「悩ませる」はフランス語で何と言う?
「悩ませる」をフランス語で表す場合、もっとも一般的に使われるのは tourmenter です。不安や苦痛が人を精神的・肉体的に苦しめる場面で幅広く用いられます。一方、obséder は特定の考えや記憶などが頭から離れず、取り憑くように人を苦しめる状況で使われます。苦痛の性質や執着度合いによって使い分けるのが基本です。
使い分け
- tourmenter
不安、疑問、あるいは肉体的な痛みが人を絶えず苦しめ、苛立たせる場面で幅広く使われます。受動態や代名動詞でも頻出です。
Ce doute affreux continue de me tourmenter.
この恐ろしい疑念が私を悩ませ続けている。
- obséder
ある考えやイメージ、欲求などが頭にこびりついて離れず、強迫観念のように人を悩ませるときに使います。
Cette idée étrange commence à l'obséder jour et nuit.
その奇妙な考えが昼夜を問わず彼を悩ませ始めている。
よくある間違い
✕ Je suis obsédé par le problème.(軽い日常の困りごとに対して)
○ Ce problème me tourmente. / Ce problème m'inquiète.
obséder は強迫観念に近い強さがあるため、日常の軽度な悩みには重すぎます。
「悩ませる」のよくある質問
Q. 「頭を悩ませる」の決まり文句は?
Q. 「悩む」と自発的に言う場合は?
tourmenter
意味
- 動 悩ませる
- 動 苦しめる
例文
コアイメージ
心が深く乱され、日常行動に影響が出るような重い悩みの状態。
関連語
使い方
類義語との違い
tourmenter: 強い不安で心を乱し、日常生活に支障をきたすほど悩ませる。
inquiéter: 不安や心配の気持ちを生じさせる。
préoccuper: ずっと気にかかって心を占める。
déranger: 作業や休息を邪魔して不便や不快を与える。
embêter: 軽い不快や面倒を与えて困らせる。
フランス語での定義
Imposer à quelqu'un une souffrance morale ou un souci persistant qui l'affecte profondément.
語源
ラテン語 tormentum(torquere『ねじる』)が語根となり、古フランス語を経て「悩ませる・苦しめる」の動詞になった。
コラム
- 他人を主語にすると強い表現になりやすく、自分の状態を表すときは se tourmenter の形で用いることが多い。

ゲームで覚える・約 1 分
tourmenter をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
obséder
意味
- 動 悩ませる
- 動 取り憑く
- 動 執着する
例文
コアイメージ
同じ考えが何度も頭に現れて消えず、他のことに集中できなくなる状態
関連語
使い方
類義語との違い
obséder: あることが何度も頭にこびりついて消えず、他のことに集中できなくなる
s'inquiéter: 心配な気持ちになる
préoccuper: 何かが気になって考えや心がそれで占められる
inquiéter: 誰かを不安にさせる
tracasser: 細かいことを気にして人を悩ませる
フランス語での定義
Troubler fortement l'esprit de quelqu'un par une idée, une image ou une inquiétude qui revient sans cesse.
語源
ラテン語 obsidēre(ob-「〜に向かって」+ sedēre「座る」)に由来し、包囲する→心を占める意味に転じた
コラム
- 会話では強い表現のため軽い心配にはpréoccuperやs'inquiéterを使い、表現は「être obsédé par + 対象」が一般的