「まとわりつく」は中国語で何と言う?

「まとわりつく」の中国語表現としては「缠」が最も一般的です。物理的に物が巻きつくだけでなく、人になついて離れない場面でも広く使われます。一方、「纠缠」はしつこくつきまとって困らせたり、問題などが複雑に絡み合って離れなかったりする否定的なニュアンスで使い分けるのが基本です。

使い分け

  • 缠

    ひもや植物が巻きつくほか、子供や犬が甘えて離れない様子にも使います。日常会話で幅広く用いられる表現です。

    孩子一直缠着妈妈要买玩具。

    子供はずっとお母さんにまとわりついておもちゃをねだっています。

  • 纠缠

    しつこくつきまとって嫌がらせをする、または厄介な問題が絡みついて離れないという迷惑・否定的な文脈で用います。

    那个醉汉一直纠缠不休。

    あの酔っ払いはずっとしつこくまとわりついて離れません。

よくある間違い

  • ✕ 小猫一直纠缠着我。

    ○ 小猫一直缠着我。

    「纠缠」は迷惑なつきまといを表すため、猫の甘える仕草には不自然です。

「まとわりつく」のよくある質問

Q. 服が肌にまとわりつくときは?
汗や静電気で服が体に貼りつく場合は「贴」や「粘」を使います。例えば「出汗后衣服紧贴在身上(汗をかいて服が肌にまとわりつく)」のように表現し、「缠」は使いません。
Q. 「缠」と「纠缠」の大きな違いは?
「缠」は子供が甘えてまとわりつくような好意的な場面でも使えますが、「纠缠」はしつこく言い寄ったり揉め事態が長引いたりするような、迷惑で嫌なまとわりつきに限定される点です。

缠chán

意味

  • 動 まとわりつく
  • 動 付きまとう
  • 動 巻き付ける
缠のイラスト

例文

他tā总zǒng是shì缠chán着zhe我wǒ问wèn问wèn题tí。

彼はいつも私にまとわりついて質問する。

渔yú网wǎng在zài海hǎi浪làng中zhōng互hù相xiāng缠chán结jié,收shōu起qǐ来lái很hěn麻má烦fán。

漁網が波の中で互いに絡み合い、片付けるのが面倒だ。

コアイメージ

物や心が絡まり合って簡単にほどけない固い結びつき

関連語

使い方

類義語との違い

缠chán: 人や物にしつこくまとわりついて離れない。
纠jiū缠chán: 言葉や行動で相手にしつこくまとわりついて離れない状態を指す。
缠chán绕rào: 糸や縄のように他の物に巻き付いて離れなくなる。
萦yíng绕rào: 心に残って離れない感情や思いを表す。
纠jiū结jié: 複雑に絡まり合って解決や判断が難しくなる状態を指す。

中国語での定義

使shǐ物wù体tǐ相xiāng互hù缠chán绕rào或huò被bèi缠chán绕rào,或huò指zhǐ感gǎn情qíng、言yán语yǔ等děng纠jiū缠chán不bù休xiū、难nán以yǐ摆bǎi脱tuō的de状zhuàng态tài。

語源

会意的に糸偏が巻くことを示し、古くは物を巻きつける意味から比喩的に心や行動の執着を表す語義へと拡張した。

コラム

  • 例文のように誰かが繰り返し問いかけて離れない場面では『缠着+人』の言い方が自然に聞こえることが多い。

纠jiū缠chán

意味

  • 動 まとわりつく
  • 動 絡む
  • 動 悩ませる
  • 動 執着する
纠缠のイラスト

例文

他tā总zǒng是shì纠jiū缠chán我wǒ不bú放fàng。

彼はいつも私にまとわりついて離れない。

他tā不bú断duàn纠jiū缠chán对duì方fāng要yào答dá案àn。

彼は相手に答えを求めてしつこくまとわりついている。

コアイメージ

細い糸やつるが何度も巻きついて身動きが取れなくなる感覚

関連語

使い方

類義語との違い

纠jiū缠chán: 人や物にしつこくまとわりつき、離れようとしない。
缠chán绕rào: 糸やつるが何度も巻きついて離れなくなる。
缠chán住zhù: 強く巻きついて動けなくする。
困kùn扰rǎo: 日常や気持ちを悩ませて迷惑を与える。
纠jiū结jié: 考えや感情がもつれて決められなくなる。

中国語での定義

指zhǐ人rén或huò事shì像xiàng线xiàn、藤téng一yí样yàng反fǎn复fù缠chán绕rào,使shǐ难nán以yǐ分fēn开kāi或huò摆bǎi脱tuō,也yě可kě比bǐ喻yù思sī想xiǎng或huò感gǎn情qíng在zài心xīn中zhōng反fǎn复fù盘pán旋xuán不bù能néng放fàng下xià的de状zhuàng态tài或huò行xíng为wéi。

語源

「纠」は繁体の「糾」に由来し、糸のもつれを表す字形を持つ。「缠」は繁体の「纏」の簡体字で、糸や物が巻きつく動作を示すため、両字が合わさって物理的な絡まりと心の執着の比喩を表す語になった。

コラム

  • 口語では人や物にしつこく絡む意味で使われることが多く、対人表現では否定的な語感を伴うため改まった場やビジネスの場面では用いられにくい。

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