「一長一短」は中国語で何と言う?
日本語の「一長一短」に最もぴったりな中国語は「有利有弊」です。メリットとデメリットの双方が存在することを表す際、会話でも文章でも最も広く使われます。漢字が同じ「一长一短」という成語も存在しますが、これは主に物の長さが不ぞろいであることや、他人の欠点をあげつらう意味で用いられることが多く、日本語の「一長一短」とはニュアンスが異なるため注意が必要です。
使い分け
- 有利有弊
メリットもデメリットもあるという意味で、事物の利点と欠点を客観的に述べる際に幅広く使われる標準的な表現です。
这两种方案各有千秋,可以说是有利有弊。
これら二つの案はそれぞれに良さがあり、一長一短があると言えます。
- 一长一短
長さが不ぞろいであることや、他人のあれこれの欠点を指す文脈で使われます。長所と短所という意味ではあまり使われません。
他总喜欢在背后说别人一长一短。
彼はいつも陰で他人のあれこれの欠点を言うのが好きです。
よくある間違い
✕ 这个方法一长一短。
○ 这个方法有利有弊。
中国語の「一长一短」は長所と短所の意味では使わないため、「有利有弊」などを使います。
「一長一短」のよくある質問
Q. 「一長一短がある」は中国語で?
Q. 「一长一短」は使えないのですか?
例文
コアイメージ
天秤の両側に利と弊が載っていて、どちらに重みを置くかで決まる光景。
関連語
使い方
類義語との違い
有利有弊: 利点と欠点が同時に存在することを示す成語で、結論を急がず両面を順に挙げて考える場面で使う
优缺点: 物事の良い点と悪い点をまとめて示す表現
一长一短: ある事柄に長所と短所がそれぞれあることを表す成語
好坏参半: 良い点と悪い点が入り混じっている様子を表す成語
中国語での定義
語源
「有」は「持っている/ある」を表し、「利」は利益や有利、「弊」は損害や不利を表す語で、対称的な語を「有」で並べることで利点と欠点が同時に存在することを示す四字表現となった。
コラム
- 日常会話では有利有弊と言った後に具体的な利点と欠点を順に挙げて比較する使い方が多く、結論を急がないニュアンスを伝えるときに便利。
一yī长cháng一yī短duǎn
意味
- 成語・慣用句 一長一短
- 成語・慣用句 得失相半ばする
例文
コアイメージ
良い面と悪い面が同時に存在して対照を成すこと
関連語
使い方
類義語との違い
一长一短: 良い点と悪い点が同時にあることを表す表現。
有利有弊: 物事に良い点と悪い点が同時にあることを表す慣用表現。
利弊参半: 利点と欠点がほぼ同じ程度に混在していることを表す成語。
中国語での定義
語源
成語で、'一'、'长'、'一'、'短'の四字からなる構成は、'长'が長所や有利を、'短'が短所や不利を示し、'一…一…'が二つを並べて対比することを表すため、全体で利点と欠点が並存する意味になる。
コラム
- 評価をはっきり決めたくないときに便利な表現で、中国語では前に'有'を置いて'这件事有一长一短'のように言うことが多い。