よって

「よって」の英語

「よって」は英語で by と言います。手段や行為者なら by、原因を表す「〜によって」は due to、改まった文書で手段を示すなら by means of が使われます。

「よって」の英語の使い分け

例文

Please sit by the window.

窓のそばに座ってください。

コアイメージ

人や手段が結果を生み、期限やそばを示す一語という共通感覚

使い方

類義語との違い

by: そば・手段・原因・受動の行為者・期限を示す
with: 同行や道具を示すが、移動手段や受動はbyを使う
until: ある時点まで続く期間を示すが、締め切りの最終到達点はbyと区別
in: 範囲や内側を表すが、そばや期限はbyと区別
beside: そばにあることを表すが、手段や期限はbyと区別

英英

Used to show the agent of a passive verb (The cake was made by my mom), indicate means or cause, express proximity or movement past, mark a deadline (by tomorrow), and state rates or measurements.

語源

byは、古英語の bi(近く、そばに)から来て、場所や近接を表す語が転じて「~によって(手段・原因)」の意味で使われるようになった

コラム

  • by+期限は『~までに』で最終到達点を示し、untilはそこまで続く時間を示すため、'by tomorrow'は締め切りの最終時刻と解釈する

例文

The concert was postponed due to heavy rain.

そのコンサートは大雨が原因で延期になった。

コアイメージ

出来事の理由を、手前にある出来事や状態に結びつけて示すイメージ

類義語との違い

due to: be動詞と組んで名詞句の原因を表す形式的表現
because of: 原因を示す一般的な表現で日常から文語まで使える
thanks to: 好意的な原因や皮肉を示す口語表現

英英

As a result of something; owing to a particular cause.

語源

due toは、due=原因や当然の状態、to=~に結びつける向き。原因が何かに結びつく言い方で「~のために」を表す。

コラム

  • due to は「~のために」という意味で名詞を修飾する働きを持ち、基本的に「be動詞+due to+名詞句」の形で使われる。

by means of

bái-míːnz-əv

意味

by means ofのイラスト

例文

The researchers analyzed the data by means of a computer program.

研究者はコンピュータ・プログラムによってデータを分析した。

コアイメージ

ある手段を通して何かが起きる、間に入るしくみのイメージ

類義語との違い

by means of: ~によって(手段・方法を示す)
by: ~によって(手段・原因を広く表す基本表現)
through: ~を通して(過程・経路や手段を表す)
with: ~を使って(道具・手段や同伴を表す)

英英

A way of doing something or achieving a result using a particular method or tool.

語源

by means ofは、手段を示す語が並び、その方法で何かが行われることを示すため「〜によって」という意味になる

コラム

  • 学術論文や報告書などかたい文書で好まれる表現で、手段を丁寧に示したいときに用いられ、会話ではより短い using や with がよく使われる。

「よって」のレベル別の例文

「よって」を英語にするときのよくある間違い

  • × I will finish the report until Friday.

    ○ I will finish the report by Friday.

    by は期限までの完了、until は動作や状態の継続を表します。

  • × I was late by traffic.

    ○ I was late due to heavy traffic.

    原因を表す「〜によって」には due to が自然です。

「よって」の英語についてよくある質問

Q. 「よって」を英語で一言で言うと?
「〜によって」が手段を表すなら by、原因を表すなら due to が一般的です。
Q. by と due to の違いは?
by は手段や行為者などを表し、due to は出来事の原因を表します。
Q. 「よって」のビジネス文書での言い方は?
手段を改まって示すなら by means of が使えます。原因を述べる場合は due to が一般的です。
Q. 「したがって・それゆえに」という意味の「よって」の英語は?
最も代表的な表現は therefore です。理由に基づいた論理的な結論を示す語で、論文やビジネス文書で幅広く使われます。日常会話では堅すぎるため so を使うのが一般的です。例文: Sales increased; therefore, profits went up.(売上が伸びました。よって、利益も増加しました。)
Q. therefore、thus、hence の使い分けは?
therefore は論理的結論、thus は方法や結果、hence は原因からの直接的帰結を表します。thus は現在分詞を伴う結果構文(thus causing...)で多用され、hence は動詞を省略して「hence the name(それゆえにその名がある)」のように名詞句を直接つなぐ特徴があります。いずれも改まった書き言葉です。
Q. 日常会話で「だから/よって」と言いたいときの英語は?
会話では so や That is why が自然です。therefore や thus は非常に改まった語のため、日常会話で使うと堅苦しい印象を与えます。例文: It was raining, so I stayed home.(雨が降っていました。だから家にいました。)や That is why I called you.(そういうわけで電話したんだ)のように表現します。
Q. 表彰状の「よってここにこれを賞します」は英語で何と言う?
定番の表現は Therefore, we hereby present this award to you. です。hereby は「本状をもって/ここに」を意味する公式文書特有の語で、表彰状や感謝状の結びによく用いられます。功績を称える前置きに続けて文末に添えるのが一般的です。
Q. 数学の証明で「よって(ゆえに)」と書くときの英語表現は?
数学の論理展開や証明では Therefore や Hence が定番です。文頭に置いて前段の計算や定理からの帰結を示します。例文: x + 2 = 5. Therefore, x = 3.(x + 2 = 5。よって、x = 3 である。)記号の「∴」で表されることもよくあります。
Q. therefore を使うときのカンマやセミコロンのルールは?
therefore は接続副詞なので、カンマだけで2つの文をつなぐことは文法上誤りとされます。文をピリオドで区切って「Therefore, S + V」とするか、セミコロンを用いて「S + V; therefore, S + V」と表記します。主語の直後に挿入する場合は「S, therefore, V」のようにカンマで挟みます。
Q. 接続詞の「よって」と「〜によって」の英語の違いは?
前者は文をつなぐ接続副詞(therefore や so)で、後者は手段や原因を示す前置詞句(by や due to)です。「よって成功した」のように独立して使うなら Therefore, we succeeded. となりますが、「努力によって成功した」なら We succeeded by effort. や due to effort となり、文構造が根本的に異なります。

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