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何はスペイン語で何と言う?疑問文や聞き返しと使い分け
スペイン語で「何」を表す基本の単語は qué(ケ)です。相手の言葉が聞き取れず「え?何?」と聞き返すときは、単に ¿Qué? と言うとぶっきらぼうで失礼に聞こえるため、通常は ¿Cómo?(コモ)や ¿Perdón?(ペルドン)を用います。
疑問文では文頭に逆疑問符「¿」、文末に「?」を置き、疑問詞の qué には必ずアクセント記号(ティルデ)を付けます。
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「何」の基本単語quéの発音と表記ルール
スペイン語で「何」を意味する最も基本的な単語は qué です。日本語のカタカナ表記では「ケ」と発音します。英語の「what」に相当し、物事の内容や定義を尋ねる疑問文をはじめ、日常会話から公の場まで幅広く使われます。
発音とアクセントの位置
qué の母音「e」は、日本語のエ段よりも口を横に少し引いて明確に「エ」と発音します。スペイン語の発音規則では、子音「qu」に「e」が後続する場合、「クーエ」ではなく濁らない「ケ」の音になります。
疑問詞の qué には文字の上にアクセント記号(ティルデ)が付いており、文中で強く発音されます。アクセントのない母音に比べて強く、やや高めの音調で明瞭に発音することが聞き取りやすさの基本となります。
疑問詞quéと関係詞・接続詞queの違い
スペイン語の表記で極めて重要な点が、アクセント記号(´)の有無による役割の違いです。文字の上にティルデがある qué は疑問詞または感嘆詞であり、「何」「どんなに」という意味を持ちます。
一方、アクセント記号のない que(ケ)は、関係代名詞(〜であるところの)や接続詞(〜ということ)として機能します。
例えば、¿Qué quieres?(ケ・キエレス / 君は何が欲しいですか?)という疑問文では疑問詞の qué を用います。これに対して、Quiero que vengas.(キエロ・ケ・ベンガス / 私は君に来てほしい)という文では接続詞の que を用います。
発音自体はほぼ同じですが、文章表記においてアクセント記号を省略すると文法的な誤りになります。文頭・文中を問わず、疑問の意味を持つ場合は必ずティルデを付ける必要があります。
逆疑問符「¿」と疑問符「?」の配置ルール
スペイン語の疑問文を書く際は、文末の疑問符「?」だけでなく、疑問文の開始位置に上下逆さまにした逆疑問符「¿」を配置する文法規則があります。これは読者が文章を読んでいる際、どこから疑問のイントネーションで読むべきかを瞬時に把握できるようにするための工夫です。
逆疑問符は必ずしも文全体の先頭に置くとは限りません。例えば文頭に呼びかけや前置きがある場合、実際の疑問が始まる位置から置きます。例えば、Juan, ¿qué haces?(フアン、何をしているの?)のように、呼びかけの Juan, の後ろに「¿」を入れます。
キーボードで入力する際は、スペイン語配列を設定するか、特殊文字パレットから入力します。
qué(ティルデあり)
- 疑問詞または感嘆詞
- 「何」「どんなに」の意味
- 文中で強く高めに発音
- 例: ¿Qué quieres?
que(ティルデなし)
- 関係代名詞や接続詞
- 「〜であるところの」「〜ということ」
- 発音自体はほぼ同じ
- 例: Quiero que vengas.
アクセント記号の有無で役割が大きく変わるため表記に注意が必要です。
聞き返しの「え?何?」言い方一覧と場面別使い分け
会話の途中で相手の言ったことが聞き取れなかったとき、日本語で「え?何ですか?」と聞き返す場面は頻繁にあります。しかし、スペイン語でそのまま直訳して ¿Qué?(ケ?)とだけ言うと、「はあ?何だって?」というような尊大でぶっきらぼうな響きになり、相手に不快感や威圧感を与える恐れがあります。
親しい友人同士のくだけた間柄以外では、より丁寧な表現を選ぶのがマナーです。
以下に、カジュアルな場面から目上の人に対する丁寧な場面、ビジネスや地域特有の表現まで、聞き返し表現を整理しました。
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| 表現 | 読み | ニュアンス | 使う相手や場面 |
|---|---|---|---|
| ¿Cómo? | コモ | 「何とおっしゃいましたか?」の標準形。自然で無難 | 友人、同僚、店員など誰に対しても使える万能表現 |
| ¿Perdón? | ペルドン | 「すみません、何ですか?」と丁寧にお詫びを含めて尋ねる | 初対面の人、店員、目上の人、一般的な日常会話 |
| ¿Disculpe? | ディスクルペ | 「失礼いたしました」と改まって聞き返す礼儀正しい形 | ビジネス、高齢者、改まった席、顧客対応 |
| ¿Qué dijo? | ケ・ディホ | 「何とおっしゃいましたか?」という客観的な確認 | 敬称を使う相手(usted)、上司、顧客 |
| ¿Qué dijiste? | ケ・ディヒステ | 「今なんて言ったの?」という親しい確認 | 友人、家族、親しい同僚 |
| ¿Puede repetir? | プエデ・レペティール | 「もう一度言っていただけますか?」という直接的な依頼 | 聞き取りが難しかったときの確実な依頼(丁寧) |
| ¿Cómo dice? | コモ・ディセ | 「何とおっしゃっていますか?」という改まった聞き返し | 電話口、ビジネスの打ち合わせ、年配者 |
| ¿Qué? | ケ | 「何?」と単刀直入。やや乱暴に聞こえやすい | 親しい友人、家族、緊急時(目上には厳禁) |
| ¿Mande? | マンデ | 「はい、何でしょうか?」というメキシコ特有の丁寧な応答 | メキシコおよび周辺国での日常会話、親や目上への返事 |
| ¿Oiga? | オイガ | 「もしもし?」「何ですか?」と注意を促す聞き返し | 電話口や、相手の声が途切れたときの確認 |
親しい友人とのカジュアルな聞き返し
気心の知れた友人や家族の間では、短く ¿Cómo?(コモ?)と語尾を上げて尋ねるのが最も一般的で自然です。また、少し笑い混じりに「え、今なんて言ったの?」と聞き直したい場合は ¿Qué dijiste?(ケ・ディヒステ?)と言います。
仲が良い間柄であれば ¿Qué? も使われますが、イントネーションを柔らかくしないと怒っているように受け取られることがあるため注意が必要です。
目上の人やビジネスでの丁寧な聞き返し
職場の上司、取引先、あるいは街中の見知らぬ人に対しては、まず謝意を述べる ¿Perdón?(ペルドン?)や ¿Disculpe?(ディスクルペ?)を使うのが基本作法です。
さらに丁寧に「もう一度お願いできますか?」と伝えるなら、¿Podría repetirlo, por favor?(ポドリーア・レペティールロ・ポル・ファボール / もう一度繰り返していただけますでしょうか?)という条件法の文を用いると、非常に洗練された印象を与えられます。
メキシコ特有の表現「¿Mande?」の文化的背景
メキシコを中心とする中米地域では、名前を呼ばれたときや相手の言葉が聞き取れなかったときに ¿Mande?(マンデ?)と聞き返す習慣が深く定着しています。
語源は動詞 mandar(命じる)の接続法現在形(相手に対する敬意を込めた命令形「ご命令をどうぞ」)に由来します。植民地時代の主従関係に端を発するという歴史的経緯から、現代の一部の知識層では使用を控える動きもありますが、一般社会では極めて礼儀正しい返事として親しまれています。
ただし、スペイン本国や南米の国々では使われず、外国人には ¿Cómo? や ¿Perdón? のほうが地域を問わず安全に通じます。
次の疑問相手の言った言葉自体の意味が分からず尋ねたいときは、「〜はどういう意味?」と聞く表現も覚えておくと便利です。
聞き返されたときの返し方と実践会話例
自分がスペイン語を話した際、相手から ¿Cómo? や ¿Perdón? と聞き返されることも多くあります。その際に慌てず落ち着いて対応できるように、返し方の基本表現と実際の会話の流れを身につけておきましょう。
聞き返されたときに使える便利な切り返し
相手に「え?」と聞き直されたら、次のような表現を前置きして、先ほどの言葉を繰り返したり言い直したりします。
- Digo que...(ディゴ・ケ... / 〜と言っているのです):自分の言った内容を要約して繰り返す表現。
- O sea...(オ・セア... / つまり...、要するに...):別の言葉でわかりやすく言い直すときのつなぎ言葉。
- Nada, no te preocupes.(ナダ、ノ・テ・プレオクペス / 何でもないよ、気にしないで):たいした用件ではなかった場合に会話を収める表現。
会話例1:カフェでの聞き返し(丁寧な場面)
店員とのやり取りで声が聞き取りにくかった場合の標準的な会話です。
A: ¿Qué desea tomar?(ケ・デセア・トマール / お飲み物は何になさいますか?)
B: ¿Perdón? No le escuché bien.(ペルドン? ノ・レ・エスクチェ・ビエン / すみません、よく聞こえませんでした。
)
A: Que si desea tomar algo.(ケ・シ・デセア・トマール・アルゴ / 何かお飲み物はいかがですか、とお伺いしました。
)
B: Un café con leche, por favor.(ウン・カフェ・コン・レチェ、ポル・ファボール / カフェオレを1つお願いします。)
会話例2:友人間での聞き返し(カジュアルな場面)
週末の予定について友人と話しているくだけた日常会話です。
A: ¿Qué vas a hacer este fin de semana?(ケ・バス・ア・アセール・エステ・フィン・デ・セマナ / 今週末は何をするの?)
B: ¿Cómo? Hay mucho ruido aquí.(コモ? アイ・ムチョ・ルイード・アキ / え?ここ騒音がひどくて。
)
A: Digo que qué planes tienes para el sábado.(ディゴ・ケ・ケ・プラネス・ティエネス・パラ・エル・サバド / 土曜日に何の予定があるのか聞いたんだよ。
)
B: Ah, voy al cine con mi hermano.(ア、ボイ・アル・シネ・コン・ミ・エルマノ / ああ、兄と映画に行くよ。)
会話例3:オフィスでの聞き返し(ビジネスの場面)
同僚や上司との業務連絡で詳細を確認する場面です。
A: Tenemos que entregar el informe antes de las tres.(テネモス・ケ・エントレガール・エル・インフォルメ・アンテス・デ・ラス・トレス / 3時までに報告書を提出しなければなりません。
)
B: ¿Disculpe? ¿A qué hora dijo?(ディスクルペ? ア・ケ・オラ・ディホ / 失礼ですが、何時とおっしゃいましたか?)
A: Antes de las tres de la tarde.(アンテス・デ・ラス・トレス・デ・ラ・タルデ / 今日の午後3時前です。
)
B: Entendido, me pongo a ello ahora mismo.(エンテンディード、メ・ポンゴ・ア・エジョ・アオラ・ミスモ / 了解しました、今すぐ取り掛かります。)
〜と言っているのです。自分の発言内容を要約して繰り返す表現。
つまり・要するに。別の言葉でわかりやすく言い直すときのつなぎ言葉。
何でもないよ、気にしないで。たいした用件でなく会話を収める表現。
相手に聞き直されたときは、状況に応じた前置きフレーズで対応します。
次の疑問会話が難しく感じたときは、相手にスペイン語が話せるか尋ねるフレーズを使って会話のペースを整えましょう。
「何」を使った基本疑問文の作り方と構文
スペイン語で「何」を使った疑問文を作る場合、語順は英語と似ていますが、主語の省略や動詞の活用に伴う独自の規則があります。代表的な2つの基本構文を理解すると、多様な疑問文を簡単に組み立てられます。
構文1:¿Qué + 動詞 ...?(何をする/何であるか)
疑問詞 qué の直後に動詞を置く形です。動作の内容や事物の状態・正体を直接尋ねる際に使われます。スペイン語では動詞の活用語尾から主語が誰であるかが明確にわかるため、主語(tú や usted など)は通常省略されます。
- ¿Qué es esto?(ケ・エス・エスト / これは何ですか?)
指示代名詞 esto(これ)の正体を尋ねる最も基礎的な文です。目の前にある正体不明の物について質問するときに使います。 - ¿Qué haces?(ケ・アセス / 何をしているの?)
動詞 hacer(する、作る)の君(tú)に対する現在形を用いた親しい挨拶や確認の言葉です。 - ¿Qué significa esta palabra?(ケ・シグニフィカ・エスタ・パラブラ / この単語はどういう意味ですか?)
動詞 significar(意味する)を用いた、語学学習中に欠かせない頻出フレーズです。 - ¿Qué quieres comer?(ケ・キエレス・コメール / 何が食べたいですか?)
助動詞的に機能する querer(〜したい)に不定詞を続けた日常的な質問文です。
構文2:¿Qué + 名詞 + 動詞 ...?(何の〜、どんな〜)
qué の直後に名詞を直接配置すると、「何の〜」「どんな〜」という限定の意味になります。この構文では、名詞の種類や属性を特定するための質問ができます。
- ¿Qué libro lees?(ケ・リブロ・レエス / 何の本(どんな本)を読んでいるのですか?)
- ¿Qué música te gusta?(ケ・ムシカ・テ・グスタ / どんな音楽が好きですか?)
- ¿Qué tipo de vino prefiere?(ケ・ティポ・デ・ビノ・プレフィエレ / どのような種類のワインがお好みですか?)
前置詞と組み合わせた応用構文
スペイン語の疑問文では、動詞が必要とする前置詞を疑問詞 qué の直前に置きます。英語のように前置詞を文末に残すことは文法上許されません。
- ¿De qué hablas?(デ・ケ・アブラス / 何について話しているの?)
動詞 hablar de...(〜について話す)の前置詞 de が qué の前に置かれます。 - ¿En qué piensas?(エン・ケ・ピエンサス / 何を考えているの?)
動詞 pensar en...(〜について考える)の前置詞 en が文頭に立ちます。 - ¿Para qué sirve esto?(パラ・ケ・シルベ・エスト / これは何のために使うのですか?)
目的を表す前置詞 para と結びつき、「何のために」という用途を尋ねます。 - ¿Por qué?(ポル・ケ / なぜ? どうして?)
理由を表す前置詞 por と qué が合わさると「なぜ」という理由を尋ねる疑問詞になります。回答するときの「なぜなら〜だから」は1語の porque(ポルケ / ティルデなし)となるため、混同に注意してください。
¿Qué es esto?これは何ですか?
quéの直後に動詞を置き、主語は通常省略して質問を作ります。

quéとcuálの使い分け基準と間違いやすい誤用例
日本語の「何」をスペイン語に訳す際、日本人学習者が最もつまずきやすいのが qué と cuál(クアル)の混同です。英語の「what = qué」「which = cuál」と単純に暗記していると、スペイン語特有の論理構造と食い違い、不自然な文を作ってしまいます。
直感的にわかるquéとcuálの判別表
2つの疑問詞の使い分け基準は、「定義や概念を問うているのか」「選択肢の中から選ばせているのか」という点にあります。
表は横にスクロールできます →
| 疑問詞 | 根本的な意味 | 代表的な質問内容 | 例文 |
|---|---|---|---|
| qué | 定義・概念・本質(What is it?) | 物の正体、言葉の定義、職業、行為そのもの | ¿Qué es la paella?(パエリアとは何ですか?) |
| cuál | 複数の選択肢からの特定(Which one?) | 名前、電話番号、住所、誕生日、おすすめの1点 | ¿Cuál es tu nombre?(お名前は何ですか?) |
直後が「動詞ser(es)」のときの決定的な違い
直後に動詞 ser(〜である)の3人称単数形 es が続く場合、qué と cuál の使い分けルールが明確に現れます。
- ¿Qué es...? = 「〜とは何ですか?(定義を教えてください)」
事物の正体や辞書的な定義を尋ねる表現です。例えば ¿Qué es el sushi?(寿司とは何ですか?)と聞けば、「酢飯に生魚を乗せた日本料理です」という概念の説明を求めることになります。 - ¿Cuál es...? = 「(いくつかある候補の中で)あなたの該当するものはどれですか?」
世の中に無数に存在する可能性の中から、特定の1つを同定することを求めます。
日本人が間違えやすい典型的な誤用例
日本語で「あなたの名前は何ですか?」「電話番号は何番ですか?」と言うため、ついつい qué を使いたくなりますが、これは文法的に誤りとなります。
× 誤り:¿Qué es tu nombre?
○ 正しい:¿Cuál es tu nombre?(クアル・エス・トゥ・ノンブレ)
もし誤って ¿Qué es tu nombre? と言ってしまうと、「あなたの名前という単語の定義は何ですか?」と聞いていることになり、ネイティブスピーカーには大変奇妙に聞こえます。
「世界中にある名前という候補の中から、あなたの名前はどれですか」と捉えるため、正解は cuál です。
同様に、個人の特定情報(選択肢から選ばれるもの)はすべて cuál を用います。
- ¿Cuál es tu número de teléfono?(クアル・エス・トゥ・ヌメロ・デ・テレフォノ / 電話番号は何番ですか?)
- ¿Cuál es tu dirección de correo electrónico?(クアル・エス・トゥ・ディレクシオン・デ・コレオ・エレクトロニコ / メールアドレスは何ですか?)
- ¿Cuál es tu plato favorito?(クアル・エス・トゥ・プラト・ファボリート / 好きなお料理は何ですか?)
名詞の直前にはcuálを使わない規則
もう1つの重要なルールとして、現代の標準スペイン語では cuál の直後に名詞を置かないという文法規則があります(中南米の一部地域を除き、一般に非推奨とされます)。名詞が直後に続く場合は、選択肢から選ぶ場合であっても qué + 名詞 を用います。
- × 不自然:¿Cuál libro prefieres?
- ○ 正しい:¿Qué libro prefieres?(どの本が好きですか?)
- ○ 代替案(動詞を挟む):¿Cuál de estos libros prefieres?(これらの本の中でどれが好きですか?)
日常会話や旅行先ですぐ使える場面別定番フレーズ集
qué を使った決まり文句は、スペイン語圏の日常生活や旅行のあらゆる場面で登場します。丸ごと覚えておくと現地ですぐに役立つ実践的な表現を場面別に紹介します。
挨拶と状況確認のフレーズ
人と会ったときの挨拶や、様子がおかしい相手に声をかけるときの定番フレーズです。
- ¿Qué tal?(ケ・タル / 調子はどう? やあ!)
¡Hola!(オラ)に次いで頻繁に使われる挨拶です。英語の「How are you?」や「What's up?」に近く、友人から初対面まで広く通用します。 - ¿Qué pasa?(ケ・パサ / どうしたの? 何かあった?)
動詞 pasar(起こる)を用い、何が起きているのかを尋ねる表現です。親しい間柄のくだけた挨拶「最近どう?」としても使われます。 - ¿Qué hay de nuevo?(ケ・アイ・デ・ヌエボ / 何か新しいことあった?)
久しぶりに会った知人に対して近況を尋ねる自然な表現です。
時間・スケジュールのフレーズ
時刻や予定を確認する際の必須表現です。
- ¿Qué hora es?(ケ・オラ・エス / 今何時ですか?)
時刻を尋ねる最も基礎的な表現です。街中で尋ねる際は、前に Disculpe,(すみません)を添えると丁寧です。 - ¿A qué hora empieza la película?(ア・ケ・オラ・エンピエサ・ラ・ペリクラ / 映画は何時に始まりますか?)
特定のイベントが何時に始まるかを確認する際は、前置詞 a を伴って ¿A qué hora...? と尋ねます。 - ¿Qué día es hoy?(ケ・ディア・エス・オイ / 今日は何曜日(何日)ですか?)
日付や曜日を確かめたいときに使います。
レストラン・買い物・旅行先のフレーズ
旅行先の飲食店や売店で要望を伝えたりアドバイスを求めたりする表現です。
- ¿Qué me recomienda?(ケ・メ・レコミエンダ / 何がおすすめですか?)
レストランでウェイターにおすすめのメニューを聞く際の鉄板フレーズです。 - ¿Qué tiene este plato?(ケ・ティエネ・エステ・プラト / この料理には何が入っていますか?)
アレルギーや苦手な食材があるかを確認する際に役立ちます。 - ¿Qué precio tiene esto?(ケ・プレシオ・ティエネ・エスト / これはおいくらですか?)
価格を尋ねる表現で、¿Cuánto cuesta? と同様によく用いられます。
「なんて〜なんだ!」感嘆文¡Qué!の作り方と発音
qué は疑問文だけでなく、驚きや感動、怒りなどの強い感情を表す感嘆文(〜なんて…なんだろう!)の文頭にも置かれます。日常会話の相づちとして極めて使用頻度が高い表現です。
感嘆文の表記記号と構造
感嘆文を表記する際は、文頭に逆感嘆符「¡」、文末に通常の感嘆符「!」を配置します。疑問詞と同様、感嘆詞として機能する qué にも必ずアクセント記号(ティルデ)が付きます。
基本の構文は以下の2通りです。
- ¡Qué + 形容詞(または副詞)!:なんて〜なんだろう!
- ¡Qué + 名詞!:なんという〜なんだろう!
会話で多用される感嘆フレーズ
相手の話に対するリアクションとして即座に使える表現です。語尾に感情を込めて発音します。
- ¡Qué bien!(ケ・ビエン / よかったね! 素晴らしい!)
良い知らせを聞いたときの最も一般的な相づちです。 - ¡Qué lástima!(ケ・ラスティマ / なんて残念なんだ! お気の毒に。)
残念な出来事を聞いたときに同情を表す定番表現です。 - ¡Qué bonito!(ケ・ボニート / なんて綺麗なんだろう! かわいい!)
景色、工芸品、街並み、動物などを褒めるときに使います。 - ¡Qué calor!(ケ・カロール / なんて暑いんだ!)
気温の高さや天候に対してつぶやく日常表現です。 - ¡Qué sorpresa!(ケ・ソルプレサ / なんて驚きだ! びっくりした!)
思いがけない再会や出来事に遭遇したときの感嘆詞です。 - ¡Qué rico!(ケ・リコ / なんて美味しいんだろう!)
食事を口にして美味しいと感じた瞬間に自然と口から出るフレーズです。
発音時のアクセントと子音の注意点
感嘆文を話す際は、¡Qué! をしっかり強めに発音し、続く形容詞や名詞のアクセントのある母音へとテンポよく音をつなげます。例えば ¡Qué rico! の場合、スペイン語の r は舌先を上あごの歯茎近くで振動させる巻き舌の音です。
単語の先頭にある r は1文字であっても rr(二重子音)と同じく強い巻き舌(振動音)になるため、「ケ・ルリコ」のように勢いよく舌を震わせて発音するとネイティブらしい響きになります。
¡Qué + 形容詞/副詞!
- ¡Qué bien!(よかったね!)
- ¡Qué bonito!(なんて綺麗なんだ)
- ¡Qué rico!(なんて美味しいんだろう)
¡Qué + 名詞!
- ¡Qué lástima!(なんて残念なんだ)
- ¡Qué calor!(なんて暑いんだ)
- ¡Qué sorpresa!(なんて驚きだ)
¡Qué!の直後に置く品詞によって、2つの基本構文に分かれます。
次の疑問感情を込めた感嘆文をさらに使いこなしたいなら、「なんてラッキーなんだ!」と伝える表現もあわせてチェックしてみてください。
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よくある質問
- Q. 「え?何?」は¿Qué?と聞いて平気?
- 親しい友人同士なら通じますが、単独の¿Qué?は相手に「はあ?何?」とぶっきらぼうで失礼な印象を与えやすいです。日常会話では丁寧な¿Cómo?や¿Perdón?を使うのが安全です。
- Q. 名前を聞く時はなぜcuálを使うの?
- スペイン語で¿Qué es tu nombre?と言うと「名前という言葉の定義は何ですか」という意味になってしまうためです。無数にある名前の選択肢から該当するものを指すため、¿Cuál es tu nombre?と言います。
- Q. メキシコの「¿Mande?」は他国でも通じる?
- 意味自体はスペイン語圏全体で理解されますが、聞き返し表現として日常的に使うのは主にメキシコです。スペイン本国や南米では通常¿Cómo?や¿Perdón?を用います。
- Q. queとquéの見分け方は何ですか?
- 疑問の意味(何)や感嘆(なんて〜)を表す語にはアクセント記号(ティルデ)が付いてquéとなり、接続詞(〜ということ)や関係代名詞として文をつなぐ語にはティルデが付かずqueとなります。
- Q. 「何時ですか?」はスペイン語で何?
- 「¿Qué hora es?(ケ・オラ・エス)」と言います。知らない人に街中で尋ねる場合は、手前に「Disculpe(すみません)」を添えて「Disculpe, ¿qué hora es?」と聞くと礼儀正しい表現になります。
2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部