モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 韓国語の親族・おじさんおばさんの呼び方

韓国語の家族の呼び方一覧まとめ
韓国語の家族の呼び方は、血縁関係だけでなく「話し手の性別」「父方か母方か」「本人に直接呼びかけるか他人に話すか」によって単語が細かく分かれます。
父親は아버지(アボジ)、母親は어머니(オモニ)が基本であり、親しい間柄では아빠(アッパ)、엄마(オンマ)と呼びます。実生活やドラマで迷いやすい親族呼称の体系を把握することで、適切な表現がすぐに身につきます。
韓国語の家族の呼び方早見表
韓国語で家族を表す際、もっとも重要な注意点は「本人に向かって呼びかける時(呼称)」と「第三者に自分の家族について話す時(言及・紹介)」で単語を使い分ける場合がある点です。
また、日本語では親戚や家族に対してへりくだる表現を使いますが、韓国語では自分の親であっても目上の人には敬語や敬称を用いる文化があります。
まずは自分を中心とした基本家族(祖父母、両親、兄弟姉妹、配偶者、子ども)の呼び方を一覧で確認しましょう。カタカナ表記は実際の発音に近い目安を示しています。
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| 家族の関係 | 韓国語表記 | 発音(カタカナ目安) | 本人への直接の呼びかけ | 他人に紹介・言及する時 |
|---|---|---|---|---|
| 父 | 아버지 / 아빠 | アボジ / アッパ | 아버지 / 아빠 | 우리 아버지 / 우리 아빠 |
| 母 | 어머니 / 엄마 | オモニ / オンマ | 어머니 / 엄마 | 우리 어머니 / 우리 엄마 |
| 兄(自分が男性) | 형 | ヒョン | 형(ヒョン) | 우리 형(ウリ ヒョン) |
| 兄(自分が女性) | 오빠 | オッパ | 오빠(オッパ) | 우리 오빠(ウリ オッパ) |
| 姉(自分が男性) | 누나 | ヌナ | 누나(ヌナ) | 우리 누나(ウリ ヌナ) |
| 姉(自分が女性) | 언니 | オンニ | 언니(オンニ) | 우리 언니(ウリ オンニ) |
| 弟 | 남동생 | ナムドンセン | 名前+아/야 | 남동생 / 동생 |
| 妹 | 여동생 | ヨドンセン | 名前+아/야 | 여동생 / 동생 |
| 祖父(父方) | 할아버지 | ハラボジ | 할아버지 | 우리 할아버지 |
| 祖父(母方) | 외할아버지 | ウェハラボジ | 외할아버지 / 할아버지 | 외할아버지 |
| 祖母(父方) | 할머니 | ハルモニ | 할머니 | 우리 할머니 |
| 祖母(母方) | 외할머니 | ウェハルモニ | 외할머니 / 할머니 | 외할머니 |
| 夫 | 남편 | ナムピョン | 여보 / 당신 / 〇〇 아빠 | 우리 남편 / 남편 |
| 妻 | 아내 / 집사람 | アネ / チプサラム | 여보 / 당신 / 〇〇 엄마 | 아내 / 집사람 / 와이프 |
| 息子 | 아들 | アドゥル | 名前+아/야 / 아들 | 우리 아들 / 아들 |
| 娘 | 딸 | タル | 名前+아/야 / 딸 | 우리 딸 / 딸 |
韓国語では、自分の家族を他人に話す際に「私の父」ではなく우리 아버지(ウリ アボジ=私たちの父)のように우리(ウリ=私たち)を付けて呼ぶのが一般的です。これは共同体意識を重んじる韓国文化の特徴であり、失礼にはあたりません。
親密度の違い:아빠・엄마と아버지・어머니
両親の呼び方には、くだけた表現である아빠(アッパ)・엄마(オンマ)と、丁寧な表現である아버지(アボジ)・어머니(オモニ)があります。日本語の「パパ・ママ」と「お父さん・お母さん」の感覚に非常に近いです。
子どもの頃は男女問わず아빠(アッパ)、엄마(オンマ)と呼ぶのが自然ですが、成人して公の場やビジネスの席で親に言及する際は아버지(アボジ)、어머니(オモニ)を使うのが社会人としてのマナーです。
さらに改まった表現や他人の両親を高めて呼ぶ際には、敬称の님(ニム)を付けた아버님(アボニム)、어머님(オモニム)を用います。
より詳しい発音の違いやニュアンスは韓国語でお母さんの呼び方・発音で確認できます。
次の疑問基本を押さえたら、日頃よく使う韓国語でお父さんの呼び方や使い分けの違いも確かめてみてください。
韓国語弟呼び方と妹の表現ルール
韓国語で弟や妹をどのように呼ぶかについては、言葉の定義と実際の会話での使い方を分けて理解する必要があります。辞書的な単語としては性別ごとに分かれていますが、日常生活では異なるルールが適用されます。
弟・妹の単語:남동생・여동생・동생
第三者に「私には弟がいます」「妹がいます」と紹介するときは、以下の単語を使います。
- 남동생(ナムドンセン):弟(男性の同生)
- 여동생(ヨドンセン):妹(女性の同生)
- 동생(ドンセン):年下のきょうだい全般(性別を問わない総称)
性別をあえて明示する必要がない文脈では、単に동생(ドンセン)と言うことがよくあります。例えば「昨日、弟(妹)と映画を見ました」と言う場合、어제 동생이랑 영화를 봤어요.(オジェ ドンセンイラン ヨンファルル ボァッソヨ)のように表現します。
本人への直接の呼びかけ:名前+아/야ルール
日本語では年の離れた弟や妹に対して「弟よ」と呼びかけることはまずありませんが、韓国語でも同様に남동생(ナムドンセン)や여동생(ヨドンセン)と呼びかけることは絶対にありません。
実の弟や妹、あるいは年下の親しい人物を呼ぶときは、原則として「名前」を直接呼びます。その際、韓国語特有の呼格助詞である아(ア)または야(ヤ)を名前の末尾に付けます。
- 名前にパッチムがある場合:名前 + 아(ア)
例:지훈(ジフン) → 지훈아!(ジフナ!)
例:민혁(ミニョク) → 민혁아!(ミニョガ!) - 名前にパッチムがない場合:名前 + 야(ヤ)
例:민수(ミンス) → 민수야!(ミンスヤ!)
例:수지(スジ) → 수지야!(スジヤ!)
親が自分の子ども(息子や娘)を呼ぶ際も、このルールに沿って名前を呼ぶか、愛着を込めて아들(アドゥル=息子よ)、딸(タル=娘よ)と呼びかけるケースが多く見られます。
パッチムあり(+아)
- 名前の末尾に「아(ア)」を付ける
- 例:지훈(ジフン)→ 지훈아!
- 例:민혁(ミニョク)→ 민혁아!
パッチムなし(+야)
- 名前の末尾に「야(ヤ)」を付ける
- 例:민수(ミンス)→ 민수야!
- 例:수지(スジ)→ 수지야!
名前の最後の文字にパッチムがあるかないかで呼びかけの助詞を使い分けます。
韓国語おじいさん呼び方と母方の違い
韓国語で「おじいさん」「おばあさん」を呼ぶ際には、父親側の祖父母なのか、母親側の祖父母なのかによって明確に区別されます。これは韓国の伝統的な親族体系に基づいています。
父方と母方の祖父母の呼び分け
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| 間柄 | 父方の呼称 | 母方の呼称 | 意味と背景 |
|---|---|---|---|
| 祖父(おじいさん) | 할아버지(ハラボジ) | 외할아버지(ウェハラボジ) | 외(ウェ)は漢字の「外」 |
| 祖母(おばあさん) | 할머니(ハルモニ) | 외할머니(ウェハルモニ) | 母方の親族には頭に「외」が付く |
父方の祖父母には할아버지(ハラボジ)、할머니(ハルモニ)を使い、母方の祖父母には頭に외(ウェ)を付けて외할아버지(ウェハラボジ)、외할머니(ウェハルモニ)と呼びます。この외(ウェ)は漢字の「外(がい)」を意味し、伝統的に父系を中心とした家族関係において「外側の家系」と捉えられていた名残です。
本人に直接呼びかける際の実情
他人に話すときは「父方の祖父」と「母方の祖父」を混同させないために우리 외할아버지(ウリ ウェハラボジ)のように厳密に言い分けます。しかし、本人の目の前で直接「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼びかけるときは、母方の祖父母であっても親愛を込めて単に할아버지(ハラボジ)、할머니(ハルモニ)と呼ぶことが日常では一般的です。
もちろん、区別を明確にするために直接외할머니(ウェハルモニ)と呼びかける人も多く、どちらを使っても失礼にはなりません。
街中の高齢者に対する呼びかけ
血縁関係がない街中の高齢の男性に対して「おじいさん」、高齢の女性に対して「おばあさん」と敬意を込めて呼びかける際にも、할아버지(ハラボジ)、할머니(ハルモニ)という言葉がそのまま使われます。飲食店などで親しみを持って高齢の店主を呼ぶ際にも定着している表現です。
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韓国語おばさん呼び方とおじさんの区別
韓国語で「おじ」「おば」を呼ぶ場合も、祖父母と同様に父方と母方で呼称が完全に分かれます。日本語ではどちらも「おじさん」「おばさん」で済みますが、韓国語では使い分けないと誰のことを指しているのか通じません。
父方・母方のおじ・おば一覧
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| 関係 | 父方の親族 | 母方の親族 | 使い分けの基準 |
|---|---|---|---|
| おば(叔母・伯母) | 고모(コモ) | 이모(イモ) | 父の姉妹=고모 / 母の姉妹=이모 |
| おじ(叔父・伯父) | 삼촌(サムチョン) | 외삼촌(ウェサムチョン) | 父の兄弟=삼촌 / 母の兄弟=외삼촌 |
使い分けの基本ルールは以下の通りです。
- 고모(コモ):父親の姉や妹。結婚しているかどうかにかかわらず고모です。その夫(義理のおじ)は고모부(コモブ)と呼びます。
- 이모(イモ):母親の姉や妹。その夫(義理のおじ)は이모부(イモブ)と呼びます。
- 삼촌(サムチョン):父親の兄弟。漢字で「三寸」と書き、自分と3親等の関係であることを示します。伝統的には父の未婚の兄弟を指す呼称ですが、現在では既婚・未婚を問わず親しみを込めて삼촌と呼ぶことが増えています。
- 외삼촌(ウェサムチョン):母親の兄弟。既婚・未婚にかかわらず母の兄弟は외삼촌です。その妻(義理のおば)は외숙모(ウェスンモ)と呼びます。
食堂でよく聞く「イモ」のニュアンス
韓国ドラマや現地の飲食店で、店員の中年女性を「이모!(イモ!)」と呼ぶ場面を目にしたことがある方も多いはずです。
韓国では、赤の他人の年配女性に対して아줌마(アジュンマ=おばさん)と呼ぶと、人によっては「無遠慮でぶしつけな呼び方」と受け取られ、不快に思われる場合があります。
そこで、母親の姉妹のように温かく親しみやすい存在である이모(イモ)を使って呼びかける習慣が食堂などで広く定着しています。見知らぬ人であっても家族のような温かい距離感で接する韓国ならではのコミュニケーション手法です。

親族以外の男性に対する表現も含めて知りたい方は韓国語で「おじさん」の言い方と発音をご覧ください。
韓国語夫呼び方と妻の配偶者表現
韓国語で配偶者を表現する場合、「第三者に対して話す言葉」と「相手に直接呼びかける言葉」がはっきりと異なります。また、相手の年齢や夫婦の年代によっても使われる言葉が変化します。
他人に話す際の「夫」と「妻」
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| 対象 | 韓国語単語 | カタカナ読み | 特徴・使い分け |
|---|---|---|---|
| 夫 | 남편 | ナムピョン | もっとも標準的な表現(漢字:男便) |
| 우리 그이 | ウリ クイ | やや年配の女性が親しみを込めて夫を指す表現 | |
| 妻 | 아내 | アネ | 標準的かつ丁寧な表現 |
| 집사람 | チプサラム | へりくだった表現(漢字の家内と同義) | |
| 와이프 | ワイプ | 英語のwife由来。日常会話で非常に一般的 |
日常会話で友人に自分の配偶者を紹介する際は、夫なら우리 남편(ウリ ナムピョン)、妻なら우리 아내(ウリ アネ)や会話的な우리 와이프(ウリ ワイプ)がよく使われます。
夫婦間での直接の呼びかけ表現
夫婦同士が向き合って呼び合う言葉には、関係性や世代によっていくつかのバリエーションがあります。
- 여보(ヨボ):新婚から熟年まで幅広く使われる標準的な配偶者への呼びかけ。「あなた」「お前」に相当し、男女どちらからでも使えます。
- 당신(タンシン):夫婦間で使われる「あなた」。基本的には親密な表現ですが、夫婦喧嘩の際に語気を強めて使うこともあるため、日常では여보(ヨボ)の方が好まれる傾向があります。
- 〇〇 아빠 / 〇〇 엄마(〇〇アッパ / 〇〇オンマ):子どもが生まれた後の夫婦で非常に多い呼び方です。「子どもの名前+パパ/ママ」の形で、日本語の「〇〇ちゃんのお父さん/お母さん」と同じ感覚です。
- 오빠(オッパ):妻が年上の夫に対して交際時代から呼んでいた場合、結婚後もそのまま오빠(オッパ)と呼び続けるケースが若年層で一般的です。ただし、公の場や親族の前では여보や남편に改めるのがマナーとされます。
- 자기 / 자기야(チャギ / チャギヤ):「ダーリン」「ハニー」のような親密な恋人同士の呼びかけですが、若い夫婦の間でも頻繁に用いられます。
新婚から熟年まで幅広く使える標準的な配偶者への呼びかけ。
親密な表現だが夫婦喧嘩で使われることもあり日常は여보が好まれる。
子ども誕生後に多い「子どもの名前+パパ/ママ」の呼び方。
ダーリン等の親密な呼びかけで若い夫婦の間でも頻繁に用いられる。
夫婦がお互いを呼び合う言葉には関係性や世代によって複数のバリエーションがあります。
話し手の性別で変わる兄・姉の呼び方
韓国語を学ぶ上で日本人がもっとも戸惑いやすいのが、自分の性別によって「兄」「姉」の単語が完全に異なる点です。自分が男性か女性かによって、4つの単語を明確に使い分ける必要があります。
兄・姉の4大呼称対比表
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男性から見て年上の男性は형(ヒョン)、年上の女性は누나(ヌナ)です。一方、女性から見て年上の男性は오빠(オッパ)、年上の女性は언니(オンニ)となります。男性が年上の女性を언니(オンニ)と呼んだり、女性が年上の男性を형(ヒョン)と呼ぶことは原則としてありません。
日本人が間違えやすい発音:오빠(オッパ)と아빠(アッパ)
日本人学習者が非常に混同しやすいのが、「お兄さん」を意味する오빠(オッパ)と、「お父さん」を意味する아빠(アッパ)の発音です。
- 오빠(オッパ):母音は「ㅗ(オ)」。唇を前に丸く突き出して「オ」と発音します。
- 아빠(アッパ):母音は「ㅏ(ア)」。口を大きく開けて日本語の「ア」よりもはっきりと発音します。
母音の発音があいまいになると、親しい年上男性に向かって「お父さん」と呼びかけてしまう誤解が生じるため、口の形を意識して練習することが大切です。
血縁関係のない相手にオッパ・オンニと呼ぶ理由と注意点
韓国ドラマやK-POPコンテンツを見ていると、実の兄弟姉妹ではない先輩や親しい年上に対して오빠(オッパ)や언니(オンニ)と呼んでいる姿をよく見かけます。
韓国社会では年齢に基づく上下関係が非常に明確であり、年上の相手を呼び捨てにすることは失礼にあたります。そのため、学校の先輩、職場の親しい同僚、仲の良い知人などに対して、家族呼称を拡張して親愛の情を示す文化が根付いています。
ただし、誰にでも使ってよいわけではありません。以下の点に注意が必要です。
- 初対面やビジネスの相手には使わない:まだ親しくない段階や仕事上の関係では、役職名や〇〇 씨(〇〇シ=〇〇さん)を使うのが適切です。いきなり오빠(オッパ)などと呼ぶと馴れ馴れしい印象を与えます。
- オッパ(오빠)には好意や甘えのニュアンスが含まれやすい:女性が年上男性を오빠と呼ぶ行為は、相手に対して特別な親近感や好意を持っているシグナルと受け取られることがあります。誤解を避けたい相手には선배(ソンベ=先輩)などの表現を用いるのが無難です。
話し手が男性
- 兄:형(ヒョン)
- 姉:누나(ヌナ)
- 女性に対して언니と呼ぶことは原則ない
話し手が女性
- 兄:오빠(オッパ)
- 姉:언니(オンニ)
- 男性に対して형と呼ぶことは原則ない
自分が男性か女性かによって年上のきょうだいを呼ぶ単語が明確に分かれます。
次の疑問身内だけでなく親しい年上男性にも使う表現は、韓国語の「兄・兄貴」の呼び方で詳しく解説しています。
結婚後の義理家族の呼び方とマナー
韓国では結婚すると、配偶者の家族に対する呼び方が非常に複雑かつ厳格に定められています。伝統的な儒教思想に基づき、妻側から見た夫の家族と、夫側から見た妻の家族で呼称が完全に異なります。
義理の両親に対する呼び方
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| 立場 | 義理の父 | 義理の母 | 直接呼びかける表現 |
|---|---|---|---|
| 妻から見た夫の両親 | 시아버지(シアボジ) | 시어머니(シオモニ) | 아버님(アボニム) / 어머님(オモニム) |
| 夫から見た妻の両親 | 장인(チャンイン) | 장모(チャンモ) | 장인어른(チャンインオルン) / 장모님(チャンモニム) |
妻から見て夫の実家は「媤(シ)」を付けて시댁(シデク)と呼び、夫の父は시아버지(シアボジ)、夫の母は시어머니(シオモニ)となります。ただし、直接本人に向かって「シアボジ」と呼ぶのは失礼であり、必ず敬称を付けて아버님(アボニム)、어머님(オモニム)と呼びかけます。
夫から見た妻の父は장인(チャンイン)、母は장모(チャンモ)です。直接呼びかける際は、義父には장인어른(チャンインオルン)、義母には장모님(チャンモニム)と敬意を表します。
義理の兄弟姉妹の呼び方一覧
義理のきょうだいに対する呼び方は韓国人自身も戸惑うほど細分化されています。以下に主要な呼称をまとめます。
- 【妻の立場から見た夫の兄弟姉妹】
- 【夫の立場から見た妻の兄弟姉妹】
現代韓国における呼称の簡素化の傾向
近年では、こうした複雑な呼称が家族間の距離を生んだり家父長制的な負担になったりするという議論があり、現代の若い世代ではより平易な呼び方に移行しつつあります。
例えば、義理の兄弟姉妹であっても年齢が近ければ互いに合意の上で〇〇 씨(〇〇さん)と名前で呼んだり、子どもを介して「〇〇のおじさん」「〇〇のおばさん」と呼び合ったりする家庭が増えています。
ただし、伝統を重んじる家庭や親族行事の場では正式な呼称が求められるため、基本的な枠組みを把握しておくことが大切です。
夫の兄弟姉妹(妻から)
- 夫の兄:아주버님
- 夫の弟(未婚):도련님
- 夫の弟(既婚):서방님
- 夫の姉:형님
- 夫の妹:아가씨
妻の兄弟姉妹(夫から)
- 妻の兄:형님
- 妻の弟:처남
- 妻の姉:처형
- 妻の妹:처제
夫側と妻側で義理の兄弟姉妹に対する呼び名が細分化されています。
相手との関係に応じた呼び分けの基本は呼称と敬称(〜씨・〜님・親族呼称)で詳しく解説しています。
次の疑問特に立場によって呼び方が分かれる義理の母親については、「義母・お義母さん」の韓国語で丁寧に整理しています。
家族を紹介する韓国語会話例文集
家族の呼び方を覚えたら、自己紹介や日常会話で実際に使ってみましょう。自分の家族構成を伝えたり、質問に答えたりする際にそのまま活用できる実用的な例文を紹介します。
家族構成を伝える基本フレーズ
우리 가족은 모두 네 명이에요.
(ウリ カジョグン モドゥ ネ ミョンイエヨ)
日本語訳:我が家は全部で4人家族です。
아버지, 어머니, 여동생, 그리고 저예요.
(アボジ、オモニ、ヨドンセン、クリゴ ジョエヨ)
日本語訳:父、母、妹、そして私です。
형이 한 명 있고, 남동생이 한 명 있어요.
(ヒョンイ ハン ミョン イッコ、ナムドンセンイ ハン ミョン イッソヨ)
日本語訳:兄が1人いて、弟が1人います。
※話し手が男性の場合
저는 오빠가 두 명 있어요.
(チョヌン オッパガ トゥ ミョン イッソヨ)
日本語訳:私には兄が2人います。
※話し手が女性の場合
저는 외동딸이에요. / 저는 외동아들이에요.
(チョヌン ウェドンタリエヨ / チョヌン ウェドンアドゥリエヨ)
日本語訳:私は一人娘です。 / 私は一人息子です。
親戚や両親の近況を話すフレーズ
할머니와 할아버지는 시골에 살고 계세요.
(ハルモニワ ハラボジヌン シゴレ サルゴ ケセヨ)
日本語訳:祖母と祖父は田舎に住んでいらっしゃいます。
이번 주말에 이모 집에 놀러 갈 거예요.
(イボン ジュマレ イモ ジベ ノルロ カル コエヨ)
日本語訳:今週末に母方の叔母の家に遊びに行く予定です。
우리 남편은 회사원이에요.
(ウリ ナムピョヌン フェサウォニエヨ)
日本語訳:私の夫は会社員です。
相手の家族について尋ねる際は、가족이 몇 명이에요?(カジョギ ミョン ミョンイエヨ?=家族は何人ですか?)や、형제나 자매가 있어요?(ヒョンジェナ チャメガ イッソヨ?=兄弟や姉妹はいますか?)といった質問フレーズが便利です。
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理解度チェック
Q1. 女性が自分の「兄」を呼ぶときの韓国語として正しいものは?
- 형(ヒョン)
- 오빠(オッパ)
- 누나(ヌナ)
- 언니(オンニ)
答えを見る
正解: B. 오빠(オッパ)
女性から見て年上の男性(兄)は「오빠(オッパ)」と呼びます。「형(ヒョン)」は男性から見た兄の呼び方です。
Q2. 実の弟や妹本人に呼びかける際のルールとして正しいものは?
- 常に「남동생」「여동생」と呼ぶ
- 名前の末尾に「씨」を必ず付ける
- 名前にパッチムがあれば「아」を付ける
- 名前にパッチムがあれば「야」を付ける
答えを見る
正解: C. 名前にパッチムがあれば「아」を付ける
弟や妹本人には直接名前を呼び、名前にパッチムがある場合は「아(ア)」、パッチムがない場合は「야(ヤ)」を付けます。
Q3. 妻が夫の両親本人に向かって直接呼びかける表現はどれ?
- 시아버지 / 시어머니
- 아버님 / 어머님
- 장인어른 / 장모님
- 아주버님 / 형님
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正解: B. 아버님 / 어머님
妻から夫の両親へ直接本人に向かって呼びかける際は、敬称を付けて「아버님(アボニム)」「어머님(オモニム)」と呼びます。
よくある質問
- Q. 韓国語で「弟」と呼びかける時はどう言いますか?
- 会話で弟本人に向かって「弟(남동생)」と呼びかけることはありません。直接呼ぶ時は名前を呼び、パッチムがあれば「名前+아」、なければ「名前+야」を付けます。
- Q. 父方と母方でおじいさんの呼び方は違いますか?
- はい、異なります。父方の祖父は「할아버지(ハラボジ)」、母方の祖父は外を意味する외を付けて「외할아버지(ウェハラボジ)」と呼び分けます。
- Q. 食堂のおばさんを「イモ」と呼んでも失礼になりませんか?
- 失礼にはならず、むしろ親しみを込めた好意的な呼びかけとして広く定着しています。「아줌마(おばさん)」と呼ぶよりも温かい印象を与えます。
- Q. 夫を呼ぶ時の「ヨボ」と「タンシン」の違いは何ですか?
- 「여보(ヨボ)」は日常の呼びかけで男女問わず使われる標準的な表現です。「당신(タンシン)」は改まった場面や、夫婦喧嘩で語気を強める際にも使われます。
- Q. 血の繋がっていない男性を「オッパ」と呼ぶ基準は何ですか?
- 女性から見て親しい年上の知人・先輩・恋人に対して使います。ただし初対面や職場・ビジネス関係では馴れ馴れしくなるため、役職名や「氏(씨)」を使います。
2026年10月7日更新・モチタン辞典編集部