「肝臓」は中国語で何と言う?
「肝臓」は中国語で「肝脏」または「肝」と言います。最も一般的に臓器そのものを指すときは2音節の「肝脏」が使われます。一方、「肝」は日常会話で「肝臓の調子が悪い」と言ったり、医学用語の複合語(肝機能など)や食材(レバー)を指したりするときによく用いられます。
使い分け
- 肝
単独でも肝臓を指し、日常会話や医学系の複合語、食材のレバーとして幅広く使われます。単音節のため口語でも好まれます。
少喝点酒,对肝好。
酒は控えめにしなさい、肝臓に良いから。
- 肝脏
臓器としての肝臓を明確に指すフォーマルな表現です。医学的な説明や解剖学的な文脈、文章語でよく使われます。
肝脏是人体的重要器官。
肝臓は人体の重要な器官です。
よくある間違い
✕ 吃炒肝脏
○ 吃炒猪肝 / 吃炒鸡肝
食材としてのレバーには「肝脏」を使わず、「猪肝(豚レバー)」など「動物名+肝」と言います。
「肝臓」のよくある質問
Q. 「脂肪肝」は中国語でも同じですか?
Q. スラングの「肝」とは何ですか?
例文
コアイメージ
老廃物を分解し必要な物質を合成する、体内の化学工場のような臓器
関連語
使い方
類義語との違い
肝: 老廃物を分解し必要な物質を合成する、体内の化学工場のような臓器
肝脏: 人体にある、老廃物を分解し必要な物質を合成する臓器
肝功能: 代謝や解毒など、肝脏の働き
肝病: 肝脏に関する病気の総称
中国語での定義
語源
「肝」は形声字で、肉を表す偏と『干』の音を示す旁から成り、古くから臓器名として用いられてきたため、現代中国語でも肝臓に関する語の語幹として使われる。
コラム
- 料理の話では「猪肝」「鸡肝」など食材名でよく出る一方、健康話題では「肝功能」「保肝」など医学的表現と一緒に現れることが多く、文脈で臓器か食材かを判断する習慣をつけると便利である。
例文
コアイメージ
毒素処理とエネルギー貯蔵を同時に行う内部の製造倉庫
関連語
使い方
類義語との違い
肝脏: 体内で毒素を分解し、栄養やエネルギーを貯える代謝に関わる大きな臓器。
心脏: 血液を全身に送り出すポンプのような筋肉性の臓器。
肺: 空気から酸素を取り入れ二酸化炭素を出す呼吸器の臓器。
肾脏: 血液をろ過して不要な物質を尿として排出する臓器。
胃: 食べ物を一時的にためて消化液で分解する袋状の消化器の臓器。
中国語での定義
語源
「肝脏」は現代中国語の解剖学用語で、「肝」は特定の臓器を示す字、「脏」は内臓を意味する字の簡体形であるため、字面どおり身体内部の肝を指す語として定着した。
コラム
- 中国語では日常的に器官名として使う一方で、口語やネットでは「肝」が長時間の作業や過度の頑張りを表すスラングとしても使われるため、文脈で臓器の意味か比喩かを判断する。