「不満を言う」は中国語で何と言う?
「不満を言う」に最もよく使われるのは「抱怨」です。環境や境遇、他人の行動などに対して、言葉に出してぐちぐちと不満や文句を言う際、幅広く用いられます。一方の「埋怨」は、何かの失敗や望ましくない結果について、特定の相手や自分自身に「お前のせいだ」と責任を押しつけ、恨みがましく不満を言うときに使い分けます。
使い分け
- 抱怨
日常会話で最も一般的です。不都合な状況や他人に対して、言葉に出して不満や愚痴を言うニュアンスを持ち、幅広く使われます。
他总是抱怨工作太累。
彼はいつも仕事がきつすぎると不満を言っている。
- 埋怨
トラブルや失敗の原因を相手のせいにして、責めるように不満を言う場面で使われます。発音は「mányuàn」となる点に注意が必要です。
事情已经这样了,你就别再埋怨大家了。
もうこうなってしまったのだから、これ以上みんなに不満を言うのはやめなさい。
よくある間違い
✕ 「埋怨」のピンインを「máiyuàn」と読むこと
○ mányuàn と読む
「埋」には2つの読みがあり、「恨む・責める」の意味ではmánと発音するためです。
「不満を言う」のよくある質問
Q. 単に「愚痴をこぼす」と言いたい時は?
Q. 「自分に対して不満を言う」時はどちら?
例文
コアイメージ
不満を抱えたままそれを外に漏らす行為
関連語
使い方
類義語との違い
抱怨: 不満や不快を口に出して言う。
埋怨: 不満や恨みを言葉にして人や状況に向けて言う。
发牢骚: 不満や愚痴をこぼすように言う。
责备: 言動や結果について人を責める。
指责: 強い言葉で人を非難する。
中国語での定義
語源
字を構成すると「抱」は扌(手)を伴って何かを抱える意味を示し、「怨」は忄(心)を含んで怨恨や不満を示すため、抱えた怨みを表出するという意味で「抱怨」が動詞として用いられるようになった。
コラム
- よく使われる表現に「总是抱怨」「别再抱怨了」があり、頻度を表す副詞や注意の語と組んで不満の程度や注意を表す用途が多い。
例文
コアイメージ
心の不満を言葉にして誰かや何かに向けて示す行為
関連語
使い方
類義語との違い
埋怨: 心の不満を言葉にして誰かや何かに向かって責める気持ちを表す動作。
抱怨: 不満や嫌な気持ちを口に出して人に言うこと。
责怪: 他人の過ちや失敗を非難して責任を問いただすこと。
指责: 言葉で強く非難して相手の問題点をあげつらうこと。
投诉: 問題や不満を公的な機関や担当者に申し立てて処理を求めること。
中国語での定義
語源
「埋」は土偏を持ち本義は埋める・塞ぐでここでは不満を内にためることを想起させ、「怨」は恨みや不平を表す字で、合わさってためた不満を言葉として表現することを意味する。
コラム
- 通常は「对~埋怨/向~埋怨」の形で使い、日常では「抱怨」と似た使い方が多いが埋怨は相手を責めるニュアンスが強くなる点に注意。