しびれる
「しびれる」は中国語で何と言う?
「しびれる」に最も一般的に対応する中国語は「麻」です。正座のあとの足のしびれや、花椒によるピリピリした感覚など日常の幅広い場面で使われます。一方、「麻木」は感覚が完全に麻痺している状態を指し、病気による重いしびれや比喩的な感情の無感覚さを表現するときに使い分けます。
使い分け
- 麻
手足がしびれる日常的な感覚や、辛みなどで舌がピリピリするときに使います。一時的で自然に治るしびれに最適です。
坐太久了,我的腿都麻了。
長く座りすぎて、足がしびれてしまいました。
- 麻木
感覚が失われて完全に麻痺した状態を表します。病的な症状のほか、精神的に無感覚で鈍感になっている比喩としても使います。
他冻得双脚完全麻木了。
彼は寒さで両足の感覚が完全に麻痺してしまいました。
よくある間違い
✕ 这首歌太帅了,我很麻。
○ 这首歌太帅了,我很感动。 / 太令人陶醉了。
日本語の「かっこよくてしびれる」という感動の意味では「麻」は使えず、誤用となります。
「しびれる」のよくある質問
Q. 山椒で舌がしびれる時も「麻」ですか?
Q. 「しびれて力が入らない」はどう言う?
麻má
意味
- 形 しびれる
- 名 しびれ
- 名 麻木
例文
コアイメージ
局所の神経や血流が弱まり、触れた感覚が薄れてピリピリとしたしびれが起こる状態。
関連語
使い方
類義語との違い
麻: 局所の神経や血流が弱まり、触れた感覚が薄れてピリピリとしたしびれや感覚の鈍化が起こる状態。
麻木: 感覚が広い範囲で強く鈍り、触れてもほとんど感じない状態。
麻痹: 神経や筋の働きが弱まり、感覚や動作に障害が出る状態。
中国語での定義
語源
漢字『麻』は麻という植物を表す字で、古くは繊維や薬に用いられたため植物名が先にあり、その名が薬効や感覚の変化を示す語へ転用され、『麻木』『麻醉』のように感覚の鈍りを表すようになった。
コラム
- 口語では『我手麻了』や『手有点麻』のように部位を直接言い、短時間のしびれは『手麻了』、しびれが起き始めは『发麻』、広く強い感覚消失は『麻木』と表現する。
例文
コアイメージ
体の一部の感覚が弱まり、触覚や痛みを感じにくくなる状態
関連語
使い方
類義語との違い
麻木: 体の一部の神経の感じ方が弱まり、触覚や痛みを感じにくくなる状態。
麻痹: 感覚や運動の働きが低下し、触っても感じにくくなったり動きが鈍くなる状態。
迟钝: 感覚や反応が通常より鈍く、感じたり動いたりするのに時間がかかる状態。
麻木不仁: 感覚が非常に鈍くなり、ほとんど感じなくなるほどの状態。
无知觉: 触れても痛みや温度などの感覚がまったく感じられない状態。
中国語での定義
語源
「麻木」は「麻」がしびれ・感覚喪失を示し、「木」が反応のない硬直を示す組合せで、もともとは身体の感覚が麻痺して木のように感じられることを意味した。
コラム
- 日常会話では「手麻了」「脚麻了」「手脚麻木」などの言い方が一般的で、「麻木了」だけだとやや書き言葉に聞こえることがある点を覚えておくと自然な表現になる。