「前兆」は中国語で何と言う?
「前兆」に最もぴったりな中国語は「预兆」です。出来事や変化が起きる前触れを指し、書き言葉や客観的な場面で広く使われます。一方、「兆头」は話し言葉で好まれ、「良い兆し」「不吉な前兆」など吉凶のニュアンスを伴うことが多いという使い分けがあります。
使い分け
- 预兆
客観的な前触れや予兆を指す一般的な語です。自然現象や事件、病気の兆候など、書き言葉を中心に幅広く用いられます。
大雨来临前常有狂风的预兆。
大雨が降る前には、しばしば突風の前兆があります。
- 兆头
口語でよく使われ、事の良し悪しを予感させる兆しを表します。「好兆头(吉兆)」などの形で慣用的に多用されます。
这件事情从一开始就不是个好兆头。
この件は最初から良い前兆ではありませんでした。
よくある間違い
✕ 地震前有一些前兆。
○ 地震前有一些预兆。
日本語の「前兆」をそのまま使うと不自然で、中国語では「预兆」を用います。
「前兆」のよくある質問
Q. 「良い前兆」は中国語で何と言いますか?
Q. 病気の前兆を言うときはどちらを使いますか?
例文
コアイメージ
小さな変化が大きな出来事を予告するサイン
使い方
類義語との違い
预兆: 大きな出来事の前に現れる小さな変化やしるしで、出来事が起きる可能性を示すが断定しない
迹象: 出来事が起きている、または起こりそうだということを示す外に現れたしるしや様子
征兆: 病気や問題などの変化が始まっていることを示す小さな症状や予告的なしるし
先兆: 大きな出来事が始まる前に表れる初期の兆候で変化の始まりを知らせる
兆头: これから何かが起こりそうだという感じや目に見えるしるしで口語でよく使う
中国語での定義
語源
合成語としての『预兆』は、『预』が事前やあらかじめを示す語で、『兆』がしるしや徴候を表す語であり、両者が結びついて事が起こる前に現れる観察可能な兆しを指す意味になった。
コラム
- 日常会話では天候や病気など重要な変化の前触れとして使われることが多く、必ず起きるとは断定しない語である点を意識して使うと誤解を避けやすい。
例文
コアイメージ
物事の成り行きがこれからどうなるかをほのめかす初期の手がかり
使い方
類義語との違い
兆头: これからどうなるかをほのめかす初期の手がかり。
迹象: 物事の変化や出来事が起きていることを示す、目に見えるしるし。
征兆: 出来事や病気が起こる前に現れる前ぶれ。
预兆: 将来に良いことや悪いことが起きるかもしれないことを前もって示すしるし。
先兆: 何かが起こる前に最初に表れる変化や反応。
中国語での定義
語源
'兆头'は'兆'(古くは予兆を指す字)と'头'(物事の端や側面を表す)から成る複合語で、部分的な現れから将来の傾向を示す語義になった。
コラム
- 病気の回復や天候・景気の変化など幅広く使われ、否定形では『没有兆头』、肯定形では『有…的兆头』といった表現で用いることが多い。