な場面で、物や資料、力を頼りにして手段や根拠を示すことを表す。
中国語での定義
語源
「凭着」は構成要素の「凭」が依靠を示し、「着」を付けることで依拠の仕方や継続を強めた表現と説明でき、全体として「〜を頼りにして事が成る/結果が生じる」を表す用法になる。
コラム
- 「凭着」は人や手助けを頼る意味合いが強く、「靠/依靠」と交換して使える場合が多い一方、公式文や書面では「凭借」を使う傾向がある。