「悲しませる」はフランス語で何と言う?
「悲しませる」に最も幅広く使える動詞は peiner です。日常会話から文章まで使え、人の心を痛めさせるニュアンスを表します。一方、désoler や navrer は「心苦しく思わせる」という意味合いが強く、お詫びの表現でも多用されます。また、affliger はより改まった表現で、深い悲哀や苦痛を与える場合に使われます。
使い分け
- peiner
日常的によく使われ、相手をがっかりさせたり心を痛めさせたりする状況を表します。原因が主語になることが多いです。
Son départ m'a beaucoup peiné.
彼が出発したことは私を大いに悲しませた。
- désoler
相手を深く悲しませる、困惑させるという意味です。現在分詞や受動態の形で「申し訳なく思う」という謝罪にもよく使われます。
Cette mauvaise nouvelle va la désoler.
この悪い知らせは彼女を悲しませるだろう。
- navrer
胸が張り裂けるほど悲しませるという強い表現です。日常会話では「本当に心苦しい」とお詫びする定型表現で頻出します。
Votre refus me navre profondément.
あなたにお断りされたことは私をひどく悲しませます。
- affliger
主に書き言葉や改まった場面で使われ、不幸や災難によって人を深く打ちのめし、悲嘆に暮れさせるニュアンスを持ちます。
La mort de son ami l'a affligé.
友人の死は彼をひどく悲しませた。
よくある間違い
✕ Je suis désolé pour te rendre triste.
○ Ça me peine de te rendre triste.
désolé は謝罪の「ごめんなさい」として定着しており、単に悲しい心境を述べる文脈脈には不自然なためです。
「悲しませる」のよくある質問
Q. 「悲しませてごめん」はフランス語で何と言いますか?
Q. rendre triste と peiner の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
期待が裏切られてがっかりし、気持ちがしぼむ感覚
関連語
使い方
類義語との違い
désoler: 相手を深く失望させて悲しい気持ちにさせる。
décevoir: 期待を裏切ってがっかりさせる。
peiner: 人を悲しませて心に痛みを感じさせる。
blesser: 感情を傷つけてつらい思いをさせる。
embêter: 人に迷惑や不快感を与える。
フランス語での定義
Faire éprouver de la peine, parfois du découragement, à quelqu'un.
語源
語はラテン語desolāre(de-+solāre「慰める」)にさかのぼり、古仏語desolerとして用いられた過程で『慰めを取り去る』という含みが強まり、悲しませる意味になった。
コラム
- 'Ça me désole'は強い残念や落胆を伝える表現であり、軽い不満を述べる場面では'Ça m'embête'や'Ça m'ennuie'が使われることが多い。

ゲームで覚える・約 1 分
désoler をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
胸の奥に響くような申し訳なさと悲しみを伴う
関連語
使い方
類義語との違い
navrer: 相手に胸が締めつけられるような申し訳なさと悲しみを与える。
désoler: 残念さや謝罪の気持ちを強く感じさせる。
peiner: つらさや悲しみで心を傷つける。
attrister: しんみりとした悲しみを感じさせる。
フランス語での定義
Rendre quelqu'un profondément triste ou peiné ; peut aussi servir pour exprimer des excuses formelles (par ex. « Je suis navré »).
語源
語は中世フランス語にさかのぼり、名詞 navre(苦痛・傷)や形容詞 navré と同根で、元は『傷を与える』という意味から感情的な『悲しませる』へと意味変化した
コラム
- 『Je suis navré(e)』は謝罪でよく使われるがやや改まった表現のため、カジュアルな場では désolé の方が自然である
例文
コアイメージ
人の心に重さや痛みが残る状態
関連語
使い方
類義語との違い
peiner: 人の心に悲しみやつらさを与える
blesser: 言葉や行為で感情を傷つけて痛みを感じさせる
décevoir: 期待や望みを裏切ってがっかりさせる
chagriner: 心に悲しみや落ち込みを生じさせる
contrarier: 思いどおりにいかないようにして不満や不快を与える
フランス語での定義
語源
ラテン語 poena(罰・苦しみ)から古フランス語 peine(苦痛・困難)ができ、そこから動詞 peiner が派生して「(人を)悲しませる、苦しめる」の意味になった。
コラム
- 日常では «Ça me peine» で「それは悲しい」と感情を表し、動詞が «peiner à + 不定詞» の形で「〜するのに苦労する」という別の用法になる点が混同しやすい。
例文
コアイメージ
心に重い悲しみがのしかかり、元気がなくなる感覚。
関連語
使い方
類義語との違い
affliger: 重い悲しみを心に残し、元気をなくさせる。
attrister: 悲しみの気持ちを起こさせ、心を重くする。
peiner: 悲しみを感じさせ、気持ちを沈ませる。
faire de la peine: 相手に悲しい気持ちを与える行為や言動をする。
フランス語での定義
Causer de la peine ou de la tristesse à quelqu'un, lui faire éprouver du chagrin.
語源
古典ラテン語 affligere に由来し、接頭辞 ad-(〜へ)と fligere(打つ)から成り、本来は「打ち倒す」を意味し、のちに「悲しませる・苦しめる」の意味を帯びるようになった。
コラム
- 口語ではやや硬い表現で、日常会話では attrister や peiner、または「faire de la peine」を使うことが多い。