「穴」はフランス語で何と言う?
「穴」に当たる最も一般的で幅広い場面に使える語は trou です。日常会話の穴から地面の穴、服のほつれまで広く指します。一方、fosse は地面に深く掘られた大きな穴や落とし穴、墓穴を指し、cavité は体内や岩山などにある空洞・くぼみを指す学術的・形式的な語です。穴の規模や深さ、文脈によって使い分けます。
使い分け
- trou
最も汎用性が高い語です。地面の穴、壁の穴、靴下の破れ穴、比喩的な記憶の抜け落ちまで日常のあらゆる穴に使えます。
Il y a un trou dans ma chaussette.
私の靴下に穴が開いています。
- fosse
地面に深く掘られた穴やくぼみを指します。落とし穴、墓穴、肥沃土を入れる穴、解剖学上のくぼみなどに用いられます。
Les ouvriers ont creusé une grande fosse.
作業員たちは大きな穴を掘りました。
- cavité
自然にできた空洞や物の中のくぼみを指す、やや硬い語です。鍾乳洞の空洞や、鼻腔・虫歯などの医学・科学用語としてよく使われます。
L'eau s'est infiltrée dans cette cavité rocheuse.
水がこの岩の空洞に入り込みました。
よくある間違い
✕ J'ai une fosse dans ma dent.
○ J'ai une carie. / Le dentiste a nettoyé la cavité.
虫歯の穴には fosse は使えません。病名なら carie、医学的な空洞なら cavité を使います。
「穴」のよくある質問
Q. 服に穴が開いたときは?
Q. 「落とし穴」はフランス語で?
例文
コアイメージ
周囲と区切られた空間や開口部としての穴であり、転じて手続きや記憶、資源の途切れや不足を表すことが多い。
関連語
使い方
類義語との違い
trou: 物の表面や内部にあいている、周囲と区切られた穴や開口部。
ouverture: 空間や物の面にできた、別の場所とつながる開いた部分。
absence: 本来あるはずのものがないことやその状態。
manque: 必要とされるものや量が不足していること。
フランス語での定義
Un trou est un espace vide limité au sein d'un objet ou d'une surface ; par extension, il évoque une absence, une interruption ou une lacune dans un processus, un souvenir ou des ressources.
語源
trou は中世フランス語の tro/trou に遡り、最初は器物の開口部やくぼみを意味し、口語での比喩的転用を経て抽象的な『不足』の意味が定着した。
コラム
- 口語では avoir un trou と短く言うことが多く、書き言葉や公式な場面では lacune や absence などを使うと明確になる。

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例文
コアイメージ
地面に深く掘られ、何かを入れるための底のある穴
関連語
使い方
類義語との違い
fosse: 地面を深く掘って底を作り、何かを入れることを想定した穴
trou: 表面にできる丸いか不規則な小さな穴
creux: 表面や物の中にできた窪みやへこみ
fossé: 土地の区切りや排水のために掘られた溝
フランス語での定義
Cavité creusée dans le sol, généralement profonde et destinée à contenir ou à recevoir quelque chose (liquide, matières) ou à des usages techniques ou funéraires.
語源
フランス語の fosse はラテン語 fossa(溝、掘られた溝)に由来し、その語根は動詞 fodere(掘る)であり、掘ってできた空間を指す語として発展した
コラム
- 日常会話では小さな偶発的な穴には trou を使うことが多く、fosse は用途や深さがはっきりしたやや大きな穴を指す点に注意すると意味を取り違えにくい
例文
コアイメージ
体や地層などの内部にできた空洞部分。
関連語
使い方
類義語との違い
cavité: 体や地層などの内部にできた空洞部分。
trou: 物や地面にあいた穴や隙間。
ouverture: 物や場所の入り口や開口部。
fente: 細長く狭い割れ目や隙間。
フランス語での定義
Nom désignant un vide ou un creux interne, employé aussi bien en anatomie qu'en géologie.
語源
ラテン語の cavitas(cavus「へこんだ」+接尾辞 -itas)が語源で、古仏語を経て現代仏語の cavité となり「内部の空洞」を意味する語として定着した。
コラム
- cavité は分野名(例:dentaire, anatomique)を添えて使われることが多く、日常では単に trou と言うことが多い。