「痛む」は中国語で何と言う?
「痛む」を表す最も一般的で幅広い場面に使える中国語は「疼」です。頭痛や腹痛など、あらゆる種類の痛みに対応します。一方、運動後などの筋肉痛や、だるさを伴う鈍い痛みには「酸痛」を使い分けます。刺すような鋭い痛みや一般的な痛みには「疼」、だる重い筋肉の疲れには「酸痛」と覚えると明快です。
使い分け
- 疼
日常会話で最もよく使われる語です。怪我による痛み、頭痛や歯痛など、身体のあらゆる痛みに幅広く使えます。
我的胃有点儿疼。
少し胃が痛みます。
- 酸痛
筋肉疲労による張りやだるさを伴う痛みに使います。激しい運動の後や肩こり、関節のだる痛い感覚を表すのに適しています。
运动后全身肌肉酸痛。
運動の後に全身の筋肉が痛みます。
よくある間違い
✕ 跑步后,我的脚很疼。(筋肉痛を言いたい場合)
○ 跑步后,我的腿很酸痛。
筋肉痛やだるい痛みには「疼」より「酸痛」を使う方が具体的で自然です。
「痛む」のよくある質問
Q. 「心が痛む」はどう言いますか?
Q. 「痛」単独でも使えますか?
例文
コアイメージ
内側からじわじわとうずくような持続する痛み
使い方
類義語との違い
疼: 体の内側からじわじわと痛む状態を表す動詞
痛: 体の一部が鋭くまたは強く痛むことを表す動詞
心疼: 人や動物に対して同情や心配の気持ちで胸が痛く感じることを表す動詞
疼爱: 子どもや動物などをかわいがり大切に思うことを表す動詞
中国語での定義
語源
この字は左側に病を示す「疒」を取り、右側が音を担う形声文字であり、意味は局所のうずきや鈍い痛みを示すことに由来する。長く身体感覚の痛みを表す基本語として定着した。
コラム
- 「心疼」や「疼爱」のように身体の痛み以外に感情や愛情を表す語にも用いられるため、文脈によって「痛み」か「同情・可愛がる感情」かを区別すると覚えやすい
酸suān痛tòng
意味
- 形 痛む
- 名 痛み
例文
コアイメージ
筋肉が張って軽く引きつるような、鈍く広がる痛み
関連語
使い方
類義語との違い
酸痛: 筋肉などが張って引きつり、鈍く広がる痛みを伴う状態。
痛: はっきりと強く感じる痛み。
酸: 疲労で筋肉が重だるく痛む感覚。
难受: 体調が悪くてつらさや不快感を感じる状態。
中国語での定義
語源
「酸」は味の酸さを表す字として出発したが、古くから筋肉や身体に生じる張りや不快感の意味でも用いられ、「痛」は痛みを示す字であるため、両方を組み合わせると張り感と痛みが混ざった不快感を意味する語になった
コラム
- 中国語の日常会話では風邪のあとや激しい運動の翌日に『全身酸痛』と言って軽い全身のだるさや痛みを伝える表現としてよく使われる